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ん。
[目を覚まして、自分がどうなっているのかをすぐさまに理解した。
触れることも見えることもないが、弓槻のすることを眺めながら傍をついていく。]
…。
私だって泣けたら泣いてたわよ。
泣けたら楽だった。
気持ちは無理に押し込むものじゃないわね。
[と言っても、聞こえるわけでもないのだろう。
反対の連結部近くまで移動する彼のあとをついていき、天体図を描いていく様子を眺めている]
[死者の世界に人が増えて段々と賑やかになっていくのを、隅っこで遠目に見やる。
――リウは、来なかった。
目を伏せて、落胆したような表情を浮かべる。頭を壁に預けると、自分の中に燻っている黒い感情を吐き出すかのように長い息を吐いた。
…リウがこっちに来るかも知れないって…そう思った時、あたしは二つの意味で嬉しかった。
一つは、彼女をエア抱擁した時に言ったようにずっと一緒にいれるから。
リウとは所謂三角関係…になっちゃった訳だけど、それでもやっぱりあたしはリウの事が大好きだ。
とっても大事な友達。
リウの可愛い仕草や甘えたような声、眼差しを受けると、可愛らしくて胸がほわっとする。癒される。]
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だから、縄足りるよね…?
狼が勝つには博打でも占噛みか霊噛みだったんじゃ。
んー……弓槻くんが鬼の可能性もあるのかな。
[もう一つは…言うまでもない。
リウが死ねば、ヨシアキを取られる事がないから。
リウだけがヨシアキに触れられるなんてズルイ。
近藤さんの問いかけに、『リウには頑張ってほしい、のかな?』なんて言ったけど、あんなの嘘。ただの綺麗ごと。
本当は、あの問いかけをされた時黒い感情が胸中を渦巻いてた。
あたしの中にもこんな感情があったんだってちょっと吃驚した。
だけど、嫉妬に狂うなんて醜いから。
だから嘘をついた。
そんな自分を誰にも見せたくなかった。
まぁ『目の前で繰り広げられたら〜』なんてちょっと本音は言っちゃったけど]
[でも、そんな事を思う反面、二人には生きて元の世界に帰って欲しいとも思う。
リウもヨシアキも大好きだ。
生きて幸せになってくれたら、なんて思う。
もう自分が何を望んでるのか、自分自身で分からなくなってきた。
心の中がグチャグチャだ。
そんな中リウが鬼じゃなかった、と。
そんな声が聞こえてきて、壁に預けていた頭をゆっくりと離すと、目を開けた。
喜びながらリウを抱きしめるヨシアキの姿が視界に飛び込んでくる。
――何故だろう。
リウに対して嫉妬心ではなくて、怒りと呆れを覚えた。
因みに彼女にではない。ヨシアキにだ]
…あれ?
なんでだろ…。
[思わずきょとんとして、二人の姿をガン見してしまう。
ここに来たばかりの時は、リウがヨシアキの隣に座って手を繋いでいただけで彼女に嫉妬を覚えていたのに何故?]
………?
[こっちに来てからの事を色々と思い起こしてみる。
リウにクッション代わりにしていいぞーなんていうヨシアキ。
リウの頭をクシャクシャと撫でるヨシアキ。
リウを抱きしめるヨシアキ。
色んなヨシアキの姿が走馬灯のようにフラッシュバックし、ある結論に辿り着く]
多分あたし…ヨシアキに愛想尽かしたのかも。
[元々彼がリウと同じタイプで、仲のいい友人にはスキンシップをよく取る事は分かってる。
ヨシアキとしては、普段と変わらない事をしているつもりなのだろう。
恐らく他意はない。
だけど…自分が死んだばかりだというのに、ああいや。“あの時”の彼の様子から察するに彼の中で自分は死んでいなくて、隣の車両で寝ている事になっているのか]
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