[1] [2] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
―小部屋→廊下―
こんにちは?
[寝ぼけ眼で部屋の外に出ると、長い廊下の先に大きなリボンの少女を見つけて声をかけた。
相手に声が届いたのかわからないまま、アン達が居た大広間に再び戻った]
薬飲みたいんで、お水頂きたいんですけど。
[ヘイケが紫色の霧になり、霧は窓をすり抜けるかのようにフッと消えた]
……頭痛い。
[ポケットにしまっていたバレッタを取り出して、手ぐしで髪をまとめ直した。
同じように取り出した花はテーブルの花瓶に挿した]
月が赤い?
[アンの言葉を受けて窓辺に近づく。
赤い月と、高い塔と、そこに向かう紫が遠く見えた]
どういうカラクリですか?
[不可思議な景色に顔を顰めてアンに尋ねるが、彼女は不敵な笑みを浮かべただけだった]
あたしそんなに寝てたの?
[視線を月から外して、いつの間にか隣に居たギンスイに漸く気付いた]
[>>15キクコに会釈]
コアラのお菓子なら鞄に入ってるけど……。
[神妙な顔で水晶玉を覗くアンの言葉に小さく訊ねる]
黒の魔法使い?
魔法使いって普通黒い服着てるんじゃないですか…。
セーラー服とか、スーツとか、板前の格好とかイメージと違います。
幽閉塔ってあれですか?
[ヘイケ達3人が向かったであろう塔を指差して訊ねると、アンは頷くことはせずに肯定の言葉を零した]
あなたも痛いの?
[>>19ギンスイの額に温い指先を伸ばす]
痛いの痛いの飛んでいけー。
[熱はないのを確認すると、髪の毛を撫でた]
[>>29ギンスイに微笑み返す]
あ、どうも。
[アンの力でぷかぷか浮かんでやってきたグラスを受け止めると、部屋の隅に置いてあった鞄へ近づいた]
拳銃とか入ってそうですね。
[>>30ゾウサクの錠を見てそんな感想を零す。
自分の鞄から鎮痛剤の箱を出して2錠の白い粒を手のひらに乗せた]
[薬を飲み込んで、口許を手の甲で拭う。
>>38リウの気遣いには]
ありがとう。
いつもは寝れば治るんだけどね。
あ、隣の部屋のソファー借りて寝てたのよ。
[空いたグラスをテーブルに置いて、キクコに名を呼ばれた>>39ので振り返った]
……お似合いですよ。
[花に彩られたゾウサクに、真剣な顔で頷いた]
特技?
みんな、もしかしてサーカスみたいなのやるの?
[>>43ムカイの呟きに首を傾げる。
>>44リウが読み上げた文面には更に解せないという顔になり]
何は嘘をつくのやら。
[椅子に腰掛けて、コップの縁を指先でなぞる。
細く高い音が*空気を揺らした*]
[>>54リウの問いに]
ソファーの寝心地は、うちの保健室の方がマシ……。
[と言った所で背後から角砂糖が飛んできたが、ちょうど首を傾げたために回避。
そして砂糖は[私立探偵 ゾウサク]の方へ向かったのであるが、気付かずに首をこきこき]
肩凝りと頭痛って連動するのよね。
特技というより、弱点とか悩みとかそんな感じがするのだけど。
[ムカイの説明>>61を受けて辺りを見渡すと、悩みを打ち明ける人々の姿]
特技って、耳が動かせるとかそういうの言うんでしょうに。
特技ねぇ……。
[目頭を軽く抓む仕草に、アンから声がかかる]
どんな固いベッドでも文句は言いません。誓います。
[右手を上げて宣誓すると、荷物を持って*個室に向かうことにした*]
―大広間―
小鳥ヒナ、一発芸行きまーす。
こちらは冷蔵庫から拝借してまいりましたパックも開いていない鶏卵10個です。
まずはアンさん一つ割ってみて下さい。
[と、卵を選ばせてグラスをアンの前に掲げる]
生きのいい卵が一つお生まれになりました。
次にもう一つ選んで下さい。はい、ではあたしが割ります。
[受け取った卵を慣れた手つきで片手割り。
グラスの中には合計3個の黄身]
あたしが割れば黄身は双子になります。
お粗末様でしたっ!
ちなみにあたしは耳なんか動かせません。
[グラスから、か細い『ピヨ…』という声が聞こえた。
ヒヨコが3羽溢れ出して、それは瞬く間にニワトリに成長し、夜であることも構わずに時を告げた]
魔法みたい………。
[くすくす笑うアンの傍ら、腰が抜けたように*へたりこんだ*]
厨房があるのかって、台所ないならどこに冷蔵庫あるのよね?
[ツッコミ損ねたので、床に座ったまま残されたニワトリに語り掛けた]
[鳴き声に振り返ると、ギンスイに抱えられたニワトリが見えた]
………連れて来いと?
[『ずももももも』という擬音を背負いながら、ニワトリに訊ねる]
はいはい、ニワトリ様の言う通り。
「はい」は一回でしょ。
[え、よっこいしょっと両手に一羽ずつ抱えて立ち上がった]
鳥は、初めて見た人をお母さんだと思って慕うのよ?
[両脇に抱えた二羽のニワトリは庭にはいなくて大人しい。
言い訳するような説明]
[>>137ギンスイの視線に得意げな顔をする]
さぁヒヨ子にヒヨ江、冷蔵室育ちであるおまえ達の故郷まで導きたまえ。
あ、歩けないか。ほーら。
[一羽ずつ順に放り投げると、白い羽根がいくつか宙を舞った]
迷路はね、壁に手をつけて離さずに辿っていけば必ずゴールに辿り着くものです。
[コケコケ言いながら進まないニワトリを置いて歩き出した]
どうして誰も「さっきはどうやって冷蔵庫まで行ったんですか?」って訊いてくれないの!??
どうせあれは偶然よ。狙って辿り着いたわけでも、きちんとアンさんの所まで帰れたわけでもないわ!
酔っ払いが記憶なくしても自宅に帰還出来るのとは似て否なる物よ!
ハッ!?
何か今聞こえなかった?
まるで[学生 ムカイ]が[屋上]で[10年前]に[春が来て綺麗になった。 気がした]ような………
[左手を耳元に当てて集音]
イルカに乗った少年……
[何事か呟いた]
置いてくんじゃないー!
[ニワトリをニワニワ追いかけるギンスイを駆け足気味に追いかける]
ざっぱ〜ん!?
[リウが呟いた火サスという単語に、効果音を提供]
やめて、こんな古くてオンボロの館で火サスとか!
あたしまだ死ねない。お色気担当で半裸で死ぬとか真っ平ごめんよ!!
廊下は直角に曲がりなさいって宝塚の先輩が言ってるでしょう!
[出会い頭のフォーリンラブを目撃(妄想)したことに対して、腰に手を当てて怒る先生状態]
[1] [2] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ