36 終幕への村
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[メモ/メモ履歴] / 絞り込み /
発言欄へ
視点:
人
狼
墓
全
微睡む亡霊 テンマ は、墓下から参観することにしたらしいよ。
最初の夜が訪れた。鐘が鳴り響いて、“声”は個々の能力を示唆するだろう。
制管室はロックされているが、その他の場所は自由に出入り出来る。
「何故、今日目覚めたのか?」
「この建物がこれまで機能してきたのは何故?」
「人類はどう息絶え、何故、私達は生き延びたのか?」
浮かぶであろう様々な疑問に、声が答えることはない。もしくは、絵空事を語る。
村人が3人、占い師が1人、霊能者が1人、狂信者が1人、呪狼が1人、智狼が1人、悪戯妖精が1人いるのかもしれない。
(0) 2008/11/23(日) 00:00:08
残っているのは告げ人 アン、箱入り娘 プレーチェ、鍵っ子 ルリ、失人 バク、眠り姫 ペケレ、学生 ミナツ、長身 ライデン、白衣を着た ユウキ、緑帽子 レン の 9 人。
いや、大丈夫。
大した事はない。
[プレーチェとペケレに、首を横に振り。プレーチェの頭にぽん、と手を置いて]
カナメ。
……君もカナメというのを知っているのかね?
[ふと聞こえた単語(>>0:207)には、そう聞きながらも。歩いてくるユウキとその対応に、ぱちぱちと瞬きし]
ああ、その時は言わせて貰おう。
君は……医者かね?
[頷いてから、相手の白衣を見]
(1) 2008/11/23(日) 00:03:29[キッチン]
箱入り娘 プレーチェは、突然の鐘の音に辺りを見渡した。
2008/11/23(日) 00:03:52
おや、いらっしゃい。
私は大丈夫だが……いや、恥ずかしいところを見せてしまった。
[飛び込んできた人物(>>210)に、ははは、と眉を下げて笑い、倒れた椅子を起こしながら立ち上がり]
(2) 2008/11/23(日) 00:03:55[キッチン]
[初めてかけられたカナメ以外からの声に不思議な感覚を抱きつつ。]
プレーチェ?それが君の、名前か。
それが、ひつじ。
ペケレ……ライデン。
君達の名前……。
[名前の一つ一つを反復する。ふと、自分が名乗っていないことに気付き。]
俺は……レン。
ああ、そうだ…起きたら、「おはよう」だな…。
みんな、おはよう。
(3) 2008/11/23(日) 00:07:06[キッチン]
眠り姫 ペケレは、長身 ライデンの様子を見てほっとした。
2008/11/23(日) 00:08:10
[ライデンに頭を撫でられたことに目を細め、席を立つ]
レン。
[名乗られた名を口にし、小さく頷いた。
ぬいぐるみを抱いたまま、キッチンから墓碑群への道を辿り始める]
(4) 2008/11/23(日) 00:10:52[キッチン→墓碑群]
箱入り娘 プレーチェが接続メモを更新しました。(11/23 00:12)
箱入り娘 プレーチェは、鐘の音を口真似ながら*歩いて行く*
2008/11/23(日) 00:12:54
[世界の変化に見とれていた失人は、カナメの声で割れにかえった。そして世界の色が、闇に落ち始めた事に気がついた。]
この感覚は知っている。夢で見た気がする。
孤独という色だ。
[ふらり、失人はまた歩き出す。今度は、誰かに出会う為に。世界の色が、孤独の闇にのまれる前に。]
(5) 2008/11/23(日) 00:13:15[樹の下]
[鳴り響く鐘の音]
何処からかしら。
[呟くけれど、視線はキッチン]
レンさんね。よろしく。
……ダーリン、あたくしの知らない名前だわ。
まったくもう秘密主義ね。他にも居るのね?
ああそう、わかりましたわ。
直接聞きますわよ。
[拗ねたように脳内ダーリンに返す]
(6) 2008/11/23(日) 00:14:30[キッチン]
カレーどうぞ。
[先ほどよそったカレーを、レンに何食わぬ顔で差し出す]
プレーチェとひつじさんはお散歩?
行ってらっしゃい。
(7) 2008/11/23(日) 00:17:08[キッチン]
おはよう。さては君も起きたばかりかね?
名前はレン、というのだね。
改めて私はライデンという、宜しく頼もう。
[レンに挨拶を返したところで、響く鐘の音に]
ん……?
鐘、か。何処かにあるのだろうか?
[不思議そうに呟く。
また、と、去るプレーチェを見送って]
(8) 2008/11/23(日) 00:25:22[キッチン]
[プレーチェを見送ると、
すとんと椅子に腰掛ける。
残ったプリンを食べつつ、会話を聞くともなしに聞いている]
[いつしか。
テーブルの上で眠り落ちている。
隣には、綺麗に畳まれた*黒い上着*]
(9) 2008/11/23(日) 00:27:20[キッチン]
眠り姫 ペケレが接続メモを更新しました。(11/23 00:27)
…医者?
[ライデンとか言う男に言われて、自分の姿を省みる。]
あぁ、そうかも。
どうすればいいかは、知っていた。
[不思議そうに首をかしげて。]
僕は、ユウキらしい。
どうもまだ…眠くてね。ボーっとしてしまうな。
(10) 2008/11/23(日) 00:29:17[キッチン]
[どこからか鳴り響く鐘の音。]
何の音だ……?
か、ね……鐘?
意味はいらない。この音はあってもいい。カナメと違って耳障りじゃないからな。
[意味を説明し始めようとしたカナメの声を遮る。]
[>>7ペケレに差し出されたカレーを受け取り]
そうだ……腹が減っていたんだった。
ありがとう、ペケレ。いただくよ。
プレーチェとひつじは、散歩……?
[思うように動かない自分の足と、ひらりと歩くプレーチェを一瞬見比べてしまい。羨ましげな眼差しで見送った。]
(11) 2008/11/23(日) 00:29:22[キッチン]
箱入り娘 プレーチェが接続メモを更新しました。(11/23 00:38)
ふむ。
どうにも、此処にいる者は皆して色々な事を忘れてしまっているらしい。
かくいう私もそうなのだが……何だか奇妙な感覚だ。
[口元に手をあて、ううむ、と大げさに悩む仕草を。
名乗る相手に]
ユウキ、か。
宜しく頼もう。眠い、というのは……
起きてすぐだというなら、気持ちはわかる。
[頷いてみせ。起こした椅子に座り直し、改めてカレーを食べ始める。そのうちに眠ったらしいペケレに気付くと]
(12) 2008/11/23(日) 00:41:58[キッチン]
む。此処で寝ていては……
風邪を引いてしまうかもしれないな。
とはいえ運ぶわけにもいかないから、……
[少し考えてから立ち上がり、ペケレの傍に歩み寄った。隣に畳まれていた上着を広げ、相手の肩にかけて]
(13) 2008/11/23(日) 00:42:20[キッチン]
お散歩。お散歩。
[頭上には昼よりずっと弱い光]
月。
[しばし立ち止まり見上げていたが、思い出したようにまた歩き出す。
墓碑群のある石畳は、素足をひんやり冷やした]
(14) 2008/11/23(日) 00:42:29[→墓碑群]
>>0:154>>0:158
やった!ちょうどお腹が減ってたところだから
お腹すいちゃって。頂きます!
[カレーライスと福神漬が盛られた皿とスプーンを受取り、
口に運びながら問いに答える]
うん、私はミナツ。どうして分かったの?
[最後の言葉だけは不思議そうに尋ねる様子]
プレーチェか。
私はミナツって言うんだ。よろしくね。
で、そっちがひつじか。こっちもよろしく。
[一緒にテーブルを囲んでいるかもしれないプレーチェには
そう言って自己紹介し、ぬいぐるみの前足の部分を持ち上げて
握手のように]
(15) 2008/11/23(日) 00:45:38[キッチン]
―二階―
[たまたま見つけた階段を登り、最上段に腰かけて。そのまま下を見下ろしてみる。世界を包む孤独の闇が、色を変えていくのではないかと思ったから。しかし、闇は何処まで行っても闇のままで。世界は、やはり暗かった。]
あぁ、鐘の音が聞こえる。
(16) 2008/11/23(日) 00:47:07[樹の下→二階]
学生 ミナツが接続メモを更新しました。(11/23 00:52)
…カナメ? どうしました。
[やおら、ここから退出をと、
促す声色は硬さを帯びていた]
この部屋がイヤですか?
どうして、ですか。
[面白い所を邪魔され、
対するルリの問いも少しばかり強くなる。
だが今の所は、声はパートナーで]
――テンマ?
[肩を包んだ温もりに瞬く。
(17) 2008/11/23(日) 00:53:17[二階]
[振り向き、相手を確かめた顔が、
ゆっくり、ほころんでゆく。
彼の言葉を聞けば、その笑みは――]
テンマ、眠るですか。
[そして手渡されたものを、
握りこみも放しもせずに。掌で受けて]
鍵ですか。
でも。でも。コジンの――テンマだけのが鍵です。
[鍵をもったまま、彼の冷たい指先へ
そっとルリの手の甲が触れた。けれど]
(18) 2008/11/23(日) 00:57:09[二階]
[亡霊は、人気の少ない通路で、鳴り響く鐘を聴いた。
カラン――… とろり 重くなる瞼。
カラン――… じわり 食欲の記憶。
己には薄く透けるようだった、生と死の帳が厚くなり
世界は蒼く蒼く冷えゆく。その冷たさも記憶にはあり…]
…ああ、鐘の音が聞こえる。
[螺旋階段へ腰掛ける失人の呟きを拾い、彼の傍らへ佇む。
空気を震わせぬ声音はKnock――響きは、どこか甘い。]
終わりの始まりに、祝福を。
(+0) 2008/11/23(日) 00:57:17[二階通路]
[カレーを口に運ぶ。
少しずつ満たされて行く空腹感に、緊張が解れてきて。]
ライデン。ユウキ、ミナツ…よろしく。
ユウキは…医者?
[先ほどのてきぱきとした処置>>0:211と、言葉とを結びつける。連想する。ぼんやりとした『意味』が、少しずつ形を成して。]
医者……傷ついた者を治す者、だっけ…?
[自信がなさげに呟く。]
(19) 2008/11/23(日) 00:57:42[キッチン]
[失人は、そこでしばらく景色を眺める事にした。誰かがそこにたどり着き、失人がその存在に気がつくまで。]
孤独の闇は覚えている。
しかし、その癒し方は忘れてしまった。
[失人は、月の光を浴びながら考えた。世界の色を変える術を]
(20) 2008/11/23(日) 00:59:49[樹の下→二階]
[どうぞお好きに、という――
微睡む亡霊の目をルリはただ見つめた]
時がきたらきっと、テンマにお返します。
[そのまま彼の手を引き、
祭りの映像をさし、次に会った時は、
こんな楽しそうな遊びをしようと誘って。
やがて去りゆく背を見送る、表情など誰にも届かない]
(21) 2008/11/23(日) 01:00:04[二階]
[だいじに。だいじに。
ポケットへ" 鍵 "をおさめる。
そこで響いたは、鐘の音]
(22) 2008/11/23(日) 01:02:56[二階]
[最初に来た頃には姿のなかった男性たちに名乗る]
ライデンさんに、ユウキさんとレンさん。
よろしくね。
[各自の名前を指さしながら確認すると、鐘が鳴り響いた]
……あれ、なんだろ。
あんな音、聞き覚えがないや。
(23) 2008/11/23(日) 01:06:36[キッチン]
[白い墓碑の一つに、青い花が咲いているように見えた]
おやすみ?
[ぺたりを地面に座ると、それはちょうど顔の高さ。
刻まれた文字を指先でなぞりながら、カナメの教えではない言葉を呟く]
Good night honey.
Sweet dreams.
(24) 2008/11/23(日) 01:07:59[墓碑群]
[さいごの鐘の響きと、
祭りの映像も同時にとぎれた。
ごはん。
ぽつり、聞いた単語を繰り返し、
少女の姿もまた去る]
(25) 2008/11/23(日) 01:08:25[二階]
[白石から指を離して掠めるように口付けると、花の香りが鼻腔をくすぐった]
We'll meet again.
[その言葉を口にした途端、ずきんと頭が痛んだ。
ゆっくりと肩で息をする]
(26) 2008/11/23(日) 01:09:20[墓碑群]
[カレーを食べ終え、感謝を込めて手を合わせて]
ごちそうさま。美味かったよ、ペケレ。
…ん?ペケレは眠ったのか?
『眠る事』はしても良いことなのか?
できることならば、俺も眠りたいが…
[響く大きな声で否定されるのを予想して身構えたが、先ほどと違い、カナメの声は響かない。]
(27) 2008/11/23(日) 01:11:26[キッチン]
[ こつ こつ こつ 硬い足音は、死の帳に半ば吸われて]
世界を――夜を愉しむのなら、
…闇の齎す傷をも愉しまなくては。
[バクが腰掛けているその脇を、亡霊は緩やかに過ぎ行く。
1度振り返った面持ちには性質のよくない笑みが浮かぶ。
同じ表情を、やがて己の後から部屋を出てくるルリへも
向けて――階上を振り仰いだ面を戻し、歩み去った。]
(+1) 2008/11/23(日) 01:14:35[常に気儘]
カナメ……否定しないのか?
眠っても、いいのか…?
夜だから?
よる?
[自分の口から出てきた単語に考え込む。ぼんやりとした意識の中から意味を模索するが]
夜……わからない。繋がらない。あまりにも多すぎて。
眠っても、良い時間……?俺も眠る事ができるのか?
[空腹が満たされ、『眠る事は』しても良いことだと解釈し。一気に眠りの精が意識を遠くに追いやろうとやってくる。ぼうっとして――いつの間にか、テーブルの上にもたれて眠りの中へ*]
(28) 2008/11/23(日) 01:16:15[キッチン]
緑帽子 レンが接続メモを更新しました。(11/23 01:17)
月は、迷いや疑い、不安の色をしている。
[ぽつり呟いて。ふわり、下を眺める。]
太陽の色とは違う。
太陽は、誕生や希望、勇気の色をしている。
(29) 2008/11/23(日) 01:17:16[樹の下→二階]
――ばく?
[ごはんに必要なものは階下に揃っている
そう声からきき、螺旋階段へ行けば、
月光を浴びる人影が]
ごはん、らしいですよ、
食べましたか?
まだでしたら、食べにいきませんか。
(30) 2008/11/23(日) 01:18:58[二階]
鍵っ子 ルリが接続メモを更新しました。(11/23 01:20)
どうやらそうらしい。
[レンの確認に頷き。眠ってもいいかというのに]
ああ、考えてみるに、もう遅い時間のようだし……
……私もそろそろ眠いようだ。
お先に失礼するよ。
[応えた時には相手は既に眠っていただろうか。食べ終えたカレーの皿を片付けてから、室内の面々に向けひらと手を振り。お休みと言い残してキッチンを後にする。
廊下に出ると、暗くなった周囲を一望し]
(31) 2008/11/23(日) 01:21:30[キッチン]
長身 ライデンが接続メモを更新しました。(11/23 01:21)
[和気藹々と食事を摂る者たちの声が漏れ聴こえる扉を
過ぎながら、想いのみは馳せ…とろりと眠たげに瞬く。
死者の魂が纏っていた欠片ほどの温もりは、いまは
姿を黒い上着に変えて、眠るペケレの傍らを暖める。]
――欲張りな方…と評しては、いけませんかね?
[堪えるもなく、ふくりと燻らせる笑みはやわらかい。
亡霊は大地との繋がりを保ちたいかの如く、重さの無い
身を頑なに歩ませて――死者の在るべき白壁の墓所へ。]
(+2) 2008/11/23(日) 01:25:48[常に気儘]
[声をかけられれば、振り返って。そこに立つ、一人の少女をみとめた。世界は、孤独の色を変えていた。]
あぁ、ルリルリ。
ごはん?まだ喰ってない。
俺も、行っていいのか?
(32) 2008/11/23(日) 01:26:29[樹の下→二階]
……
Night time sharpens,heightens each sensation.
Darkness stirs and wakes imagination...
[ふと、口から零れる歌声。低くも高らかに、静かながらはっきりと、歌劇か何かのように。声はキッチンや、近い場所には響いて聞こえたかもしれない。
歌を口ずさみつつ「声」に導かれ、己の目覚めた部屋へと*戻り*]
(33) 2008/11/23(日) 01:26:51[キッチン→]
……ああ。
何という歌だったか忘れてしまったが……
少しだけ、思い出したような気がする。
歌というのは、確か……よく歌っていた。
[部屋の中、「声」にぼんやりと話しかけつつ]
……だから何だという事でも、ないのだろうがね。
お休み。子守唄は君が歌ってはくれないかね?
……、寝物語でもいいが、その話は難しいね。
[徐々に眠りへと*落ちていった*]
(34) 2008/11/23(日) 01:32:50[→部屋]
[スプーンを咥えたまま、ぼんやりと椅子にかけている。]
…へぇ。
それで、キミが…カナメ。
そうだね、休息は必要。
[かふ、とあくびをかみ殺し、廊下へ。]
(35) 2008/11/23(日) 01:34:32[キッチン]
…歌?
[聞こえた声に耳をすませる。
硝子の天蓋から満天の星は見えるだろうか?
さもそれが当然だったかのように迷うことなく、自分の揺り籠である部屋へ*]
(36) 2008/11/23(日) 01:37:27[キッチン]
白衣を着た ユウキが接続メモを更新しました。(11/23 01:37)
ごちそーさまっ。美味しかったー!
[食べ終わると率直な感想が口を出る。
しかし、それを作った当人は既に眠りの中へ]
……うーん、起こすのも悪いし。
[せめて自分の使った分だけでも片付けようと、
スケッチブックと色鉛筆をテーブルに置いてシンクに向かう]
(37) 2008/11/23(日) 01:37:57[キッチン]
はい、きっといいですよ。
いえ、きっと食べるのが、よいのでしょうから。
[わざわざテンマが教えてくれた、
そう思考して、ふいに下の方を覗き込んだ――。
テンマ? 唇だけで呟き]
ごはんは、したのほうですよ。
[獏が頷くなら、共に階下へと向かう]
(38) 2008/11/23(日) 01:38:28[二階]
[途中、食事を済ませたらしき長身の男と行き会った。
夜気を潤すような歌を妨げぬよう、亡霊も足音を消す。
目元だけで笑みかけるのは声無き喝采の代わりかで…
やがて彼が背へ遠ざかるのを感じる頃に、漸く呟く。]
…舞台映えもするのでしょうね、きっと。
[聴く者のない足音を戻して、小道の石畳を踏む。
やがて立ち並ぶ墓碑の合間に、細い娘の――――
プレーチェの背が見え来て、亡霊は其方へと歩を寄せた*]
(+3) 2008/11/23(日) 01:44:58[墓碑群]
そうか、喰うのがいいのか。
なら、一緒に行こう。
どうやら、お前が来てから世界は色を変えたらしい。
共にあるなら、それはそれでいいかもしれない。
他の人がいれば、更に色が変わるだろうか。
[ふわり、立ち上がって。月光を背に浴びながら、階段を降りていく。響くカナメの声は、彼方へ追いやって]
(39) 2008/11/23(日) 01:45:18[樹の下→二階]
[墓から蕾を一つ手折る。
薄暗い泉に投げ入れ、流れを眺めていた]
おやすみ。おはよう。おやすみ。
[先ほどミナツがそうしていたように、ぬいぐるみの手を持ち上げる。
水面へそれをゆらりと振って、室内へ戻ることにした]
(40) 2008/11/23(日) 01:51:18[墓碑群→]
箱入り娘 プレーチェは、キッチンの扉を開いた。
2008/11/23(日) 01:52:15
おやすみ?
[ペケレもレンも食卓に突っ伏している。
テーブルにあるのは、ミナツの画材。
スケッチブックの表紙をめくった]
絵?
(41) 2008/11/23(日) 01:53:58[キッチン]
せかいの色。かわるですか。
やっぱり獏はむずかしいですね。
いっしょなのは…きっと…
[留まる表情。
カナメに聞いても答えが得られない類と、
判ってきたようである]
はい、いっしょに。いきましょう。
[月光を浴びた後姿を、
どこか急いたように追いかけたのは、
もう去った亡霊の背が、過ったせいだろうか]
(42) 2008/11/23(日) 01:59:49[二階]
[しばらく歩くと、何処からか不思議な香りがした。カナメが言うには、それはカレーという物の匂いらしい。]
この匂いがする場所がキッチンか?
[失人は、無遠慮に扉を押し開いた。]
(43) 2008/11/23(日) 02:02:09[二階→キッチン]
[洗剤の泡立つスポンジで食器を丁寧に磨き、
水切りカゴの中へと置く。
戻ってくると、そこにはプレーチェの姿が]
ん、何か描いてあった?
[実はまだ、ミナツはスケッチブックの中身は見てない。
中を覗けば、そこには数枚の風景画
―その中の全てに鳥の姿が描かれている―を
見ることができるだろう]
(44) 2008/11/23(日) 02:03:06[キッチン]
[それから、思い出したように少女へ問うてみる。]
俺は難しいのか?
ルリルリには見えないか?
世界が描く至高の絵画が。
聞こえないか?
世界が歌う命の歌声が。
世界は、こんなにも美しいのに。
(45) 2008/11/23(日) 02:06:23[二階→キッチン]
[スパイシーな香りを辿りキッチンへ着く。
扉の開いた先には、見知らぬ顔も]
ごはん?
[入室]
[発声]
(46) 2008/11/23(日) 02:07:57[キッチン]
>>44
きれい。
ミナツの鳥?
[そう答え、ページをどんどんめくっていく。
扉が開かれる気配に振り向いて]
ごはん。
プリン。
[ルリに偏った情報を伝えた]
(47) 2008/11/23(日) 02:11:48[キッチン]
>>46
[問うような声に、振り向く。
見覚えのない少女に]
ごはん?こっちにあるよ。よそろうか?
[ふっくらと炊けたライスとカレーの鍋をさしながら、
ルリに尋ねる]
>>47
うーん……分かんない。
[考え込む表情をしたが、結局思い出せずに答える]
私の名前が書いてある、ってことは
私が描いた絵なんだろうけど……。
風景も、書いた覚えもなくて。
(48) 2008/11/23(日) 02:19:10[キッチン]
>>48
わかんない?
[うーん、と真似して首を傾げる。
真っ白いページを開き、青い色鉛筆をミナツへ差し出した]
花。
(49) 2008/11/23(日) 02:24:35[キッチン]
[とりあえず、少女に続いて中に入る。]
よぉ、レーチェ。
後は知らない奴が三人。
[見たままを言葉にする。]
(50) 2008/11/23(日) 02:26:07[二階→キッチン]
[>>45の問い、はたりと瞬く]
せかい。
うつくしい。
よくわからないです。
まえは、知っていたかもです。
そんな気がしてるだけかもです。
獏もプレーチェもライデンもいて、
いろんなのがあるのは、わかってきました。
[人差し指で獏に触れた]
(51) 2008/11/23(日) 02:28:38[キッチン]
箱入り娘 プレーチェは、失人 バクにひらひらと手を振った。
2008/11/23(日) 02:34:07
[>>51触れられれば、首をかしげて。それでも、真似をして人差し指で少女に触れてみる。]
これ、知っている気がする。
(52) 2008/11/23(日) 02:37:10[二階→キッチン]
失人 バクは、箱入り娘 プレーチェに手を振られて、やはり真似をした
2008/11/23(日) 02:37:51
>>49
花……?
[プレーチェに青い色鉛筆を差し出されると、
それを受取って描き始める。
花びら、茎、葉。
しばらく経てば、青で描かれたコスモスが完成する]
こんな感じ?
[プレーチェに出来上がった絵を見せながら]
>>50
私からも知らない奴だ!
[対抗するようにそう叫ぶと、
若干落ち付いたテンションで名乗りつつ尋ねる]
私はミナツっていうんだよ、そっちは?
(53) 2008/11/23(日) 02:38:31[キッチン]
ごはん。
プリン?
[プレーチェの単語を反芻し。
ミナツのさした寄って行き、鍋を覗き込む]
プリン?
[よそろうか、というのに応じてか、
とりあえずは皿を取り]
[それから、ミナツへ視線が向く]
あなたはどなたですか?
(54) 2008/11/23(日) 02:40:53[キッチン]
>>53
叫ぶな女、世界の歌が乱れる。
[さらり、視線を投げて]
ミナツ、覚えた。赤い、暖かい光の女。
俺は、自分の名前を知らないけど。
獏と呼んでくれたらいい。
(55) 2008/11/23(日) 02:44:40[二階→キッチン]
鍵っ子 ルリは、学生 ミナツの獏への名乗りを聞き、頷いた。
2008/11/23(日) 02:45:20
鍵っ子 ルリが接続メモを更新しました。(11/23 02:47)
>>53
ありがとー。
[ミナツがすらすらと描き上げた青いコスモスを見て、2度頷いた。
白い色鉛筆を手に取って、花の傍らに“RIP”と書き記す]
Rest in Peace
[その呟きは、ミナツの声と重なるタイミングだった]
(56) 2008/11/23(日) 02:48:42[キッチン]
箱入り娘 プレーチェは、窓へ歩み寄ってカーテンを開く。月明かりは*遠い*
2008/11/23(日) 02:49:51
>>54
[ルリが皿を取る様子を見守る。
問いを向けられれば、簡単に答える]
私は、ミナツ。
ええと……そっちは?
[名前も知らない状態では呼び方も整わず、
大ざっぱに尋ね返す]
(57) 2008/11/23(日) 02:50:52[キッチン]
>>55
獏、ね。うん、私も覚えた。
[それより先に咎められたことには
憤慨もするようだったが、記憶にない言葉に首をかしげる]
世界の歌……何?それ。
>>56
れすと・いん・ぴーす。
[プレーチェの言葉は、意味が分からなかった。
しかし、何かが心の中に留まり、自分も口に出してみた]
(58) 2008/11/23(日) 02:57:57[キッチン]
学生 ミナツが接続メモを更新しました。(11/23 02:58)
学生 ミナツは、聞きなれない言葉に*ううんと考え込む*
2008/11/23(日) 02:59:24
[ドームから差し込む月明りに照らされた花は青く――
莟を千切って清水へと流し遣るプレーチェの様子を、
影を持たない陰はずっと傍らに佇み見下ろしていた。]
…鐘の音は、どうにも…
死と祈りと悼みとを連想させていけません。
[やがて泉のほとりから離れゆく素足の娘を見送って]
ああ。死の自覚とは――こうも眠いものでしょうか。
(+4) 2008/11/23(日) 03:07:03[墓碑群]
>>58
風の歌声、生き物のリズム、草木の演奏。
世界は、無数の音が集まって、歌うんだ。
俺も、ルリルリも、レーチェも、ミナツも。
そこの見知らぬ奴も、皆、世界の歌の一部なんだ。
それに耳を傾ければ、心がとても穏やかになる。
例えば、悲しみに崩れそうになった時も。
[胸に手を当てて、そう答え*]
(59) 2008/11/23(日) 03:07:08[二階→キッチン]
[くらり、回る世界。 つめたく蒼い蒼い色彩。
亡霊は白い墓碑へ半ば縋るように爪を立てる。
その扉へ刻まれた名(かぎあな)は、自身のもの。
ずぶり、呑まれる。 否――漸く容れられる。]
おやすみなさい、… すこし、だけ――
[赦しの眠りではないと感じて居るから、…囁く]
(+5) 2008/11/23(日) 03:07:21[墓碑群]
[夜露に濡れはじめの白い墓碑に、亡霊の姿は消える。
束の間の微睡みは、其処へ刻まれた没年以来の――。
気の利いた墓碑銘が彫られているわけでもない扉には、
遠い遠い日に供えられた華が…乾涸びて*久しい*。]
(+6) 2008/11/23(日) 03:07:33[墓碑群]
失人 バクが接続メモを更新しました。(11/23 03:07)
[ミナツへ挨拶]
ルリです。
ミナツ、おはようです。
[不器用に適当に二枚の皿へ、カレー、ライスの順で盛り付ける。それとスプーン二つをテーブルへ運んだ]
ばくー、ごはん。
[獏に向け、一皿を指し。
椅子へかけ、自分のカレーライスを食べつつ、魅入られたようにミナツの手元に眼差しを注いだ]
あお?
[ふと隣席の人物をみやり] みどりな、気がする*
(60) 2008/11/23(日) 04:07:33[キッチン]
[サンダルの足元で音を立てるのは玉砂利。
薄い色の空は、水平線の端から淡い色に染まっていく。
なだらかな丘からは、鴇色に照らされる無数の白亜の碑。
ただ、それを見つめて目を細める。]
(61) 2008/11/23(日) 06:44:23[屋外]
[少女に呼ばれ(>>60)]
あぁ、今いく。
ありがとな、ルリルリ。
[運んでもらったカレーの礼を述べ。自分も席につき、瞳を閉じて手をあわせて。それから、食事を始めた*]
(62) 2008/11/23(日) 10:56:00[二階→キッチン]
眠り姫 ペケレが接続メモを更新しました。(11/23 11:05)
[目がぱちりと開いた]
[15秒に、ゆっくりとまばたきをする]
[唇が小さく揺れる]
──テンマ・プレーチェ・ライデン・レン・ユウキ・ミナツ・ルリ・バク──。
[プリンを食べながら、うとうととしながら、聞いた名前を紡ぎ出す]
(63) 2008/11/23(日) 11:11:43[キッチン]
[ゆるりと上体を起こす]
[滑り落ちる黒い上着]
テンマさん?
[畳んでおいたはずの上着が掛けられていたことに、不思議そうな目を向ける]
[ライデンが掛けたことを聞けば]
ありがとう。
[ここには居ない彼に感謝の言葉]
(64) 2008/11/23(日) 11:34:41[キッチン]
あら?
[見慣れぬ人が増えていることに気付いた]
グッモーニン眠り姫。
始めまして、あたくしははペケレよ。
よろしくね。
[笑顔で挨拶をした]
(65) 2008/11/23(日) 11:39:43[キッチン]
ぐっどもーにんぐ。すりーぴんぐびゅーてぃー。
[カレーをもぐもぐしながら]
(66) 2008/11/23(日) 11:43:04[二階→キッチン]
眠り姫 ペケレは、失人 バクの前に、水をとん、と置いた。
2008/11/23(日) 12:00:04
スリーピングビューティー。眠り姫ね。
食べ終わってからでもいいのよ。
おかわりもたくさんあるから。
[バクが一生懸命にカレーを食べる様がおかしくて、くすくすと笑う]
(67) 2008/11/23(日) 12:10:26[キッチン]
[椅子の背に落ちた上着を拾い上げ、畳みかけようとした時に、眠るレンに気付く]
テンマさん。借りるわね。
[レンの背中にテンマの上着をそっと掛けた]
ゆっくりと、おやすみなさい。
(68) 2008/11/23(日) 12:17:07[キッチン]
[こっそりとミナツのスケッチブックを覗き込む]
綺麗なお花。
Requiescat in Pace。やらかにねむれ。
[眠っているレンに視線をやる]
さて。
みんなも居ることだし、何か作るかしら。
[キッチンでてきぱきと野菜を刻む]
[漂ってくる香りは、ポトフのように見える、*おでん*]
(69) 2008/11/23(日) 12:22:20[キッチン]
眠り姫 ペケレが接続メモを更新しました。(11/23 12:22)
[笑われても>>67カレーを食べる手は止めずに]
はらふは、ほれはへんへんはいじょうふは。
[もぐもぐ、もぐもぐ。飲み込んで、空の皿を差し出して]
おかわり
(70) 2008/11/23(日) 13:10:18[二階→キッチン]
ううん。
[カナメの問いに首を振りながら、カーテンを閉める]
おはよー?
[起き出したペケレを見て、プレーチェの足はまた外へ向かい出す]
(71) 2008/11/23(日) 18:41:45[キッチン→]
箱入り娘 プレーチェは、泉の前で足を止めた。
2008/11/23(日) 18:42:13
橙色?
[泉に浮かぶ花の色は、投げ入れたときと変わっているように見えた]
おはよう。
時間。
[ふわりとなびく髪の様子が、娘の歩く早さを物語る]
(72) 2008/11/23(日) 18:45:27[泉→]
オナガ?
[墓碑群の近く、騒がしい鳥の鳴き声が響いている。
見上げ、辺りを探す]
なんで?
[ぼんやりと立ち尽くしたまま、じっと見つめるのは*数刻前と変わらぬ墓碑の花*]
(73) 2008/11/23(日) 18:50:19[墓碑群]
[>>70 バクにカレーをよそう]
はい。たくさん食べてね!
[目が笑いをこらえている]
(74) 2008/11/23(日) 20:09:00[キッチン]
眠り姫 ペケレが接続メモを更新しました。(11/23 20:09)
[>>74カレーを受けとると、また食べ始め。]
うん、うまひほほれは。
[もぐもぐ、ゴックン。]
少し辛いけど、美味い。
(75) 2008/11/23(日) 20:27:40[二階→キッチン]
[おでんをひと煮立ちさせ、火からおろすと風呂敷に包む]
余熱で味をしみこませればよし。
さて……。
(76) 2008/11/23(日) 20:30:12[キッチン]
せか…い……?
せかい……
[浅い眠りの中で耳に入ってきた言葉をぼうっと反復する。
煮込み料理の匂いが鼻をくすぐり、意識は眠りの世界から呼び戻され。]
……ん……?
[ゆっくりと瞼を開く。
ぼやけて定まらない視界がだんだん輪郭を取り戻してゆく。]
(77) 2008/11/23(日) 20:35:57[キッチン]
緑帽子 レンが接続メモを更新しました。(11/23 20:36)
失人 バクが接続メモを更新しました。(11/23 20:42)
[カレーの刺激は少し新鮮だったようだ。
真面目な顔をして頬張っている。
なまえを並べた女性に向け、目覚めの挨拶が]
ぐっもーにん?
ぐっもーにんですね、ペケレ。
ルリといいます。眠り姫かは、わかりません。
[スプーンを置いた後。
戻されたスケッチブックを捲り、蒼い花のページの『RIP』をなぞる指、ゆるとルリは顔をあげた。
レンの背中の上着を見て、ポケットの鍵を取り出し掌へのせる]
RIP。白。――しろ? テンマの鍵と同じ色。
この花はどこかに咲いてるですか*
(78) 2008/11/23(日) 20:46:09[キッチン]
ゆっくりと起き上がり、周りを見回せば見知った顔と見知らぬ顔。]
……眠っていたのか。
起きた時は、おはよう…だったな。
おはよう。
ペケレ、ミナツ………あと…なんて呼べばいいかわからない。
…呼び方がわからないのはそっちも同じか。
俺は、レン。
よろしく…初めて会った奴達。いや、そこの男は…どこかで、見た気がするな。どこだったか…。
[まだ少しぼうっとした声で挨拶をした]
(79) 2008/11/23(日) 20:48:12[キッチン]
[>>75 バクの言葉とまじめな顔をしているルリに]
辛い?
おでんはからし入れてないから、大丈夫だと思うんだけど。
[カレーの味について心配そう]
[ルリの前にも水を置く]
(80) 2008/11/23(日) 20:52:50[キッチン]
ぐっもーにん?
……前にペケレが言っていた気がする。
それも「おはよう」と同じものなのか……。
ルリ、と言うのか。君は。
[ふと、肩に掛かってる上着に気付く]
誰かが掛けてくれたのか?ありがとう。
掛けてくれたのは…ペケレか?
…ん…サイズが違うみたいだな…
[そのサイズの主を見たことがないように感じて。考え込む。
ルリが白い何かをポケットに入れるのを>>78見て、そして聞いた事がない名前を確認して。]
テンマ……?
この上着はテンマという者の?
(81) 2008/11/23(日) 20:55:19[キッチン]
みんな、今日まで眠っていたのよね?
だとしたら眠り姫なんじゃないのかしら。
長い長い眠りから、覚めてしまった眠り姫。
[>>78 ルリの眠り姫に反応する]
ルリちゃんは、眠り姫っていうより赤ずきんちゃんみたい。
[くすりと微笑む]
(82) 2008/11/23(日) 20:57:11[キッチン]
[>>81に頷いて、上着を受け取ろうと手を差し出す]
ええ。テンマさん。
ライデンさんほどじゃないけど、背の高い男の人よ。
そういえば、どこに行ったのかしら。
お散歩かしらね。
(83) 2008/11/23(日) 21:01:55[キッチン]
[もぐもぐ、もぐもぐ]
>>79
レン、覚えた。
何処で会ったかはわからないけれど。
俺は、自分の名前がわからない。
だから、獏と呼んでくれたらいい。
夢を喰う、動物の名前らしい。
[それからペケレに>>80向き直って]
辛いけど美味い。大丈夫。
(84) 2008/11/23(日) 21:02:24[二階→キッチン]
眠りから覚めた眠り姫、か。
……無理に起こされたのではなく望んで起きたものであるなら、それは幸せな目覚めなのかね…。
[ぽつり、と呟く]
テンマ…背の高い男。…散歩か。
[ペケレに上着を渡そうとしたが、思いついたように動きを止め]
……そうだ。探して返してこようか?
俺も…体がうまく動かないから。散歩で歩いて慣らしたい。
(85) 2008/11/23(日) 21:13:37[キッチン]
[>>84自己紹介をする獏に]
獏、だな。
ふぅん…夢を喰う動物の名前か。
わかった。そう呼ぶよ。
多分墓碑群か何かで俺が一方的に見かけただけだ。気にしなくていい。
[『獏』。どこかで聞いた事がある動物のような気がして、言葉とぼやけた意識の中の意味とを結びつけようとするが、まだ、うまく繋がらない。]
(86) 2008/11/23(日) 21:15:28[キッチン]
レンは無理やり起こされたの?
ずいぶん乱暴な王子様だこと。
あたくしは、どうなのかしらダーリン。
望んだ……の。
[>>85 レンの呟きから、自らのカナメに問いを発する]
どうやら私は目覚めたくて目覚めた、幸せな眠り姫らしいわ。
[肩をすくめた]
上着をテンマさんに届けに行くの?
背の高い、30歳過ぎくらいの男の方よ。
さっき、墓碑群の所で会ったけれど。
(87) 2008/11/23(日) 21:26:51[キッチン]
[部屋の片隅。椅子に腰掛け、ぼうっとした顔付きで、向かいの壁を見つめるでもなく見つめていた。んん、と伸びをしたところで]
「やあ、おはようございます」
おはよう。
……昨日も思ったが、君は少々タイミングをずらすね。
[カナメの挨拶に挨拶と、たわいもない感想とを零す。洗面の場所を聞くと其方に向かい、顔を洗うなどしてから戻ってきた。
コートを纏いつつ、室外へと出]
(88) 2008/11/23(日) 21:31:37[→部屋]
箱入り娘 プレーチェが接続メモを更新しました。(11/23 21:37)
>>87
王子だなんて優しいものじゃない。乱暴なものだったよ。耳元でうるさいんだ。
目覚めたくて目覚めた、か。それが一番いいよ。無理矢理起こされるのは、辛いからな……。
[テンマの上着を畳みながら]
わかった。背の高い、30過ぎくらいの男。
会ったのは墓碑群の所だな。
行ってくるよ。
[歩き出すその足は、一度眠りにつく前よりはぎこちなさをなくしていて。ゆっくりとだが、確実に歩みを進めて扉を出ていく*]
(89) 2008/11/23(日) 21:37:11[キッチン→]
箱入り娘 プレーチェが接続メモを更新しました。(11/23 21:37)
緑帽子 レンが接続メモを更新しました。(11/23 21:39)
長身 ライデンが接続メモを更新しました。(11/23 21:41)
行ってらっしゃい。
会えたら、テンマさんにありがとうって伝えておいてね。
[ばいばいと手を振ってレンを見送る]
望んで目覚めたなら、何かしたらいいのかしらね。
好きなことって言われても困るわダーリン。お昼はさっき食べたし……。
[顎に人差し指を当てて思案顔]
(90) 2008/11/23(日) 21:45:45[キッチン]
眠り姫 ペケレは、ぽんと手を打った。
2008/11/23(日) 21:46:05
私もお散歩してくるわね。
またね。
夕飯までには戻ってくるわ。
お腹空いたら、どうぞ。
[風呂敷包みのおでんを指し示す]
[そうして、キッチンから出て行った]
[ぺたり
ぺたり]
[あいも変わらず裸足のまま]
(91) 2008/11/23(日) 21:47:38[キッチン]
『やすらかにねむれ。
それは、死者への祈りではない。
生者の為の呪文。
別れの儀式は、死者の為に行われるものではない。
自分を言い聞かせる為の物』
[カナメの言葉が頭の中で響く]
『それならば何故、墓碑で記憶を留めようとするの?』
(92) 2008/11/23(日) 21:58:57[墓碑群]
(93) 2008/11/23(日) 21:59:44[墓碑群]
[部屋の扉を開く]
[中に入ると自動的に扉が閉まる]
[暗い室内]
あった。
[かた、かたり、と硬い音]
そうね。外に行くなら靴を履いたほうがいいわね。ダーリン。
[再び扉が開き、2つのカメラを手にして出てきた]
[ローヒールのかかとをカツカツと鳴らして歩き出す]
何を撮ろうかな。
[楽しそうに軽やかに歩き出す*]
(94) 2008/11/23(日) 22:09:15[→自室]
そういえば……
今の季節はいつかね? 寒い気もするが、それ程ではないような気もする。
[何処を目指すともなく歩き、ビオトープの脇を通り過ぎた際に、ぽつりと]
さあ、はないだろう。……
君はどうにも秘密主義が過ぎるのではないかね。
[変わらない返答にぼやく声がふと、足と共に止まる。気付けば前方に見慣れない光景があった。ポストのように並ぶ、白い扉]
(95) 2008/11/23(日) 22:09:37[部屋→]
眠り姫 ペケレが接続メモを更新しました。(11/23 22:10)
此処は……
[多くにプレートがかけられたそれらを遠目に見て呟く。どこか他とは違う雰囲気を持つ場所に、そのまま少時動きを止めていたが]
……と、やあ、おはよう。
[プレーチェの姿を見つけると、はっとしたように小さく首を振り、ひらと手を振って声をかけた]
(96) 2008/11/23(日) 22:13:54[墓碑群]
また会ったね。
[足音に振り向き、ライデンへ挨拶をする]
“祈り”って、なぁに?
(97) 2008/11/23(日) 22:14:19[墓碑群]
―― 微睡みの裡 ――
――…、 は…
[眠り。記憶の中の其れは、随分と「やすらか」だった。
けれど、亡者が味わうのは…年月にすり減らした精神を
補うには程遠い、もどかしく渇いた、浅過ぎる微睡み。]
(+7) 2008/11/23(日) 22:24:52[墓碑群]
…。 ……っ
[金縛りにでもあったかの如く戦慄く己の指先を知覚する。
とうに絶えて久しい呼吸が、喉奥へ詰まる心地がする。
足音と、声とが近づいてくる気がしてじわりと身動いだ。
墓碑へ飾られている、乾涸びた花が かさり と落ちて]
(+8) 2008/11/23(日) 22:25:26[墓碑群]
ああ、また会ったね。
祈り、かね?
[プレーチェの問いには、ふむ、と]
祈りという言葉には二つの意味、使い方がある。
一つは……神や仏に思いを捧げる事をいう。
もう一つは、強く願う事を祈るという。
例えば死者への祈り、という場合は……
それは死者の成仏を願うという意味だ。
[少し、考え]
成仏は……安らかに眠る、という事かな。
(98) 2008/11/23(日) 22:27:08[墓碑群]
>>98
“安らかに眠れ”。
[目をパチクリさせて、ライデンを見つめる。
次いで視線を移し、花咲く墓碑の一つを指差した]
テンマ。
(99) 2008/11/23(日) 22:34:40[墓碑群]
そう、安らかに眠れ……
Rest In Peace.
[頷いてから、プレーチェが視線と指を向ける先を見やる。最初に目に入ったのは青い花]
テンマ……?
テンマさんが、どうかしたのかね。
[聞こえた名に不思議そうな表情をしつつも其方へと歩み寄り。傍にしゃがみ、低い位置にあるその扉を見る。
かけられたプレートに刻まれた文字を読み]
これは……?
[まず漏らした声は、ただ疑問の響きを含んでいた。すぐ理解に行き着かない思考。
この文字が、何を表すのか――]
(100) 2008/11/23(日) 22:50:33[墓碑群]
ごはん、つくってくれたですか。
おでんも、つくってくれたですか。
ありがとです、ペケレ。
それと。ごちそうさまでした、ですね。
[>>80にはきょとりと]
からい、よいです。おいしいです。だいじょうぶです?
[水の礼ものべ、漂うおでんの香りを吸い]
(101) 2008/11/23(日) 22:58:41[キッチン]
[少年の名乗りに]
レンですね、よろしくです。
ぐっもーにん、は。かわいい、かんじです。
[目覚めに関するやりとりに耳を傾け。
テンマを求め行く後ろ姿を、じっと見送り]
[ポケットへ手を入れ、白い鍵を握りしめる]
しろを、探してくるです。
[告げて皿やコップを片付けると、キッチンの扉を出た*]
(102) 2008/11/23(日) 23:03:05[キッチン]
[外に出かける二人を見送って、失人はおかわりのカレーをたいらげた。口のまわりには、カレーがついたまま。]
うまかった。
飯はうまいもの、覚えた。
(103) 2008/11/23(日) 23:03:13[二階→キッチン]
[しゃがみ込んだライデンの右隣に立って、墓碑に声をかける]
どーしたの?
[ぬいぐるみを持つ左手はそのままに、右手だけライデンの首へ回した。
抱擁になりきれぬ形で、男の肩先で目を閉じる]
おはよう……。
(104) 2008/11/23(日) 23:03:35[墓碑群]
[死の帳が揺れて、生者が紡ぐ現世の夢を断片的に運ぶ。
刻まれた名(かぎあな)に、プレーチェとライデンの声が届き
…酷な微睡みが緩むのを感じた魂はひくと瞼を持ち上げる。]
――…
[『 どーしたの? 』またひとつ、声は届く。指が動く…
2人が覗き込む墓碑の扉から、蒼褪めた手が音無く伸びる。]
[――何かを、掴むように。]
(+9) 2008/11/23(日) 23:10:45[墓碑群]
いや、この名前は……
いや。
[言いかけてやめる。
「此処は墓ですよ」と教えるカナメに]
やめたまえ、縁起でもない。
[独りごちるように呟いた。肩先のプレーチェの顔を振り向き、また前を向いて]
この扉が何か、知っているかね?
(105) 2008/11/23(日) 23:15:41[墓碑群]
プレーチェ、ライデン…?
おはよう。
[見知らぬ者を捜して墓碑群に足を踏み入れ、出会ったのは見知った二人。]
>>98
願い。祈り……強く願う事が祈るということ…?
俺の願いも、祈り……?
[俯いて言葉を反復するが、その時腕に抱く上着が目に入って。本来の目的を思い出す。]
…テンマという男を知らないか?この上着の主だ。返したいが俺は顔を知らない
[>>99プレーチェの発した探し人の名に、その指差す墓標に視線が向いて]
……テンマ……?
(106) 2008/11/23(日) 23:18:18[墓碑群へ]
緑帽子 レンが接続メモを更新しました。(11/23 23:18)
ねむるところ。
[ライデンの動きが耳に届く。
腕を離し、墓碑に視線を移した]
テンマが、眠る所。
(107) 2008/11/23(日) 23:21:22[墓碑群]
箱入り娘 プレーチェは、振り向いてレンの上着に目を向けた。
2008/11/23(日) 23:22:02
ん。ああ、おはよう。
君は……レン、だったね。
[扉の傍でしゃがんだまま、訪れたレンの方を見]
そういう事だ。強く願えるなら……
それがすなわち祈りというものになる。
テンマさんは知っているが、
[一つ目の問いに答え、二つ目の問いに答えかけて言葉を濁す。
ねむるところ、と聞こえたプレーチェの声に]
眠る所、だなどと……君まで、縁起でもない。
これはロッカーか何か、ではないのかね?
(108) 2008/11/23(日) 23:24:45[墓碑群]
[たしなめるような言葉は、しかしそこまで強いものではなく。眼前の扉にかけられたプレートを見直す。
テンマの名前と、此方は判読しづらい四桁の数字。並ぶ扉のところどころにはR.I.P、という三文字や似たような英文が刻まれていた]
(109) 2008/11/23(日) 23:27:41[墓碑群]
む〜。
[ライデンの物言い>>108に、口を尖らせる。
ぎゅ、と胸にぬいぐるみを抱いた]
(110) 2008/11/23(日) 23:29:52[墓碑群]
>>107
ねむるところ。
そうか。テンマは眠っているのか……
…カナメが言っていたな。ここは人が眠る場所だと。
眠る者を無理に起こす事はない…。無理矢理起こされるのは辛いだろう。
最初の眠りと次の眠りは違った。
この眠りは……繋がりを取り戻せる眠りか?
……いらないよ、カナメ。意味はいらない。感じる。俺は自分で感じるから。わからないものは、見つける。自分で。なんだか随分、おとなしくなったな……最初はあんなに耳元でうるさかったのに。
[カナメのささやきに答える。今までのようなイライラした感覚は湧いてこない。]
……上着、どうしたものかな。
[手にする上着を見て困ったように呟く。]
(111) 2008/11/23(日) 23:34:43[墓碑群]
寒い?
[上着に困惑の表情を浮かべるレンに首を傾げた]
(112) 2008/11/23(日) 23:39:40[墓碑群]
[蒼褪めたいろをした手指は、プレーチェの腕へ伸ばされる。
一瞬、きつく掴もうとするかのような素振りを見せるが、
彼女が不満げな声を漏らすと、宥めるように細腕を撫でた。]
……。
儘ならない眠りなら、呼び声は救い――
[帽子を被った少年に>>111に意識を揺らされてか、亡霊の声。]
(+10) 2008/11/23(日) 23:42:50[墓碑群]
そう拗ねないでくれたまえ。
別に怒っているわけではないよ。
[プレーチェには困ったような笑みを浮かべて。ゆっくりと立ち上がり、レンの声を背後に聞きつつ]
だが、此処が本当に「そう」なら……
昨日会ったばかりだというのに?
[並ぶ扉へ順々に視線を向ける。細かく見るようではなく、ただ、漂わせるように]
(113) 2008/11/23(日) 23:44:54[墓碑群]
……――――
[白い腕に触れた亡霊は黙る。
蒼褪めた手指は、凍るようにつめたい。]
(+11) 2008/11/23(日) 23:45:05[墓碑群]
>>108
そうか。祈り……なんだな。
[いのり。と、再び言葉を噛み締めるように反復する]
[寒くないかと聞かれ、プレーチェが薄着である事に気付く。]
俺は寒くないよ、大丈夫だ。マフラーもあるしな。
プレーチェは寒くないか?
(114) 2008/11/23(日) 23:47:57[墓碑群]
拗ねない。
[ライデンにはそう答え、レンには目をぱちくりさせて]
寒くない?
[きょとんとした顔で疑問形]
(115) 2008/11/23(日) 23:52:31[墓碑群]
――あれ?
[ビオトープへ入り、
土を踏む、足がふらついた]
つかれた、ですか?そうですね。
少しやすむですね。カナメ。
[ブランケットをかきあわせ、
樹の幹によりかかり、梢を見上げる。
そうしてどれほど過ごしただろう]
(116) 2008/11/23(日) 23:54:10[どこか]
鍵っ子 ルリが接続メモを更新しました。(11/23 23:58)
[寒くない?と疑問系のプレーチェに微かに微笑んで、やわらかい口調で]
うん。俺は寒くない。
プレーチェ、寒い?プレーチェは、薄着みたいだから。
テンマに返す機会ができるまで、上着はかりておこうか。
プレーチェ。風邪をひかないように。
[プレーチェの肩にテンマの上着をかけた。]
(117) 2008/11/24(月) 00:03:08[墓碑群]
[>>113墓碑に視線を向け、何かを考え込むように見えるライデンに]
ライデン?
何か、気に掛かることでもあるのか……?
(118) 2008/11/24(月) 00:07:25[墓碑群]
“寒い”……?
[瞬く間に、上着が羽織らされていた。
膝近くまで丈のあるそれを見下ろして、レンの顔を見た]
ありがとー?
(119) 2008/11/24(月) 00:09:16[墓碑群]
―墓碑群―
儘ならない眠りなら、呼び声は救い。
[レンたちの後方、
突如として少女の声が響く]
テンマの声が…聞こえたです。
[瞳を見開いてルリは、
静かなような、そうでもないような声で。ふらとその扉へ寄り]
テンマ。
部屋は…扉は…見つかったですか。
テンマの上着…プレーチェにもきっと、あったかいですよね。
(120) 2008/11/24(月) 00:11:02[墓碑群]
>>59
へええ……
[バクの語ること全部を理解することは
難しかったかも知れないがそれでも感じたことはひとつあった]
それって、素敵だね。
……どうやって言ったらいいか、分からないけど。
でも、なんだかいいな。
[そういえば、口元は自然に笑みの形になる]
(121) 2008/11/24(月) 00:16:18[キッチン]
>>60
[ルリに色のことを指摘されれば、もう一度出来た絵を眺めて]
緑……ああ、そっか。ここの。
[茎から葉にかけての青のラインをなぞる。
プレーチェから青の鉛筆を渡された時は、違和感もなかったけど]
なんでだろ。
[考えたところで、答えは出ない]
(122) 2008/11/24(月) 00:17:14[キッチン]
[拗ねないというプレーチェには、いい子だ、と]
気にかかる。そうだな、気にかかる……
いや。大した事でもない。
[レンの問いには肯定しかけて否定する。相手とプレーチェの様子を考えてだったか]
――、ルリ。
[突然後ろから聞こえた声に、振り向いて]
声が聞こえた、とは……
どういう事だね。
[問いかける。少女の奇妙な雰囲気に、少々戸惑った気配を見せながらも]
(123) 2008/11/24(月) 00:17:40[墓碑群]
学生 ミナツが接続メモを更新しました。(11/24 00:17)
>>120
救い……?
[現れたルリに振り向いて、少女の表情を見据える]
あったかい。
[ルリの言葉をそのまま真似て、上着のゴージライン辺りをぎゅっとつまんだ]
(124) 2008/11/24(月) 00:21:00[墓碑群]
白衣を着た ユウキが接続メモを更新しました。(11/24 00:21)
…心はただ、あの空の上に。
[ひとつの質素な墓碑に刻まれた言葉。
それをかみ締めるように読み上げると、空を見上げる。]
流れ着く、居場所なのかな?
[空はただ広いだけ。
サンダルを履いた足は、自然と話し声のするほうへ。]
(125) 2008/11/24(月) 00:24:08[→墓碑群]
[ライデンの問>>123には、
ゆるく首が傾いだだけだった]
…?
こえは、こえです。
ライデンは、聞きませんでしたか?
(126) 2008/11/24(月) 00:25:17[墓碑群]
[食事を終えて、用の済んだキッチンを後にする。
足が向いた先には、扉がポストのように並んだ独特の空間]
――あれ?
みんな……ここで何してるの?
[その場にいた者たちに声をかけた]
(127) 2008/11/24(月) 00:26:04[墓碑群]
>>121
素敵なのか?
世界が歌うのは、素敵なのか。
覚えた。
[パチパチ、まばたきをした]
(128) 2008/11/24(月) 00:26:09[二階→キッチン]
[突然の後方からの声に振り返る。]
ルリ…?
テンマの声が聞こえた?
俺には聞こえない。…カナメのように響く声、か?
……繋がりのある、眠り?
人と人?ルリと、テンマ?
それじゃ、ないんだ…。
これも、違う眠りなのか…世界とは、繋がらない……世界に還らない。結びつかないのか……。
どうすれば、還る……?
[墓碑を見つめて呟く。
探し物を見失なったような表情で。視線を落とした。]
(129) 2008/11/24(月) 00:27:50[墓碑群]
ミナツ。
[大きい上着を羽織ったまま、ミナツの元へ駆け寄る。
腕を引っ張り、墓碑まで歩かせた]
青い花。
[テンマの名がある墓を示した]
(130) 2008/11/24(月) 00:31:47[墓碑群]
[曖昧な呼び声でなく此方を明確に知覚する声>>120がかかる。
墓碑の扉から突き出た蒼白い腕が、不意に――消えた。]
…ルリさん…?
[蝋燭の火のように、灯る声。そして不意に現れる。
ライデンの傍ら、墨色に透ける亡霊が、墓碑上へ腰掛けて。]
扉は――… ……。
ええ。プレーチェさんも、どなたも…お風邪など召さぬよう。
[とろりと眠たげに瞬く魂。途方に暮れたような笑みを佩く。]
――…。カナメは、止めませんか…
(+12) 2008/11/24(月) 00:32:33[墓碑群]
[ルリには一たび緩慢に首を振り]
いや、私は……聞かなかった。
昨日一度会って、それからは会っていない。
ルリは声を聞いたのかね?
[ルリの近付いた扉を見やる。プレートにテンマの名が刻まれていた扉。ミナツの声には一度其方を向いて]
何、少し話をしていたのだよ。
……君は今日、テンマさんの姿を見たかね?
[呟くように尋ね]
(131) 2008/11/24(月) 00:36:02[墓碑群]
[プレーチェに促されて、墓の前へと進む。
そこには、言われたとおりに青い花が]
綺麗だね。なんでここにあるんだろ。
生えてた……わけでもないし、置かれてた……?
テンマ、さん……誰?それ。
[ライデンの問いには戸惑い。
ミナツはテンマのことを知らない。何せ会ってすらいないのだ]
(132) 2008/11/24(月) 00:42:20[墓碑群]
黒いスーツを着た、三十代くらいの……
……そうかね。会っていないのだね。
[ミナツに短く説明してから、思い至ったよう、頷いて。口元に手をあて、俯きがちに、思案げに]
(133) 2008/11/24(月) 00:46:19[墓碑群]
[未だ此方の声が皆へ届くと思っていたらしきルリの様子に、
>>126亡霊がぽつと独り言のような呟きを落とす。続けて、]
…ゆうれいは、もうやめたつもりでいたのですがね?
少しずつしか…眠ることが出来ないようです。
そして、今はどうやら…私の声はあなただけに届くらしい。
[そして少しだけ、真剣な面持ちになって――]
カナメさんは…何も仰いませんか、ルリさん。
(+13) 2008/11/24(月) 00:46:38[墓碑群]
[ライデンの返答に瞬いた]
聞こえないですか。
でも。いまだって。ルリを呼んで…
[その場の一人ひとりをうかがい、彼らの様子から悟る。自分だけが知覚できるらしいと。
>>129には曖昧に頷いて]
[テンマの声を聞くことができるのは、
もしや「鍵」を所持してるからかと]
カナメ…?
[思わず、すがるように問いかけるも
カナメからの説明はごく僅か]
(134) 2008/11/24(月) 00:49:14[墓碑群]
綺麗だね。
[ミナツ>>132に頷いて、テンマを知らない様子に、上着の内側を探し始めた]
テンマ。
[背広の内側には、T.Tと刺しゅうされている]
(135) 2008/11/24(月) 00:49:15[墓碑群]
[ふと墓の墓碑を見ると、そこにテンマの名前が
あることに気づく]
んー……会った人の中には、黒いスーツの人は……。
えーっと……その、テンマさんがどうかしたの?
[目の前の墓碑と、ライデンの顔を見比べてながら尋ねる]
(136) 2008/11/24(月) 00:50:48[墓碑群]
もう――テンマは、眠ってるですか。
[カナメの言葉に、
表情から色が抜けてゆき]
ゆうれい…。
[かけられた声に。そっと手を握りこむ]
はい、カナメは…
なんだか今、嫌がってるかんじ、です。
[戸惑い浮かべ。「ゆうれい」へ語る]
(137) 2008/11/24(月) 00:55:47[墓碑群]
>>135
うん、綺麗。
[プレーチェの言葉には、素直に頷く。
背広を示すのには、不思議そうな顔で]
これが……テンマさん。
……じゃないよね。
これはテンマさんのもの、ってことかな。
(138) 2008/11/24(月) 00:56:46[墓碑群]
君にはテンマさんの声が聞こえるのだね。
[ルリにはそうとだけ言って。当惑した様子に、問い詰める事はせず]
行方が知れないのだよ。
[ミナツにもそれだけを伝えたが。ルリの呟く声(>>137)に、僅か眉を寄せ]
……ゆうれい。
[短く零した声音は、重く落ちて消え]
(139) 2008/11/24(月) 00:59:57[墓碑群]
[やがて墓碑周りへと集まる人々。
亡霊は緩慢に首を巡らせて――彼らを眺め遣る。
ミナツの言葉>>132…亡霊も初めて彼女の姿を目にする。
ゆらあり、一方的に向ける常の辞儀は危うく揺れる。]
…御目にかかる機会を逸したようで残念です。
大丈夫――悪夢を見せたりなどは、致しませんから。
(+14) 2008/11/24(月) 01:02:39[墓碑群]
[そして、思案に俯くライデンの面持ちを横合いから覗く。]
……ええ。私は死人です、ライデン。
あの時こそが、君。
…「ひとりの時間」だったかもしれませんよ?
[螺旋階段でルリが垣間見た、性質のよくない笑みが過ぎる。]
(+15) 2008/11/24(月) 01:03:51[墓碑群]
>>139
どこに行ったのか分からない……。
でも、声は聞こえる?
[そう言うとまた、テンマの名前が記されたプレートを見る]
[テンマの行方は分かったような気はしたが、
それを口に出すのはためらわれて]
(140) 2008/11/24(月) 01:06:41[墓碑群]
いや?
[小さく聞こえてくるルリの言葉>>137に瞬いた]
テンマさんのもの。
[こくこく、とミナツ>>138へ頷く]
かえす?
[問いは、まず墓碑へ。続いてきょろきょろ見渡してから、ルリへ視線を]
(141) 2008/11/24(月) 01:07:19[墓碑群]
[誰もいなくなったキッチンで、失人は耳をすませていた。こうしていると、何処からか聞こえて来る。奪われた夢達が、主を探して叫ぶ声。這いずるような、不気味な響き。嫌な音色。]
夢が、帰って来たがってる。
[誘われるように、失人は立ち上がり。そして歩き出す。自分の眠っていた、あの部屋へ向かって。]
(142) 2008/11/24(月) 01:07:46[二階→キッチン]
ゆう、れい・・・…幽霊?
[聞こえた言葉の意味を、ぼやけた記憶から慎重に探す。繋がる、言葉と意味。]
……眠りにつけずに、彷徨う、もの?
望んで彷徨うのか、それとも……望まずとも彷徨うしかない者なのか…。テンマは、望む?望まない?
[顔をゆっくりと上げ、ルリに問いかける。
まるで、眠り姫が目覚めを望むか望まないかの話をする時のように]
(143) 2008/11/24(月) 01:09:55[墓碑群]
[>>139に首を縦に。
ミナツが現れたのにも目を留め]
はい。そうみたいです。
どうしてルリだけに聞こえるのかは、分かりません。
カナメも教えてくれません。
それと…テンマは、自分が死人だと、言ってるようです。
[困ったように笑う]
[ポストのような墓碑群へ、腕を広げた]
これが…皆、眠るひとたちの扉。
[今のところ、語りかけてくる影を感じるのは、テンマの扉だけだったが]
(144) 2008/11/24(月) 01:15:28[墓碑群]
>>141
うん……返せるなら、返したほうがいいよね。
[だけど、幽霊に物を返す方法なんて分からない]
ここに置いておくのが……いや。
その、テンマさんという人の部屋があるなら
そこに置いておけばいいんじゃないかな。
(145) 2008/11/24(月) 01:16:04[墓碑群]
>>144
そう、なんだ。
[テンマの話を伝えるルリには、短く一言だけ返す]
そういえば……その、テンマさんって
死ぬ前のこととか、覚えてるのかな?
(146) 2008/11/24(月) 01:21:26[墓碑群]
学生 ミナツは、青い花びらがふわりと揺れた*ように感じた*
2008/11/24(月) 01:23:09
学生 ミナツが接続メモを更新しました。(11/24 01:23)
…祭りにお連れ出来なくて、…申し訳ありません。
[『もう――テンマは、眠ってるですか。』
ルリの語尾の上がらない問いに、浅く頷いてみせる。]
もうずっと――長いこと眠っていなかったもので。
良ければ、プレーチェさんに有難うと――
否… 死者が多くを望んではいけませんね。
[彼女の「カナメ」が嫌がっている――からともなく。
楽園の最後の欠片が埋まるのを、ただ見ていたくて…
かつて「さいごのひとり」だった男は、少女に明確な忠告を囁くのをよした。]
(+16) 2008/11/24(月) 01:23:57[墓碑群]
部屋、どこ?
[自分の部屋を探していたテンマ。
いつかの会話を思い出して、*目を伏せた*]
(147) 2008/11/24(月) 01:24:16[墓碑群]
箱入り娘 プレーチェが接続メモを更新しました。(11/24 01:25)
テンマさんが……
自分が死人だと。
[ルリの説明(>>144)に、復唱するよう。その困ったような笑みと、テンマのプレートがかかった扉を順に見]
いつ……
[いつ死んだというのか、と。問いかけは途中で呑み込まれ。ルリの言葉を真っ向から否定する事もできずに]
……Agnus Dei, qui tollis paccata mundi,
dona eis requiem.
[代わりに口から零れたのは、静かな低音の旋律。祈るように目を伏せて]
(148) 2008/11/24(月) 01:27:09[墓碑群]
……tenet lux perpetua luceat eis.
[数分の間、そうしていたが。
歌い終えると緩慢なまばたきをしてから並ぶ扉を見直し、一瞬だけ、眉を下げて]
また会おう。
[前もした挨拶を、今度は平坦に。
そのまま踵を返し、己の部屋の方へと*向かった*]
(149) 2008/11/24(月) 01:31:42[墓碑群]
長身 ライデンが接続メモを更新しました。(11/24 01:32)
[>>141>>145には首をかしげ]
[これまでになく、きっぱりと発声する]
いいえ、プレーチェに
ありがとうと、テンマは言ってます。
[他の者らの問いに、
儚い存在は応えるか、それは不明だが*]
(150) 2008/11/24(月) 01:35:16[墓碑群]
鍵っ子 ルリは、箱入り娘 プレーチェに、上着は使って、と言って*
2008/11/24(月) 01:38:31
>>144
テンマは死人、か…。
ルリに聞こえるのはテンマの声だけ。
眠らぬ死人の意思と生きている者の意志。
そこに見えるもの、聞こえるものがあるかないかの違い。それ以外に違うものがあるというのかね…。
[ゆうれい、死人との言葉に様子が変わったライデンを見て不思議そうに。]
[顔を上げたことで、やっとミナツの姿が視界に入る。
テンマの部屋があるならば置いておけばいいとの言葉に]
…部屋があるのなら、返すことができるな。
(151) 2008/11/24(月) 01:39:25[墓碑群]
鍵っ子 ルリが接続メモを更新しました。(11/24 01:41)
…ええ。有難うございます…ルリさん。
[ミナツとプレーチェが上着の返却を気にする様子に、
面白そうに唇の端を引く。ルリが此方の思いを的確に
代弁してくれて――墨色に透ける存在は感謝を伝え。
…誰かがささやかな温もりを得られるならそれでいい。
ペケレの「カナメ」が亡霊の存在を感知していたのは
>>0:92 >>63 いったい何故なのか――それも謎のまま。]
必要な方がお出でだったから、なくならなかった。
…たぶんそういうことなのでしょう。
(+17) 2008/11/24(月) 01:53:35[墓碑群]
[ルリを介した伝言を聞いて]
……プレーチェ。上着、使っていいみたいだな。
>>149
行く、のか?
ああ……また、会おう。
[不思議そうな表情は変わらずに。ライデンが墓碑群から離れていくのを見送った*]
(152) 2008/11/24(月) 02:02:27[墓碑群]
緑帽子 レンが接続メモを更新しました。(11/24 02:02)
[ゆらり 亡霊は墓碑へ寄りかかって、ライデンの歌を聴く。
Requiem――
生者が死者のたましいを慰める。
生者が死者を思い自らを慰める。
聴く者は、然し其処へ違いを見出さない。探さない。
…ただ、繋いだ縁のかたちに感謝を。]
――…。またお会いしましょう。
[己の言は叶うといい。彼の言は叶わぬといい。
これはレンの言う「望み」だろうかと思いつつ、
墓碑を離れゆくライデンの背を長く見送った。]
(+18) 2008/11/24(月) 02:11:08[墓碑群]
[ こつ こつ …ふわり ルリにしか聴こえない音。
足りない眠りにか、頑なに地へ降ろしていた靴先が浮く。
揺らぎは青い花弁に伝わってミナツの意識を引いたようか。
『そういえば……その、テンマさんって
死ぬ前のこととか、覚えてるのかな?』
亡霊は、そう尋ねていた彼女の胸に蒼褪めた手を伸べて]
忘れたくは、なかったですからね…
[音もなく 差し伸べた腕はミナツの背へとすり抜ける。
ああ、おいしそうなのにとそんなことを思い少し笑った。]
(+19) 2008/11/24(月) 02:36:08[墓碑群]
[微睡みの浅瀬に足首を浸す亡霊は、レンの問い>>143へは
答えを置かぬまま――夜気に溶けるようにその姿を消す。
ここからどこかへ。
その扉を探して。
魂はドームに縛られたまま…遠い遠い望みを*懐き続ける*]
(+20) 2008/11/24(月) 02:45:32[墓碑群]
―自室―
[横たわるコールドスリープ用カプセル。こつり、失人はそれを蹴る。カプセル以外には何もないその部屋で、自分を呼ぶ何かを探していた。こつり、こつり、カプセルを蹴る。しばらく続けると、何かをしまう部分がある事を知る。自分が眠っていた時の、枕の位置。その真下にあったそれを引き出して、中に入っていた物を出してみる。入っていたのは、アルバムと、一枚の紙。それには文字が書いてあり。]
Don't forget
[もちろん、彼には文字など読めない。それでも]
……何か、大切な言葉だった気がする*
(153) 2008/11/24(月) 04:25:04[キッチン→自室]
失人 バクが接続メモを更新しました。(11/24 04:25)
テンマの方では
皆の声が聞こえるみたいです、けど。
[まるで悪戯っぽく囁く風、
ミナツの傍の、揺れる青い花弁へ向いて]
…覚えてる、そうです。
[ぽつり落としたは>>146に対して]
望んで彷徨うか、そうでないかは…わかりません。
[requiemの流れる中、
レンの問いかけには、それだけを]
(154) 2008/11/24(月) 09:17:32[墓碑群]
[>>143の言、
その意味を浸透させる、間]
幽霊?死者?…って、そうゆうものですか。
[明確にはわからぬものの、何となく知る。
淡く、影のようにみえる眠りびとは、またどこかへ彷徨い行くらしい]
(155) 2008/11/24(月) 09:27:14[墓碑群]
…死?
[聞こえてきた言葉を、ぽつりとつぶやき返す。]
ここは、安らかに眠るための場所?
…目覚める事の無い、眠り…
[空を見上げる]
確かに、快適そうだ。
[…ふ、と小さく微笑む。]
(156) 2008/11/24(月) 09:31:37[→墓碑群]
テンマは、影みたいです。
眠ったひとは…こんなふうになるですか。
[ついでレンへ視線を移した]
見えるもの、聞こえるものがあるかないかの、ちがい…。
眠ると…
レンたちに声が、とどかなくなるですか?
それ、は――
[瞳が見開かれる]
[誰にともなく尋ねたのは――こんな事だった]
(157) 2008/11/24(月) 09:33:53[墓碑群]
[つと俯く。
前髪が表情を隠した]
いえ…。
テンマは。眠れるひと、ではない。
少しずつしか眠れない、彷徨うひと、なんですね。
[ポケットの鍵に触れる。
鍵穴は…ここなのだろうか。
瞬間。恐れたみたいに、一二歩後ずさる足のわけが、ルリ自身でもわからない。
かわいた白を、握りしめる]
[やがてライデンの後を追うようにして墓碑を去った*]
(158) 2008/11/24(月) 09:41:59[墓碑群]
眠り姫 ペケレが接続メモを更新しました。(11/24 10:06)
-2階-
[つと窓から外を見る
墓碑群に人が集まっているのが見えた]
儀式みたいね。
[複雑な機構のカメラを構え
ファインダーを覗き
慣れたしぐさでシャッターを押す]
(159) 2008/11/24(月) 10:10:38[散策中]
[屋内へ戻りかけて、上の階の人影に気づく。
カメラが向けられているようなので、ちょっと手をふってみた。]
(160) 2008/11/24(月) 10:16:03[→墓碑群]
[しばらくして、
もうひとつののっぺりとしたカメラを構える]
[背面のディスプレイを覗きながら、数枚の写真を撮る]
デジタルは、結果を撮ってるみたいで、味気ないわね。
[撮れた写真を確認しながらぽつり]
[カメラの底面には"caname"と彫りこまれている]
(161) 2008/11/24(月) 10:16:29[散策中]
みつかっちゃったみたいよダーリン。
[カメラを手にしてから、初めて笑顔になり、小さく舌を出す。
そしてユウキに手を振り返した]
(162) 2008/11/24(月) 10:20:29[散策中]
それは、瞬間を切り取って集める機械だよね?
いい瞬間は収穫できた?
(163) 2008/11/24(月) 10:24:55[→墓碑群]
眠り姫 ペケレは、耳に手を添えて、ユウキの言葉を拾う。
2008/11/24(月) 10:26:00
瞬間を切り取って集める。
詩的な言葉ね。
[質問にしばし考え込む]
──あいいろに、見えたわ。
綺麗に写ったかは、現像してみないと分からないけれど。
[複雑な機構の──古い機械式カメラに触れた]
(164) 2008/11/24(月) 10:30:06[散策中]
あいいろ、か。
できあがったらみんなでみるといい。
そこにしかないはずの瞬間が取っておけるなんてすてきなことだよ。
[そう言って、屋内へ]
(165) 2008/11/24(月) 10:34:34[→墓碑群]
そうね。
焼きあがったら、見せるわね。
[またねという風に手を振り、ユウキを見送った]
夕陽だから、なのかしらね。
[ガラスに反射する夕陽を見つめながら]
(166) 2008/11/24(月) 10:39:10[散策中]
[サンダルの足音は廊下を行き、ひとつのドアの前でとまる。
白い扉。
その向こうに白い部屋。
白いカーテンで仕切られた部屋は、ほのかに薬品の香り。]
…ここは、
[しばらく立ち尽くす。*]
(167) 2008/11/24(月) 10:46:34[白い部屋]
白衣を着た ユウキが接続メモを更新しました。(11/24 10:47)
[のっぺりとした──デジタルカメラで空の写真を何枚か撮った]
[こつり
こつり]
[適当な扉をノックしたり、
デジタルカメラで何の変哲も無い室内を撮ってみたり]
返事が無い……誰も居ないのね。
(168) 2008/11/24(月) 10:55:24[2階]
"control room"。管制室。
[ひとつの扉の前で足を止めた。
扉の横のサイドパネルに指を走らせる。
反応は無い]
ここは開かないのね。ダーリン。
開けてくれないの?
[拗ねてみせる]
(169) 2008/11/24(月) 11:00:47[2階]
[開けることは出来ないと答えるカナメに、肩をすくめた]
まるで青髭ね。
金の鍵があればいいのに。
[念のためポケットを探って、何も無いことを確認しようとして──手を止めた]
(170) 2008/11/24(月) 11:02:51[2階]
[触れたのは1枚の印画紙]
[色が褪せたそこに映るのは──*]
(171) 2008/11/24(月) 11:15:08[2階]
眠り姫 ペケレが接続メモを更新しました。(11/24 11:15)
[意味のわからない紙をポケットにしまい、次はアルバムをめくってみる。写っているのは自分と、女が一人。二人の写真だけが、ただいっぱいにつまっていた。]
………誰かな………思い出せないや。
[パラパラ、アルバムを捲っていくと、自然に涙がぽたり落ち]
???
どうして涙が出る??
俺は全然悲しくないのに*
(172) 2008/11/24(月) 13:17:40[キッチン→自室]
>>150
“ありがとう”……
[ルリの口から発せられた、テンマが言ったという言葉を繰り返す。
目が細められ顔が歪みかけたが、間を置いてからレン>>152に振り向き小さく頷いた]
また会おう。
[そうして、去り行くライデンの背中に呟いた]
(173) 2008/11/24(月) 17:38:20[墓碑群]
[いくらかの時間が過ぎた後、何も言わずに深々と頭を下げた]
……散歩。
[行き先を言い残して、墓の前から歩き出すことにした]
(174) 2008/11/24(月) 17:43:13[墓碑群→]
[泉には水を飲みに来た小鳥がいた。
飛び立つ様を目で追う]
青い鳥。
[スーツの上着を羽織ったまま、泉へ足をひたす。
腰掛けたタイルはひだまりの*ぬくもり*]
(175) 2008/11/24(月) 17:47:58[泉]
[アルバムに反応する心と、反応できない肉体と。2つがじわじわ、失人を締め付けた。それに耐えきれず、アルバムを閉じ。小脇に抱えて、失人は外へ出る。月明かりは更に濃く、世界を写し出していた。目指す先があるわけじゃない。ただふらり、歩いてみたくなっただけ。]
何処へ行こうか。
面白そうな場所、あるかな?
[頬を伝う雫はそのままに、失人はただ歩いて。]
(176) 2008/11/24(月) 18:36:11[キッチン→自室]
失人 バクが接続メモを更新しました。(11/24 18:36)
[――白い部屋>>167、白い床、白い壁。
墨色に透ける影は、じわりと染みを広げるように現れる。
こつ こつ ユウキの背後、扉の内側へ凭れて…Knock。
白衣の青年には届かぬ音。亡霊が亡霊でいるための"鍵"。]
あなたの 扉 は、此処でしょうか?
[薬品の香り。清潔な部屋。眠たげな視線で室内を見回す。
立ち尽くす白衣の青年へ、届かぬ問いを投げず置き…瞬く。
亡霊はまだ、彼の名が呼ばれているのを耳にしていない。]
(+21) 2008/11/24(月) 20:36:51[白い部屋]
何もかも忘れた私と、何もかも思い出した私が、
別人のようでいて…結局は同じ者だったように――
あなたも、異なる時の異なる場所で。
[墨色の影が通り抜けても、白いカーテンは揺れない。
振り返ってユウキの顔を覗くことはせず…亡霊は囁く。]
…自身の本質を見出すことが出来るのでしょうか?
[何へ憚るか、顰めた声音は低く甘く…そしてつめたい*]
(+22) 2008/11/24(月) 20:37:07[白い部屋]
テンマには俺達の声が聞こえるのか……ふぅん。
[>>154望んで彷徨うかそうでないかはわからない、との言葉に]
……そうか。
見えるもの、聞こえるものがあるかないか。違いはただ、それだけ。
ルリが聞こえると言うのならば、確かに居るのだろう。
…俺はテンマという者の顔も声もよく知らないけども。
見えやしないからとりあえずはこっちを向くけど、当りはずれなほうに喋ってたら、勘弁な。
テンマ。俺は…レン。まだ、挨拶していなかったから。
よろしく。
[青い花の墓碑に向かって。いるらしき場所も特定できないテンマに挨拶をした。]
(177) 2008/11/24(月) 21:04:01[墓碑群]
緑帽子 レンが接続メモを更新しました。(11/24 21:04)
[>>157問いかけるルリの言葉に]
声…聞こえないな。
目に見えていない声はカナメのものだけさ。
…ん。目に、見えていない声…カナメ、か…。
[何か、考え込みそうになったが…それをやめた。今は。]
ルリにはテンマの声が聞こえて、影のように見えるのか?
なにも見えないのよりは話しやすそうだな。
(178) 2008/11/24(月) 21:07:10[墓碑群]
少しずつしか、眠れない…?
[ごく先ほどの記憶を辿る。この少女が墓碑群に現れた時に聞いた何か、言葉。>>120]
……”儘ならない眠りなら、呼び声は救い”、ね。
ふぅん。面白い事を言うね。
それならば、言葉を交わすことができるという事は。救い、なのだろうか。
…なら、大切にするといい。
[去って行くルリの背にかけた言葉は虚空へと溶けて消えるのか、それとも……。]
[そして、他の墓碑群から去り行く者達の背を静かに見送り。]
(179) 2008/11/24(月) 21:11:04[墓碑群]
緑帽子 レンは、ゆっくりと。空を見上げた。
2008/11/24(月) 21:26:47
>>154
覚えてるんだ……。
[彷徨う霊能は、死の際のことも覚えている。
その時のことを聞こうというのは、あまりにも残酷だろう。
しかし、自分と比べて思うことはある]
どうして、私は……覚えてることが少ないんだろう。
テンマさん、はいろいろと知ってるのに。
(180) 2008/11/24(月) 21:37:55[墓碑群]
学生 ミナツが接続メモを更新しました。(11/24 21:38)
[>>180ミナツの言葉が耳に入って。]
ミナツも、記憶がぼんやりしてる…?
どうやらみんなも、同じようにぼんやりしているみたいだな。
何か眠る前の手がかりとか記録があれば、覚えていたことを思い出せるのだろうか……。
…何もないなら。自分で感じ取るだけ。心の感じるままに。
[手がかりを何も持たない少年は、静寂の空を見上げたまま。]
(181) 2008/11/24(月) 21:51:31[墓碑群]
どんな人か知らないけど……優しい人なんだろうね。
テンマさんは。
上着、貸してくれるくらいだし。
[ふと思いついて、スケッチブックを広げて描く。
しばらくすれば、供えの青い花の絵が出来上がった。
それをテンマのプレートがかかったドアの前に置いた]
(182) 2008/11/24(月) 21:53:55[墓碑群]
>>181
うん……自分のことは、何も。
それ以外のことは、少しは覚えてるんだけど。
眠る前の手がかりって言っても、それっぽいのはこれだけだし。
[手にしたスケッチブックと色鉛筆を示す。
そこには、確かにミナツの名前が書かれてあった]
何もなくても、何かあると思うんだけどね。きっと。
(183) 2008/11/24(月) 21:57:53[墓碑群]
白衣を着た ユウキが接続メモを更新しました。(11/24 22:00)
[左手を天に伸ばす。目を凝らすと見える、隔てる透明なもの。それがどんなに透明でも、確かに隔てている。感じる。]
……断ち切られている。空に、天に届かない。
空のにおいがわからない。
…かな、しい…
…寂しい…
[呟いて、右手をぎゅっ、と握り締めた。]
(184) 2008/11/24(月) 22:04:29[墓碑群]
…不思議だ。
[その白い部屋へと入り、室内を歩き回る。]
まるで、先ほど出来たかのように真新しくて、塵一つ落ちてやしないのに、
[棚の薬品、器具の位置。
奥のデスクに転がるペンすらも。]
いつも通りな、気がする。
(185) 2008/11/24(月) 22:05:51[白い部屋]
[>>183ミナツへと視線をうつし。示されたスケッチブックと色鉛筆を見る。]
これ、ミナツの…名前が?
ミナツのものなんだな。これは…絵を描く、道具?
…少し、見てもいい、かな?
(186) 2008/11/24(月) 22:10:42[墓碑群]
[空を見上げるレンに不思議そうに尋ねる]
空に届かないと寂しいの……?
世界の歌が、聞こえないから……?
[レンの言葉はバクの話を想起させた]
(187) 2008/11/24(月) 22:14:02[墓碑群]
>>186
部屋に置いてあったし、教えてもらった名前と同じだし。
私のものなんだろうね。
……覚えてはないけど、何か気になって。
うん、いいよ。
もしかしたら、これ見て何か分かるかも知れないし。
[快く差し出す。
色鉛筆で描かれた柔らかなタッチの風景画が数枚。
それ以外は、まっさらの状態のスケッチブック。
色鉛筆は、差はあれどいずれも減っているのが分かる]
(188) 2008/11/24(月) 22:20:52[墓碑群]
眠り姫 ペケレが接続メモを更新しました。(11/24 22:28)
何もなくても、何かある、か……そうだな。
何か、あるのかもしれない。
今俺が持っているのは……感じる心だけ。だけど…。
>>187
世界の歌……なるほど。面白い表現だな。
歌。世界の歌。そうだね。
感じない…いや、歌だから、聞こえないというのか…?
ここでは、何も……。
空からは聞こえそうな気がするのに。なのに。
[それは、とても寂しそうな口調で]
(189) 2008/11/24(月) 22:29:16[墓碑群]
―廊下―
あぁ、世界の歌が聞こえる。
[こつり、こつり、失人は廊下を歩く。ぽたり、ぽたり、頬を伝う雫が床を濡らして。止めようにも、止め方がわからない。]
世界は、泣いている。
[失人は、ただ歩いた。行き先はまだ、考えていない。]
(190) 2008/11/24(月) 22:30:42[自室→廊下]
[>>188差し出されたスケッチブックを受け取って]
ありがとう、ミナツ。
見せてもらうよ。
[その表紙をぱらり、と開いた。]
(191) 2008/11/24(月) 22:32:17[墓碑群]
[指先に触れたのは、1枚の写真]
[レン、ルリ、ユウキ、ライデンがこちらに曖昧な笑みを向けている]
……?
[裏を返すと 11018.11.24 XXXX]
──え? なぁにダーリン。
ああ、確かに加工して作れるけど。
なんで私のポケットに入ってるのかしら?
11018年。
最近なのか、ずいぶん前なのかさっぱり分からないわね。
(192) 2008/11/24(月) 22:37:10[2階]
[表紙をめくると現れる、最初の風景。]
…これは…風景…
…鳥…?
[じっ。と魅入って、次のページに描かれているであろう絵も気になって。一枚一枚を大切に見て、大切にめくって。]
…せか、い…
あ……。
[その絵を見て溢れてくる、熱いもの。
一筋の涙が頬を伝う。]
(193) 2008/11/24(月) 22:40:35[墓碑群]
>>189>>190
うん、それでも……分かる時、来るんじゃないかな。
[似た境遇にあるレンにかける言葉は、
自分に対して向けるようにも感じられた]
獏から教わったんだ。
この世界の……いろいろなものが音を作って、
歌になってるんだって。
レンの話聞いてたら、何か似てると思って。
聞こえないんだったら……空の歌、かな。
……どう?何か分かる?
(194) 2008/11/24(月) 22:41:45[墓碑群]
箱入り娘 プレーチェが接続メモを更新しました。(11/24 22:43)
偽物なの?
フェイクなら、私は何でこれを作ったのかしら。
[カナメの声に考え込む]
[何事かを告げる声にはうるさそうに頭を振る]
レディが考え事をしているときは黙っていて頂戴。ダーリン。
[告げる声はかすかな苛立ちを含む]
ああ、だめ。考えがまとまらないわ。
[ため息をつくと、写真をポケットに戻す]
[踵を返して、再び歩き出す]
(195) 2008/11/24(月) 22:46:30[2階]
>>193
[レンが絵を眺める様子を、自分も後ろから覗きながら]
……森に、鳥が飛んでて……。
何か懐かしい気はするけど……思い出せないや。
[不意に流れるレンの涙を見ればあわてて]
え、ちょっとどうしたの!?
何か思い出した?
(196) 2008/11/24(月) 22:46:47[墓碑群]
[部屋の壁際。脚の長い椅子に腰掛け、腕を組み、前の壁にかけられた鏡を見つめていた]
君。改めて聞くが……
此処は何処なのかね?
[問いかけは「声」、カナメに向けて。
「ドームですよ」という、目覚めた時と変わらないカナメの返答]
私は何故此処にいる?
[「冷凍睡眠していたからです」、やはり前と同じ返答]
私は誰だ?
「貴方は、ライデンです」
(197) 2008/11/24(月) 22:50:19[→部屋]
[止まらない涙。でも、止める気はなくて。その感情に身を任せるばかりで。]
この感じは…なんという言葉が繋がる…?
うつくしい…きれ、い…?
尊い……せつ、ない……?
今の俺じゃ引き出せる言葉が足りなすぎる…でも。
ミナツの、絵…
きれいで……素敵な、世界だ。
これが、ミナツが描いた世界……
…ミナツはこの世界、好きか?
[まだ震えている声で。スケッチブックの風景画を示して。]
(198) 2008/11/24(月) 22:51:26[墓碑群]
空よ、お前は何故泣いている。
星よ、お前は何故隠れている。
月よ、お前は何を叫んでいる。
あぁ、雲の歌う歌が聞こえる。
あぁ、雨の紡ぐ詩が聞こえる。
あぁ、涙を流す世界が見える。
[ガラス越しに空を見上げれば、口から自然に紡がれる言葉。少しずつ、失人は取り戻しつつあった。]
(199) 2008/11/24(月) 22:54:32[自室→廊下]
―泉―
[ぴちゃん、ぴちゃんと、水音が響く。
両足を順に水面に叩きつけている音]
てぃー、てぃー。
[背広の内側の刺しゅうを見て読み上げる。
ゆるりと視線を水面へ戻しながら、うなじに手を伸ばした]
(200) 2008/11/24(月) 22:55:14[泉]
……、そうかね。恐らく君は……
何度聞いても、答えてくれはしないのだろうね。
などと、既にわかっていた事ではあるが。
[力ない笑みを浮かべる。やれやれというような、同時にどこか自嘲するような。鏡面に指を伸ばし、映る己の鏡像の輪郭をなぞって]
……というのは……
……いや。これも今は君は教えない、か。
[続けかけた問いを途中で撤回した。
起立し、扉へと向かい]
ただ部屋にいるとどうにも考えすぎてしまう。
[部屋から出、目的地のない足取りで、扉の並ぶ壁近くを歩いていき始め]
(201) 2008/11/24(月) 22:59:24[→部屋]
[何の気なしに歩いていれば、何処からか聞こえる音]
……水の音がする。
[ふらり、失人は音の方へ足を向けた。]
(202) 2008/11/24(月) 23:00:12[自室→廊下]
>>178
カナメの声が…?
レンにもカナメがついてるですね。
[自分以外の者にもカナメの声が聞こえている、
他者の『カナメ』との相違などは、さほど理解しないままに、それを認識した]
[ぼやけた言葉尻には少し、不思議そうにしたけれど]
(203) 2008/11/24(月) 23:00:55[どこかうろうろ]
>>198
[涙の止まらない―いや、止めようとしない―レンを
見る視線には戸惑いが残るが]
うん、好きだよ。
どうしてなのか分からないけど……。
絵に描いたことがあるなら、昔行った場所なんだろうな。
[思いつくことを一通り話すと、ぽつりと呟く]
今もあるのかな。この絵の場所。
(204) 2008/11/24(月) 23:01:07[墓碑群]
[歩き始めて、再び窓のところで立ち止まる]
[レンとミナツに気付く]
あら──泣いてる?
[なにやら深刻そうな空気に首を傾げる]
[無意識にカメラを構えてシャッターを切る]
[何枚も、何枚も]
(205) 2008/11/24(月) 23:01:38[2階]
[墓を去りがけに>>179が切れ切れに届いて]
もしルリが、眠…死人になったら、
[先ほど墓碑に向かってされた挨拶が想起される。
わかたれても話しかけることもできる、けれど]
レンとも、言葉を交わせなくなってしまうですね…それは、いや、です…そうおもいました。
いろいろ覚えたまま、ここの扉から彷徨う…それは、どんなせかいでしょう。
救いというのが要りますか。わかりません。
たいせつには、します…。
(206) 2008/11/24(月) 23:03:22[どこかうろうろ]
[立ち上がり、泉から離れ出す。
きょろきょろと辺りを見渡していると、突然の衝撃]
うひゃぁ……
[素っ頓狂な声を上げて、地面に尻餅をついた。
見上げると、そこには息を切らした黒髪の少女]
……おはよー?
(207) 2008/11/24(月) 23:04:24[泉]
―通路―
[遠目にペケレの姿がみえる]
ごきげんよう、ペケレ。
おさんぽですか?
でも、歩を、してないですね。
[挨拶に続き、
彼女が手にする物の方へ、珍しげな視線がとび]
(208) 2008/11/24(月) 23:05:42[どこかうろうろ]
眠り姫 ペケレは、びっくりしてカメラから手を離す。
2008/11/24(月) 23:07:54
長身 ライデンが接続メモを更新しました。(11/24 23:08)
鍵っ子 ルリが接続メモを更新しました。(11/24 23:09)
てがみ?
[同じように地面に座る少女の足元には、口の開いた封筒が落ちていた。
娘がそれを指差すが、瞬く間に少女は逃げるように走り去っていく]
だぁれ?
[問いに答えたのはカナメ。去って行った少女はアンという名だと言った。
落し物を拾って、汚れを払い落とす]
(209) 2008/11/24(月) 23:09:46[泉]
ああ、びっくりした。
ごきげんよう、ルリちゃん。
[ルリの視線が胸元に揺れているカメラにあるのに気付き]
カメラ。
写真──瞬間を取っておける機械よ。
[右手でカメラを掲げて見せる]
(210) 2008/11/24(月) 23:10:16[2階]
―泉―
[水の音は、どうやらここからしていたようで。ゆっくりと歩いて、水に触れてみる。ずきり、頭に痛みが走った。]
………水、触ると頭が痛いのか。
[凍った頭が溶けていくような、そんな感覚がする。]
あぁそうだ、俺はここで………
[ずきり、ずきり。]
(211) 2008/11/24(月) 23:10:28[自室→廊下]
ミナツはこの世界が好き…そうか…
[その言葉に、微笑んだ。泣きながら、微笑んだ。
目覚めてからまだ一度も浮かべたことがないほどの微笑みを。]
ミナツの描いた世界。俺も好きだ。
[そしてミナツがぽつりと呟いた言葉に]
…あると、いいな。この絵の場所。
行けると、いいな。
もし思い出したのなら、大切にするといい。
こんなにも心が震える世界なのだからね…。
[そうして、やっとその頬の涙を拭った。]
(212) 2008/11/24(月) 23:11:29[墓碑群]
[>>205のシャッターを切る様子に驚いて]
え、え?
何してるのー!?静かにしててっ。
[叫ぶとテンションが下がったのか、落ち付いた様子で]
……そういうペケレこそ、どうしたの?
(213) 2008/11/24(月) 23:12:38[墓碑群]
あ。そうそう。こんな風に。
[左手をポケットに入れる]
……いいじゃない。見せても。
[なにやらカナメに反論]
[そして取り出したのは、>>192の写真。
カメラを戻し、右手でルリを指す]
これルリちゃんよね……?
[幾分か不安そうな声で尋ねた]
(214) 2008/11/24(月) 23:13:22[2階]
バク?
[手紙を背広の内ポケットに仕舞い、立ち上がってスカートの後ろをはたく。
泉に手を伸べるバクの姿が見えた]
(215) 2008/11/24(月) 23:15:47[泉]
[びっくりしたペケレを、ふふふと笑い。
窓際へ足を進めて、下のミナツたちとペケレの胸元を交互にみた]
瞬間を取っておける?いつまでも?
とっておいた瞬間は、このなかですか?
[そっと手を伸べて、カメラへ触れてみた]
(216) 2008/11/24(月) 23:15:55[どこかうろうろ]
[体に馴染む事務椅子に座り、両の手をじっと見る。]
なぁ、カナメ…だったか?
ここ…
[救護室だという返答以外、詳しい答えは返らない。]
なんかさ、引っかかってるんだ。
…大事なもの。
[デスクの上に転がったままだったペンを手に取り、胸ポケットへ収めると立ち上がる。]
(217) 2008/11/24(月) 23:17:19[白い部屋]
[ミナツと涙するレンとへカメラを向けるペケレの傍に、
僅か歪んだ空間がある。彼女へルリが声をかけると…
空間は揺れて、墨色に透ける亡霊の姿が大気へ滲み出す。]
――…、と…
[零れ落ちるカメラを、咄嗟に支えようと差し伸べる手は
やはり透ける。ペケレの胸元へとぶら下がるカメラ――
亡霊は、諦観の滲む笑みを漏らしルリへ肩を竦めて見せる。]
とっておいた瞬間は…其方の「写真」のようですよ。
[ふたりの会話を補佐する態で、少女へと告げた。]
(+23) 2008/11/24(月) 23:18:18[常に気儘]
白衣を着た ユウキが接続メモを更新しました。(11/24 23:18)
[>>213 ミナツに気付かれたことにもびっくり]
わ。
これ古いからシャッター音が大きいのよね。
[機械式カメラを見下ろす]
何か深刻そうな顔をしているから。
気がついたら撮ってたわ。現像したら渡すわね。
[下の2人に、写真を持った左手をひらりと振って挨拶]
(218) 2008/11/24(月) 23:19:06[2階]
[声が聞こえて>>215振り替える]
あぁ、レーチェ。
何してる?そんなところで?
[泉から手を引いて、彼女に歩みより。]
(219) 2008/11/24(月) 23:19:08[自室→廊下]
>>212
そう言ってもらえると、嬉しいな。
[記憶にない過去の自分が描いた絵を褒めてもらえるのは
複雑な気分でもあるが、言葉に偽りはない]
うん、行きたいな。
行ったら、もう一度ここの絵を描いてみたい。
私も、ここのことは覚えてないから……。
きっとまた、見れるよね。この場所。
絵に描きたいって思うくらいだから、
素敵な場所だったんだと思うんだ。過去の私にとっても。
[レンにつられるように微笑み返して]
(220) 2008/11/24(月) 23:20:28[墓碑群]
>>219
散歩。
[肩に羽織る上着をぎゅっと手繰り、数秒間口を開いたままバクの顔を見ていた]
テンマ。
[それ以上言葉は続かず、ゆっくり口を閉じた]
(221) 2008/11/24(月) 23:24:20[泉]
…そもそもだ。
何故冷凍睡眠に入る必要があったのか。
何故、今目覚めたのか。
目覚めたのは今だから?
他の人たちも、最近目覚めたような様子だったが…
[思考する時に口に出すのは、どうやら癖らしい。
規則正しいサンダルの足音が、廊下に響いていく。]
(222) 2008/11/24(月) 23:25:33[廊下を散策中]
[>>216 ルリに器用に右手でデジタルカメラで撮った画像を見せる]
[先ほどの墓碑群でのみんなの姿]
いつまでも。なのかしら。
[カナメに問うことはせずに、首を横に振る]
──ううん。永遠は無いわ。
現像した写真は色あせるし、いつしか消えてしまうわね。
でも、少なくとも。
生きている間位は、残ると思うわ。
[にこっと笑った]
(223) 2008/11/24(月) 23:25:36[2階]
>>218
深刻……うん、私たち覚えてることがないから
そのこと話してたらちょっと、ね。
[現像したら渡す、の言葉にはピンとこない様子だが]
そういえばペケレは……自分のこと、どこまで知ってるの?
(224) 2008/11/24(月) 23:25:46[墓碑群]
[>>213ミナツの叫びで二階の人影に気付いて]
ペケレ、ルリ……。
……それ、カメラ…写真を映す道具、だっけ…。
[まだ少し残る涙を拭うと、なんだか気恥ずかしくなって。少し、ふくれた。]
(225) 2008/11/24(月) 23:28:11[墓碑群]
>>221
そうか、散歩か。レーチェは、散歩好きだな。
[クスリ、微笑んでみたが、何処か彼女の行動が不自然で。]
どうした?
テンマがどうかしたのか?
[そっと手を差し出してみる。]
(226) 2008/11/24(月) 23:28:20[自室→廊下]
え――
これは―シャシン?
とっておいた瞬間、ですか。
[どこからかの声の補足を受け]
[手を戻し。
示された写真を、目をまん丸くして見つめる]
(227) 2008/11/24(月) 23:29:26[どこかうろうろ]
緑帽子 レンが接続メモを更新しました。(11/24 23:29)
>>226
テンマ、が。
[ふるふると首を振って、差し出されたバクの手首を掴んで早足で歩き出す。
向かうのは、墓碑]
(228) 2008/11/24(月) 23:33:09[泉]
[写真のなかの人々]
レンと、ルリと、ライデンと… あと、しらない男のひとですね。
[ユウキとの面識はなく、
彼の顔と名を結びつけることはできない]
これは。いつの瞬間…。
[目覚めてから写真をとった覚えはない]
[自問が続く]
もしかして。起きる前の??
いえ……わかりません……どうして
わからないですか…じぶんの、ことなのに…
(229) 2008/11/24(月) 23:33:21[どこかうろうろ]
[しばらく黙り込み、>>224 ミナツにゆっくりと答える]
ぜんぜん分からないわね。
今が何年かも、ここの座標も。
──そうじゃなくて。
私がどこの誰だか、分からない。
どこで生まれて、どんな風に生きて──死んだのか。
[無意識に死という言葉が滑り落ちる]
確かに。不安にはなるわね。
(230) 2008/11/24(月) 23:35:40[2階]
>>228
お、おいレーチェ?どうしたんだ?
[手を引かれるままに、彼女と共に墓碑群へ]
(231) 2008/11/24(月) 23:36:49[自室→廊下]
[>>225 膨れるレンに]
そうカメラよ。
ああ、でもちゃんと撮れたかわからないわ。
むくれないでね。
[くすくすと楽しそうに]
(232) 2008/11/24(月) 23:38:02[2階]
白衣を着た ユウキは、話し声が聞こえたので、階段を上がってみた。
2008/11/24(月) 23:39:06
>>231
ここ。
[墓碑群が見えると手を離し、指先は青い花が咲く墓に向けられる。
近づけば、テンマの名があることがわかるだろう]
(233) 2008/11/24(月) 23:40:08[墓碑]
>>230
ありがとう……そっか。やっぱり分からないんだね。
でも――ペケレはまだ、死んでない……よね?
[疑問をそのまま、*口にして*]
(234) 2008/11/24(月) 23:41:04[墓碑群]
学生 ミナツが接続メモを更新しました。(11/24 23:41)
[>>229 ルリの指す"しらない男のひと"を見て]
ユウキさん。お医者さん──だったかな?
白衣着てるでしょ?
[夢うつつの記憶をたどりながら説明する]
ルリちゃん、覚えてないか。
あ。
[困惑した様子のルリに気付いて、頭を撫でる]
驚かせてごめんなさいね。
写真は、作ったりもできるから……もしかしたら、ルリちゃんが知らない写真かもしれないわ。
(235) 2008/11/24(月) 23:43:44[2階]
……ん?
[ふと、どこからか微かに足音(>>222)が聞こえたような気がして、歩みを止めた。それから自然と其方に進行方向を決める。
音感と聴覚は多少優れているようだった]
何故かな。
[呟きながら歩く。
そのうちに遠く見えてきた数人の人影、例の並んだ白い扉に、距離を置いたまま様子を窺うよう]
(236) 2008/11/24(月) 23:45:10[円周辺りふらふら]
>>233
ここって………
[青い花の咲いた墓碑を見れば、そこにあったのはテンマの名。見知った男の名の彫られた墓碑で。]
……そっか、あいつ、いったのか。
向こう側に。
[ぽつり、呟いた。]
(237) 2008/11/24(月) 23:46:47[自室→廊下]
[ルリがペケレの差し出す写真へ見入っている間、
亡霊は階下の被写体たちへと眠たげな視線を向ける。
どうやらふたりは記憶について話していたようか――]
……。
「望んで忘れた」方も、お出でかもしれませんね。
[失われた記憶を思い、模索する様子のミナツへか呟く。]
(+24) 2008/11/24(月) 23:47:17[二階]
学生 ミナツは、何か閃いたのか、スケッチブックを広げて絵を*描き始めた*
2008/11/24(月) 23:48:01
[>>234 ミナツに可笑しそうに]
生きてるわよ。
死んでいるように見える?
[自分が死んだといったことを意識していないような表情]
(238) 2008/11/24(月) 23:49:10[2階]
…おや。
[背後の気配に気づいて振り向き、その長身に軽く手を振る。]
調子はどうかな?僕のクランケ。
腫れは引いた?
[自分の後頭部をさすりながら、ライデンに問う。]
(239) 2008/11/24(月) 23:49:52[廊下を散策中]
瞬間、写真も、いつか、きえる、きえる…。
これは、おいてきてしまったくらい遠い時?
でもまだ、ここにある。でも、いつ…。
[ただ疑問は巡る]
[11018.11.24 XXXXの日付へ目をおとし、途方に暮れた様]
[窓際へ乗り出し、
写真のもう一人の該当者へ、叫んだ]
レンーーっ!
レンとルリとライデンで、写真をとったこと、ありましたか?
(240) 2008/11/24(月) 23:50:31[どこかうろうろ]
それを自ら 死 と呼ぶことも――
[あるのかもしれない、とは続けずにペケレを見遣った。]
(+25) 2008/11/24(月) 23:52:00[二階]
向こう?
[落ち着いた様子のバク>>237に、目を瞬く]
[地面に落とした視線は、ルリの叫び声>>240が聞こえるまで*そのまま動かない*]
(241) 2008/11/24(月) 23:52:34[墓碑]
箱入り娘 プレーチェが接続メモを更新しました。(11/24 23:52)
そう。
この写真は今ここに在る。
ダーリンは偽物だって言うけど。
"私"は何を思って作ったのかしら。
"私"が撮った写真なのかしら。
[>>240 ルリの突然の大きな声に驚く]
(242) 2008/11/24(月) 23:57:59[2階]
>>241
そう、向こう側。
人は皆、生まれ落ちた瞬間から決められている。
長い旅路の果て、行くべき場所。
生ある時間なんて、閃光の瞬きのようなもの。
[うつむく彼女を、横目で見て。聞こえた>>240に]
……騒ぐな、世界の歌が乱れる。
[と呟き]
(243) 2008/11/24(月) 23:58:30[自室→廊下]
[11018.11.24 XXXX… ルリが見詰めた写真の日付。
己の墓碑へ刻まれた没年は、掠れた4桁>>109。
俯瞰する亡霊は、その意味するところを語らない。]
――…最初は、どなたですかね?
[階下へ叫ぶルリへ聞かせるともなく呟いて*瞼を閉じた*]
(+26) 2008/11/24(月) 23:59:17[二階]
[>>240ルリの叫ぶ声に]
俺と、ルリと、ライデンで……写真?
いつのこと…?起きてから写真を撮られたのは今がはじめて。
起きる前…眠る前……?
[ぼやけた記憶から探ろうとする。
ルリ、ライデン、その名前から。
けれど、出来事の記憶は、繋がらない。]
……ルリ。まだ、俺にはわからない。
写真を撮ったのか、どうかも…今は。
(244) 2008/11/24(月) 23:59:18[墓碑群]
[ペケレの説明に頷いて]
そうですか。
ユウキというのですね、このひとは…。
写真を、
ほんとうでない瞬間を作ったり、するですか?
なんのために。
でも、これがほんとうの写真かというと…
う――
[軽く、片手で頭を押さえる]
うるさいです、カナメ。どうしたですか。
(245) 2008/11/24(月) 23:59:49[どこかうろうろ]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[メモ/メモ履歴] / 絞り込み /
発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
視点:
人
狼
墓
全
トップページに戻る