67 未設定の村−白い貝殻−
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『やっと見つかったと、思ったのに』
[倒れた体、フユキに背負われた体とは、違うところから『声』がする]
あちゃー……ロッカちゃんまで、こっち来ちゃったんだ。
[それは、フユキやホズミには、聞こえないであろう『声』]
『みんなみんな泡になっちゃえばいいのに』
……ロッカちゃん?何の話?
ロッカちゃん!?
(+8) 2010/10/16(土) 20時00分位[蔵]
[なあに?と、眠そうに微笑む顔は、ついさっき茶屋で見たのと同じもの]
えっと……。
ロッカちゃんは、何を、知って……いや。
何を、探してるんだろ?
あたしに、できることは、ある?
[見当もつかないままに、問う。眠りに落ちるロッカを、引き留めることはしないまま]
(+9) 2010/10/16(土) 20時00分位[蔵]
……あの馬鹿、どこ彷徨ってんのかなー。
バーゲンにでも行ったんだろーか。
まあアレだ、あいつがいたからって、どーにかなるわけでもないっちゃないんだが。
あたしも、なーんにもできてないわけだし。
窓硝子に映ったアレも、無駄んなっちゃったしなー。
[がっくりと肩を落とす]
(+10) 2010/10/16(土) 20時00分位[蔵]
あたしに、今、わかるのは……
あいつが、アンちゃんやあたしをどーにかしたんじゃない、ってことだけだね。
なんという情報不足!
ま、なまじ真相に辿り着いたとしても、ホズミねーさんたちに伝える術がないわけで。それは余計に胃に悪い気もするね。もう、胃とか無いけどさ。
……声を無くした人魚姫は、やっぱりそういうやきもき気分だったんだろーか。
いや、柄じゃないから。
[視線を落とせば、制服のスカートから、見慣れた自分の足がのびている]
(+11) 2010/10/16(土) 20時20分位[蔵]
[なんとなく人の気配を追って、辿り着くのは診療所]
…………。
[悲嘆にくれつつも、どちらかといえば呆然と途方にくれるような人々の姿]
まあ、そーだよね。
いきなり、えっと……アンちゃんと、ケンと、ロッカちゃんと、あたし。4人立て続けにコレだもんね……。
……え?なに?
ワカバも!?
[誰かの口から出たその名に、驚いて辺りを見回す]
アレか。狙われてるのは若い男女かっ!?
(+19) 2010/10/16(土) 21時40分位[診療所]
>>28
[ホズミの言葉に、思考を巡らせる]
足りない、とか、やっと見つかった、とか、言ってたね。
何かを求めてたのは、ロッカちゃんなのかな。
あたしたちがこうなったのは、例えばの話……あたしたちの命が、その「足りない」何か?
でも、ロッカちゃんまでこーなって、それはロッカちゃんの予想外の出来事だったっぽいし。
なるほど、わからん。
(+22) 2010/10/16(土) 21時50分位[診療所]
>>+18
[何事か考えに耽っているらしい、聞き覚えのある声に振り向いた]
何かわかりそう?少年探偵君。
あんたさー、伝承とか詳しいみたいじゃん。
雷神様がどうとか、柿がどうとか、あんのかな。
アンちゃんのことは、橋を渡ったせいじゃないかって、最初思ったんだけど……あたし、橋の近くにすらいなかったんだよね。
>>30
[ヘイケの言葉に、まばたきして]
……カミナリ、か。うん、そーだね。
カミナリに撃たれたにしちゃ、髪の毛アフロになったりはしてないわけで。
雷神様絡みなのか、何なのか。
(+23) 2010/10/16(土) 21時50分位[診療所]
はっ!
ウミちゃんが喋ってる……!
あーんど、あたしたちの姿が見えてるだけじゃなくて、声も聞こえてるのかっ!
せっかくのチャーンス!なのに、特にお知らせすべき目新しい情報が無いっ!
「女子更衣室には魔除けのお札とか貼っといてー!」
だめだ……今何の足しにもならない……。
(+26) 2010/10/16(土) 22時00分位[診療所]
>>+25
女子更衣室はともかくさ。
[ハリセンが近くに無いし、あっても持つことはできないので、手をぶらぶら振っただけ]
「犯人」がいる、って考えてる?
いや、自然現象とも思えないからさ、誰かの、もしくは何かの意図が働いてるんだろーとは思うけどさ。
……あたしは、あんたが「それ」じゃないってことだけ、知ってる。
(+27) 2010/10/16(土) 22時10分位[診療所]
>>35
……ウミちゃん。よく言った!
[その賞賛は、猫の一喝に向けられたもの]
(+29) 2010/10/16(土) 22時10分位[診療所]
>>37
……いや。
何か今、通じてるっぽいよ?
[ホズミが、フユキが、ヘイケが、目を丸くしてウミを注視している]
つか、うん、女子更衣室のことは、いま大事な情報じゃなかったね……ごめん。
>>39
[ホズミの問いには、さてどう答えたものかと、首をひねり]
(+31) 2010/10/16(土) 22時20分位[診療所]
>>39
ホズミねーさん。
生きてるかどーかは、わかりません。
どーなってるのかも、よくわかりません。
ただ、そっちのことは見えてるし、聞こえてます。
みんな、気がついたらこーなってた、って感じです。
あんま参考にならなくてすみません。
[と、答えてはみたけれど]
(+32) 2010/10/16(土) 22時20分位[診療所]
>>+33
あは。そーゆーこと言うなら、探しにくらい来なよ。
ま、無事合流できてよかった。無事じゃないけど。
んー、やっぱりわかんないか。そっか。
>>+35
うん、急にこんなことが立て続けに起こったんだもんね。何らかの原因なり、きっかけはあるんだろ。
ん?猫、喋るよ?一部の人の妄想の中では。
や、それはともかくとして、これも今回の何ちゃらかんちゃらに関係があるのか、あんたが言うところの「別のパズルのピース」なのか。
頭痛いね。
(+37) 2010/10/16(土) 22時30分位[診療所]
>>+34
ワカバ〜。
[呼びかけられると、苦笑して力無く手を振った]
どーしよーね、これ。
とりあえず、ひとりで彷徨ってることにならなくてよかった、かな。
>>+36
[ワカバの背後で、少女が目を覚ましているのをみつけると]
……ロッカちゃん。おはよう?
(+38) 2010/10/16(土) 22時30分位[診療所]
>>+39
しまった、TV!忘れてた!
まさか、前からウミちゃんのこと知ってて、取材に……いや、無いな。この村の人だって、多分誰も知らなかったんだし。
ところであたしたちって、ウミちゃんから見えるくらいだから、うっかりTVカメラに心霊映像で映り込んでしまったりしないだろーか。
ね。ロッカちゃん。
[ふよふよと彼女に近づいて、ぎゅう、と抱き締めようとした]
さっきも聞いたかもだけど、何か、あたしにできることあるかな?
[それは、ウミの言葉>>46とも重なった]
(+42) 2010/10/16(土) 22時40分位[診療所]
>>+40
そーだね、死んでるだけに探しても足がつかない……じゃなくてさ。
お互い、相手がこうなってるって、すぐにはわかんなかったもんね。
ん?
あ、ごめーん。
「信じてるわ!」って言うべきだった?
[ひひ、と笑って]
うん、知ってた。ほら、ロッカちゃんがさ、アンちゃんが吊り橋の下で――って言ったとき。
一緒に窓硝子を見てみたら、あんたの顔が映ってたんだけどさ。
雨の中、うろうろとアンちゃんを捜してる姿だったよ。あんた、その時まだお店にいたのにね。
窓硝子に映ってた、あれは……アンちゃんがどうなったか、知ってるようにも、関与してるようにも見えなかった。
(+45) 2010/10/16(土) 22時50分位[診療所]
>>+40
かえる、の……?ああ。
[茶屋で、尋ねられた言葉(>>2:62)を思い出す。]
ロッカちゃん、あたしに聞いたね。「どこにかえるの?」って。
ううん、あれは、あたしにじゃ、なかったのかな。
>>+46
……みんなが「こっち」に来たら、寒くなくなるの?
でもさ、ここは、ロッカちゃんの帰る場所じゃないんでしょ?
ロッカちゃんが、どっかに帰っちゃうのは、寂しいけどさ。
どうやってどこに帰らなきゃいけないのかは、わかるといいよね。
[ロッカを抱き締めたまま、呟くように]
(+47) 2010/10/16(土) 23時00分位[診療所]
>>+49
けど、何だか、今は何も見えない。
[診療所の窓を見る。ただ、中の光景が映っているだけ]
生きてれば、何か役に立てたのかもしれないけど……ロッカちゃん見てると、そーゆー問題でも無いような気がするね。
(+50) 2010/10/16(土) 23時10分位[診療所]
>>+51
んー。
事情はわかんないけどさ。
ロッカちゃんが帰りたいと思ったら、そこが帰る場所だよ、きっと。
それがどこだか、探してみようか。
[茶屋でしたのと同じように、ロッカの髪を撫でながら。ウミの言葉>>59にも、耳を傾ける]
(+53) 2010/10/16(土) 23時10分位[診療所]
もしも、さ。帰りたくなかったら、帰らなくてもいいんじゃないのかな。
あたしも帰れないんだろーし、付き合うよ。
もし、戻りたいんなら、帰りたいんなら――
[言いかけて、ヘイケの言葉に口を噤む]
>>66
……ヘイケねーさん?
(+56) 2010/10/16(土) 23時20分位[診療所]
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