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女の子には、父にも言えない秘密があるものです。
[訳知り顔で頷いて、アンに向かって両手を広げる。
それに答えるハグはなく、冷たい視線を浴びる世知辛い夜]
フフフ。悲しくはないです。
寂しさもないです。
[冷蔵庫の隣で、猫缶を皿に盛る。
空いた缶をフォークでカンカンと*2度打ち鳴らした*]
[アロハ〜な格好で居間に登場]
キクコさん、叩くのなら[カセットテープ]にするといいです。
[そっと差し出す、宝物の*一品*]
ダディは、マミィのこんな料理に惚れ込んで求婚しましたです。
[自分の言ったことを噛み締めて、小さく頷く。
子供達の顔を順に見ていくと、アンの視線とぶつかった*]
明日の予定ですか?
特にありませんです。
早番ですから、今日よりちょっと早く行って早く帰ってくるです。
皆も、迷子にならないでちゃんとちゃんと帰ってくるですよ。
そうでした。この貰ったテープには、キューさんの歌です。
これ以外、日本語の歌わかりませんです。
ダディ一生忘れませんです。
[キクコが押したカセットデッキから流れる歌声に体を揺らす]
アンさん、うるう年が楽しみとは、大者の予感です。
[ふむ、と髭を撫で付ける仕草。
そしておもむろに口を開けて、マミィのあーんの*順番待ち*]
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