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あまり、神様の物に落書きなどはしない方がいいのではないかと。
[エビコの説明に返答]
ん?ああ、ありがとう。
[ホズミが持ってきた人型を受け取り、しげしげと見つめる。
紙の表面に、炎の色がちらちらと反射している]
あれ?ネギヤさんは?
[ついさっきまで、息も切れるほど駆け回っていた神男の気配が消えている気がした]
どこかで、休憩してるのかな?
[神火の前、折り紙をくべると、その火の熱さにびっくりして飛んで逃げ帰ってきた。]
あれ…?
[消えた気配に周囲を見回す。ネギは1割どころか10割減。]
神様はそんなケチじゃないはずです。きっと。
[えへんと、胸を張った相手の首が動くのにつられて辺りをきょろきょろ。]
あらあ。
ネギヤ君……いないですね?
おトイレかしら……?
[火の消える匂いを感じ、足元を見やる]
ネギヤ君の持っていた火種だよなこれは。
おーい、ネギヤくーん?
[夜とはいえ火に囲まれた場は明るい。
ネギヤの反応もなければ、姿も見えなかった]
仕事が終わって、食事にでも行ったのかね。
[神火に近づいて、人型をくべる。
ついでに火種だった小さな松明も]
無病息災、ツチノコ発見。
[二礼二拍手一礼]
[みんなが口々にネギヤの名を呼んで探している]
……消えちゃった?
ネギヤさん。
[無意識に、傍らに居たイマリの腕に、ぎゅっとしがみついていた]
[グンジやマシロが軽く言うのを聞いて]
そっか。そうだよね。
ご飯食べに行ったのかも?月……は、無理でも。
[ようやく、にこっとする]
ごはんたべに行った?
出てくとこ、だれかみたんだろうか?
[首をかしげながらもそういうことにしておこうと。
紙人形を火にくべ終わると]
みんなが幸せでありますように。
ネギヤ君……?
お祭りが始まって疲れちゃったのかしら?
宿舎に眠りに行ったのかもしれないわね……?
[首を傾げて、空を探すように月を見る。]
[じいっと空を見ていると
周りがざわつくのにゆっくり振り向き]
なんだえ、ねぎやんがどうした。
[いたはずのネギヤがいなくなったというのを理解し]
え、なんだい。
今年の新しい催しかえ?
手品やらおどろかしの類でもあんのかい。
[ジャーンとかどっかから宙吊りとか
ゴンドラかなんかで登場するんだろうかとか
割と頭の悪いことを考えたが、あるわけはないし、
そもそも吊るところがない]
ああ、ネギヤ君ここにいたのか。
案外素早いね。
[波打ち際、特徴あるシルエットを見かけて声をかける。
近づいていく途中、ネギヤの左右に七色の光を帯びた同じようなシルエットが見えた。
まるで幻月のようなそれに立ち止まり、ぼんやり見つめていると]
[ネギヤが、消えた]
[ぼんやりとしていた目に、意思が戻る。]
平気だと思いますよ、先生。
お祭りと言っても、皆が同じときに参加しなきゃいけない儀式とかは無いし。
でも、私は、もう少しここで花火を見ていようかな。
ネギヤ君が戻ってくるかもしれないし。
帆澄ちゃん、戻るなら子供たちも一緒にお願い。
もうそろそろ寝る時間だと思うの。
酔っぱらって、鳥居の上で寝てたり・・・しないよなあ。
[正月事件を思いだし、ライデンが手品というのを聞いて、空を見上げる]
とりあえず、戻ろうか。
[ホズミに同意して神社を出ようとする]
腹が減って気が立ってあたしらを驚かそうと…
てえよか、祭りがひと段落着いて
飯食いに走ったって方がありそうだわなあ。
[ネギヤの姿を良く見たわけでもないので、
どうも実感がない]
月に飛んでくにゃあ、大砲がないと。
まだ寝る時間じゃないよ。そんなに子どもじゃないもん。
[エビコの言葉>>22に、ぷうと頬を膨らませながらも、目は眠そうである]
ふあーあ。
[思わず大きな欠伸をして、慌てて口を押さえると]
えぇと。私も宿舎に戻ろうかな。
あの、ほら、おはぎが食べかけだったから。
[グンジの後を追って歩いて行く]
[少し歩くと、立ち止まるグンジの姿に気付いた]
あれ?先生。
どうしたの?
[問いかけるけれど。そこで何があったのか、彼が何を見たのか。知っている*気がした*]
あら、プレーチェがいない。
[ふと見るとグンジのところにいるのが見えて]
先生んとこなら大丈夫だね。
[残った子供達を連れて*宿舎に戻った*]
プレーチェ君は見ていなかったか?
……いや、何でもない。
[そんな馬鹿な、と呟いて首を左右に振る。
宿舎の方へ歩き出し、振り向いた]
戻らないのか?
[プレーチェの動きを待ってから、宿舎へ戻って眠れる部屋を*探す*]
[闇の濃いあたりをねめつける様に見ていたが、
はっと気がついて]
と、せっかくの祭りなのに
こんな真っ暗闇、見ててもしょうがねえや。
まったく、ねぎやんは正月といい、
今日の祭りといい、人騒がせな奴だねえ。
[は、と苦笑してから花火のほうを向き]
花火、あんま好きじゃねえなあ。
でも、きれいなんだよなあ。
[微妙な顔をしながら見ている*]
[篝火に近づき、手にしていた小さな松明に火を移す。]
そういえばギンスイがいないな。
宿舎を出た時にはもういなかったけど、迷子かな。
[花火を見ながら宿舎へ向かう。]
宿舎の風呂、古かったんだよなあ。
すぐ湯が出なくなるし。
[宿舎が保養所として使われた頃は
温泉が出たという話だが、枯れてしまったという。]
[宿舎の近くにあった松明に手元の松明を投げ入れ、*燃やした*]
[まるで、ずっと前から決まっていた事のように、グンジの言葉>>29を聞いていた。ネギヤが居たであろう場所をぼんやり眺めながら]
きっと。もっとたくさん消える。
でも私は呼んだだけ。ただ見てるだけ。
[小さく小さく呟く。その瞳は一瞬、幻月と同じように光って、そして元に戻った]
[宿舎に戻ると、先についていた人たちと挨拶を交わし]
お布団。お布団。
[目をごしごし擦りながら、干されてふかふかの布団に*もぐりこむ*]
[ホズミを追いかけるように宿舎に戻った]
はー、お風呂と布団の準備せんとあかんなぁ。ホズミ姉さん、マシロちゃん、さっくりやってしまお。
[準備をしようとして、ふと手に持った袋のことを思い出した]
あ。藁人形全部燃やしてくるのわすれてしもた…
[苦笑いをして、袋をその辺に置いた]
おっふろ、おっふとん。ほっかほかー。
[変な音程をつけて歌うように言うと、準備をするために風呂場に*向かった*]
[田舎の花火はそう長く続かない。
やがて静かになり、神社を立ち去ろうとするが、
境内に残った女に気がついたように、声をかける]
あたしゃ戻るが、おめえさん、どうなさる。
いい大人だし一人でも大丈夫だろうが、
万に一つ、いや、ねえだろうが、
ねぎやんみてえにどっかいかれると、
猫舌娘にアタシがなんかいわれっからよ。
それに、あんまり月を見ていると――
[思わず口を滑らせた、というようにいったん口を閉じて]
いや、……あんまり見ているのも、良くない。というか。
[挿げ替えたような言葉の落ち着かなさに、首をひねり]
なにいってんだろうね、あたしゃ。
意味がわかんねえな…。
[ごまかすようにのろのろと歩き出す]
[イマリと共に風呂場に向かう]
おばちゃん達が掃除をして水も張ってくれてたから、
後は沸かすだけだったかな。
うちらはともかく、あの全裸少年は風呂に入れるべきだろうな。
[鈴木(仮)少年の砂混じりの髪を思いだし、力説する*]
[薬屋の言葉に呆けた顔のまま、目を瞬いた。
のろのろと首を振り、視線を空から地に落とす。]
思い出してたんです。
ネギヤ君のお通夜の夜も、こんな風に綺麗な月だったなぁって。
[そこまで口にして、はっと息を飲む。]
私、何言ってるのかしら。
月を見てたら何か……。
[視線を落としたまま、眉を寄せた。]
何か……思い出したような気がして。
[不安げに視線を泳がせたのち、首をひねり歩き出した男の後を数歩遅れて追う。]
やっぱり、月を見てると良くないんでしょうか……。
[近くにすり寄ってきた猫に気づくと、足を止めて抱え上げる。誰かの視線につられるように、月を見上げる。]
ほぁ…
[感嘆するような息を吐いて、見惚れている。腕の中の猫がにゃおーんと鳴いた。]
…ありがと
[歓迎するというギンスイににこっと笑いかけると、袋を開け始める。袋の口から素早い動きのフナムシが飛び出してくると、目がきらりと光った。]
ふしゃ!
[一目散に物陰へと隠れようとするフナムシを追いかけて、部屋の中を駈けずり回る。ギンスイを跳ね飛ばしたり、何かを踏んづけたり、ひっくり返したりしたかもしれない。]
♪りぺたびだんら るっぱてぃるぴらん
これかん こっかや きりがんぐ
ぁらっつぁっつぁーや りびだびりんらば
りつたんでぃんらん でんらんど
……そろそろ溶けたか?
[冷蔵庫から林檎を取り出し、次々と飴につける]
♪わば りっぱった ぱりっぱりっ
ばりびりびりびりすって でんらんど
何で林檎なんかこの時期にあったんだろうなー。
♪やば りんらん すてんらん でいあろー
わらば るぶるぶるぶるぶ どぅぃえぶー
[器に紙を敷き、林檎を置く]
よし完成ー。
俺、甘いもん作ってばっかりだな。
[小さい窓から外を見ると、
松明と月と星がそれはそれは綺麗で、しばらくぼーっと見惚れていた]
ちょっと暑いな。
[外の空気にでも当たろうと腰を上げ、まだ熱いりんご飴を持って歩き出す]
……りんご飴は、ばーちゃんは作ってくれなかったな。
生きてたらもっと…
…?
[何か引っかかったのだが、何が引っかかったのか本人にも分からない]
まあいいや。
♪わっでぃ(づ)だ りんらん すでんらん どばだか
だかだが どぅどぅ でいあどー
[調理室から出て、声のするほうを見ると鈴木?少年が]
お?どうした?何、フナムシ?
…って、宿舎にフナムシがごっそりいるってことかよ。女子供は大丈夫か。
[部屋を片付け始めた]
[隣の部屋の騒がしさに覗いてみて]
まーったく!
静かにしてな…
[フナムシと走りまわる猫少年と、戸惑っているギンスイ]
フナ、ナ、ナ
………。
あ゛ーーーーーーーーーーーっ
[*卒倒*]
フナー、速かった。
[わけもわからず、ゼンジと一緒に部屋の片付けをお手伝い。]
あぅ?
[突然倒れるホズミの姿に、目を瞬く。倒れているホズミの頬を指でつついて]
…寝てる?
[ゼンジを見やった後、心配そうにホズミをつつく回数を重ねていく。]
[手をグーの形にして、両手で交互に肩の辺りをぽむぽむ。なかなか息を吹き返さないホズミに、次第に顔は歪み]
や!死んじゃ、や!
もぅ…
[助けを請うようにゼンジの顔を見た後、またホズミをつつく。目を大きく開いて、ぽたぽたと大粒の涙を*こぼしている*]
お天道様の光は眩しすぎて、見ると目をやられちまう。
月の光は美しすぎて、見ると…
…何がやられちまうんだったかな…
まあお天道様と違ってお月様を一時くれえ
じっと見たって、どってこたあねえたあ思うんだがね。
[明かりのついた宿舎の近くに来ると、
ホズミの叫び声が聞こえて微かに眉を上げる]
[こそこそ宿舎から出て来たギンスイを見かけると]
おい銀坊、どうした。何の騒ぎでえ、こりゃ。
こっちに来たねぎやんがびびらせでもしたのかい?
[かさかさと這うフナムシをに気づくと]
ショッキラス。
[それを怪獣の名前で*呼ぶ*]
ホズミーー!!
えーと!落ち着け少年![自分も青ざめながら]
そのままぽむぽむしてれば起きる。多分、おそらく。
ネギヤさんはどうなったんだ?見つかったのか…?
[心配そうに呟く]
[波打ち際でのプレーチェの呟きは耳に届かず、無言で宿舎に戻った。
眠りに落ちてどれ位経ってからか、叫び声や物音に気付き目を覚ます]
何故、額に……?
[ネクタイを額から外して首に緩く締めた]
>>70[急にライデンに呼び止められびくっとした反応をしながらそわそわした態度でごまかした]
え…?あ、いや
な、なんか中であの変な奴がいきなり暴れ出して…
ホズミさんが大変みたいなんだ…はは…
ふぇ?
[唐突の質問に困っている。窓の外に放られるフナムシに一瞬視線を奪われた後]
そう、聞いたよ…違うの?
[困ったような顔をして、グンジを指差す。]
だとしたら、誰?…ネギのひと?
ねぎはいねえのか。
猫小僧が暴れて猫舌娘が?
[アレが暴れたくらいでどうこうなるタマか?と思い]
[妙に多いフナムシと、ギンスイの不審な反応に
何かを察したか、わざとらしく得心したように]
は…ァ。そうかい、なるほどね。そら大変そうだ。
で、その大変な中おめえはどこいくんだね?
まさか逃げるんじゃあねえんだろ?男だもんなあ。
[ちょっとにやついてるかもしれない]
[浴室の窓からは月が見えた。]
月とカルメ焼きは似ているな。
正月にネギヤが捕ろうとしたんだよ。
空のカルメ焼きをね。
[正月事件の顛末を口にする。
ホズミの叫び声が聞こえて]
フナ…?舟が来たのかな。
[広間のざわめきに耳を*傾ける*]
[いまだフナムシの存在が目に入りつつ、
心配そうな猫少年の顔を見れば]
あらあぁ、ごめんね、心配かけちゃって。
大丈夫だから、さ
[そのあたまをぽふぽふと撫でた]
[立ち上がって改めて回りを見回す。
倒れる前の記憶と比ると、フナムシと猫少年は変わらずここにあって、ギンスイがいなくなった代わりにグンジがいた。
フナムシを持ち込んだ犯人…といえば]
あんの、イタズラボーズ……
[すう、と息を吸って]
ギンスイーーー!
[怒りを露に*仁王立ち*]
[ホズミが目を覚ますと、ほっとして胸をなでおろす。]
…へぃき?
[じっと顔を見つめ、その表情に落ちる涙もそのうち止まる。頭を撫でられると、その手の温かさに目を細めて笑って]
ぴゃん!
[突然出される大声に、驚いて両手で耳を塞ぎ、部屋の隅へと*逃げていった*]
に…逃げねーよ!
俺はその……
[適当な理由を探している中ホズミの怒鳴り声が聞こえた]
やっべ!![ダッシュで神社に*逃げ出した*]
[風呂を沸かす準備を終えて広間に行くと、ホズミの大声]
舟、来たんじゃないの?
[ホズミの剣幕に驚いた様子で訊ねる。
足元にフナムシがはいまわっているのに気づくと]
大きい紙魚。
[猫がフナムシにじゃれついていた]
[マシロと共に風呂に行きながら、話をした]
そうやね、おばちゃんたちのおかげでほんま助かったわぁ。
あー、あの変態は確かに風呂にぶち込んだ方がよさそうやわ。汚れてそーやし、最後に入るようしっかりゆうとこ。
[正月事件の顛末を聞いて]
ネギヤ兄さん、甘いもん大好きやもんなぁ。お月様がカルメ焼きに見えるなんて、ほんま酔っ払いってたち悪いわぁ。
ん…何か忘れてるような気がするんやけど…なんやろ?
[首をかしげた]
[気を取り直して、周りの話を聞いてみた]
ギンのやつがフナムシかー。まったくガキやわぁ。
[あきれつつ、怒っているホズミに向かい]
ホズミ姉さん、まー、おちついておちついて。
[なんとかなだめようとした]
[部屋の隅で縮こまっている少年を不思議そうに見る]
これ、あんたの仕業、ってわけじゃなさそうだよなあ。
掃いて虫を追い出すか。ほうき取ってくる。
イマリ、猫見てて。
[イマリになだめられて]
んもう。
ほんとしょうもないガキンチョだわ。
今度会ったら脳天グリグリしてやろうかねぇ
[怒っていた肩をす、っと下ろした]
マシロちゃん、片付けお願いね。
あたし虫は苦手で…
[さっきから部屋の入り口から中に入っていなかった]
[猫を抱けば、思わず顔が緩む]
かわええなあ、ほんま。
あ、ホズミ姉さん、猫抱いてみぃへん?
ほあほあして、怒りもおさまるで。
[マシロの後についていこうとする鈴木(仮名)に]
あんた、何しとるん?
[真顔でつっこんだ]
あの虫、捕まえるの難しいんだよな。
[少年には気づかず、ネギヤの背中に入れていたずらした過去を思い出し呟いた。
ほうきをとってくると、一本を少年に渡した]
手伝ってくれるんだな、感心。
手伝い?
[思わずきょとんと目を丸くした]
…あんた、変態やけど、ええとこあるんやなあ。びっくりした。
[いまだに変態扱いは変えないようである]
うん
[マシロから箒を手渡されると、それを振り上げて構えたまま、部屋の中のフナムシを探している。イマリの言葉には、小さく首を傾げた。]
[顔の笑いを抑えてから
宿舎の中に入ると掃除をしている様子を見て]
よう、がんばってるがんばってる。
なんだかしらんがえらい騒ぎだったねえ。
[また顔が笑ってしまっている]
こんなに自然に囲まれた村で育ったら、虫は友達なんじゃないのか。
[ゴミ扱いされるフナムシに少々同情。
吐き出した煙は、風に煽られすぐ薄くなった]
[ライデンに続きエビコが入ってきたのをみて、手をぶんぶん振る]
ライデン兄さん、エビコ姉さん、おかえりや!
あ。グンジせんせーもおったんや。気ぃつかへんかった。
[グンジの方にも軽く手を振った]
[火のついた煙草を手に持ったまま、本棚に近づき封筒を持ち上げる]
忘れる所だった。
[何か違和感を覚え紐を解きながら、イマリの言葉に声だけ返す]
いたよ。
影が薄くてすみませんね。
[グンジに向けられた視線に気付くと、首をこてりと曲げる。イマリに答えるグンジの影をじっと見つめた。あまり薄いようには見えなかった。]
…?!
[窓の外を見るグンジに、何だか胸騒ぎがする。心細さから猫の姿を探した。イマリかホズミが抱いているだろうか。]
きえ、た……?
まだ宿舎に戻っていないと言うことですか?
[聞きながらも、半分はその問いが無駄であると知っていた。
彼が宿舎に戻る訳が無い。
彼はもう既に死んだのだから。]
仕事道具なら置き忘れたりしませんね。
[煙草を咥え、入れた覚えのない用紙を封筒から数枚取り出す]
誰のだ?
[めくっていくと、一つだけ名前が書かれた用紙に行き当たる]
ネギヤ。
[書かれていたのは、神男の名だった]
[布団の中で、パチリと目を開けた。起き上がり、窓の外を眺めると、月が輝いている。ざわざわと夜の空気が動いている気がした]
……また、かな?
[何が『また』なのか?考える前に無意識に口をついて出ていた]
[その紙の下には、『死亡診断書』と書かれた用紙があった。
それにも同じく、ネギヤの名]
性質が悪いな、全く。
[残りの用紙は白紙だった。
文字が書かれている二枚だけを取り出し、テーブルへ投げる]
ネギヤ君は消えたよ。海辺で見た。
たまに居るがね。
[お帰りといわれると、
グンジには軽く頭を下げ、イマリには手を振り返す]
虫は友達、怖くないよってか。
[グンジのネギヤが消えたという言葉を聴くと]
身も蓋もねえな。消えるなんて。
[グンジがテーブルに投げ出した紙を覗き込む]
ネギヤさんの名前が書いてある。
>>116
たまに居るんだ?そうなんだ。
消えたのに、居る……って。不思議。
……事故でしたね。
雨の日に、裏の山が崩れて……。
[グンジの手の中の死亡診断書を見つめたまま、ぽつり呟く。]
でも、さっきまで社にいた。
神男の仕事が果たせて、すごく嬉しそうだった……。
[ぱさり、白い紙が舞うのと一緒に、涙が頬に落ちた。]
ネギヤ君は……どこにいるんですか?
[テーブルに投げられた用紙を覗き込んだ]
しぼう…しんだんしょ…ネギヤ兄さんの…
は…なんや、これ…
さっきネギヤ兄さんは会ったのに…え…さっき…
[記憶が混乱している]
[光るように消えたネギヤのことや、月明かりの元で見たプレーチェの瞳について思い返す]
科学者の言うことじゃないとは思うよ。
[ライデンにそう言い返し、灰を落とさぬ様気をつけて灰皿に煙草を押し付けた]
あ、プレーチェ起きたのか。
[微妙に雰囲気が違う?と感じ、少しだけ不安に]
[取り繕って笑顔で言う]
りんご飴食うか?
[そういえばずっと持っていたりんご飴はもうすっかり固まっている]
たまに、いる?
みんなの心の中にですかえ。
[冗談を飛ばすが、まじめな顔で]
いるわけがねえ。
…いや。いないわけがない、でしょう。
[思わず口をついて出た言葉をぎこちなく言い直す。]
[何も書かれていない数枚の用紙を抜き出して、ゼンジに手渡す]
さぁね。
[自分の手紙だけが残った封筒の紐を巻いて閉じた]
たまに何か食べてますよ。
今ならそう、林檎飴。
[誰も座っていない席を指差した]
[マシロが取り出してきた広報誌も読んだ]
ほんまや…さっきの兄さん、幽霊やったん…
[陳腐な言葉で言葉をまとめると]
なんで、うち覚えてへんかったんやろ。
[首をかしげた]
ネギヤ君……?
[グンジが指す席を振り返る。
けれど、そこには誰もいなくて。]
どうして……?
[問いは、何に対してなのか。分からないことがありすぎて、自分でも判らない。]
消えただの居るだの、何を言っているんだろうな。
疲れているのかもしれない。
[呟いて、窓に近づき空を見上げる。
月は明るさを増しているように思えた]
[駆けて来た猫を抱きしめると、グンジの手にした封筒に興味を示した。]
しぼ…う?
[ぶるりと体が震える。そこにいる人たちの顔をぐるりと見回して、窓の外へと視線を送る。]
死亡。
死ぬと星になるって言うな。
[セイジに答えるでもなく言って、先ほどネギヤが居ると示した席を見やる]
また消えた。
[血の気が引いたような表情で呟いた]
[死んでいるというエビコの言葉だとか
死亡診断書だとかに、妙に納得するような、
それでも腑に落ちないような。]
ネギヤが死んでたとして。
やっぱりいるのはおかしいし。
足があって、さわれる幽霊かえ。
ならなんでさわれなくなっちまうんだ。
あれが成仏するなら飯食ってからじゃねえか。
[示された椅子はまともに見ず]
先生、しかし科学だとかやってる先生が
幽霊が見えるってのもおかしな話ですな。
[妙に冷静に]
エビコ姉さんも忘れてたん?
…なにが起きてるんやろ?
[グンジの声を、どこか架空の話のように聞きながら。
プレーチェの声がすれば]
あ、プレーチェちゃん!
[手を振った]
そう…
[グンジの言葉に、遠くを見るような目。ふと、ネギヤって誰だったかな、と。記憶が混乱しているようだ。知っているような、知らないような。そんなもどかしい気持ちを拭うように、猫の背中を撫でる。]
ゆう…れい?
[不安そうな顔で、猫をぎゅっと抱きしめる]
…あ
[突然猫はするりと腕を抜けて地面へと着地。ホズミの元へと一目散に*駆けていく*]
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