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-自室・昼-
ふぁーあ。よく寝た。
[ベッドの上でしばらくぼんやりとしていたが、大きく伸びをして、ざっとカーテンを開けて日差しに目を細めた]
いい天気……歌いたくなるなぁー。
歌っちゃおうかな。
─昨晩、食堂─
マチコおねえちゃん、色々教えてもらえるのー?それにボタンお婆ちゃんもお漬物教えてくれるの?わーい、パパが和食好きだから、すごくうれしい。
好きな人に必要にされるとうれしい…うん、パパがるりの事必要としてくれるの、すごくうれしいの!だから、お料理とかがんばっちゃうの。
[そんな感じで、楽しい晩御飯も終わりました。
その後は、お片づけをして、自分の部屋に帰って*寝ました*]
[楽しそうに歌うのは、表情と対照的に悲しい恋の歌。
張りのある声が、時に切なく悲しげに歌い上げる]
──。
[歌い終えると、まるで窓の外に観客が居るかのように、優雅に一礼をした。
ちょうどいいタイミングでおなかが鳴る。
おなかを押さえて苦笑すると、身支度を整えて食堂に向かった]
今日のご飯は何かなー♪
[楽しそうに*鼻歌を歌いながら*]
─朝─
おはようございますー。おなかすいたー。
[元気よく台所に駆け込むと、アンおねえちゃんが必死にご飯を作ってました]
あれ?今日はアンおねえちゃんがご飯作ってるんだ。
[話かけると、ジロウおにいさんとマチコさんは、2人で出かけたまま戻ってきてないとのこと。
アンおねえちゃんはがんばってますが、手つきが危なっかしいです]
あー…そうだ。るりもお手伝いするー。
[見てられなくて、お手伝いをすることにしました。程なくして、2人の合作の朝ごはんが出来上がりました。
テーブルの上には、焼いたバターロール、スクランブルエッグ、サラダ、ソーセージ、ポテトサラダが並んでいます]
るり、おなかすいたー。いただきまーす!
[席に座り、もぐもぐと食べ始めました。誰かが来れば、一緒にご飯を*食べるのでしょう*]
―朝―
[歌声がかすかに聞こえた気がした。
ベッドの上でまどろんでいると、鳥の鳴き声がはっきりと耳に届く]
あー……。
珍しい鳥いるんだっけか?
[窓を開けて鳴き声の主を探す。
木の影から飛び立つ、白い鳥を見た。
キュイーと甲高い声を上げて、飛び去った影は見る見る小さくなった]
元気だねえ。
[視線を部屋に向けようとしたところで、窓枠に木の枝が置かれているのを見つけた。
淡い紅色の花がついている]
[咥え煙草のまま、小枝を左手でくるくる回して眺めていた]
桃?
[身支度をして小枝を手に部屋を出て行く]
へえ、アンズ。
あげるよ。どっか飾って。
[途中、通りかかったアンに花の名を教えられたがさして気にとめるでもなく、食堂へ向かう]
―食堂―
おはようルリちゃん。
[少女の姿を見かけ、笑顔で挨拶をする。
食事がアンとルリの手によるものだと聞くと、一瞬驚きの表情を浮かべた]
そうか、小さいのに偉いな。いただきます。
─食堂─
まいにっちまいにっちぼくっらはてっぱんの〜♪
[およげたい○き君を歌いながら食堂にやってきた]
いい匂いー。ご飯美味しそうだね。
え? アンちゃんとルリちゃんで作ったの? 凄いね。
[ご飯を食べていると、ゼンジおにいちゃんと、ザクロおねえちゃんがやってきました]
おはようございますー、ゼンジおにいちゃん、ザクロおねえちゃん。
うん。今日はマチコおねえさんがいないから、一緒に作ったんだー。
おでかけしたまま、戻ってこないんだって…お料理教えてもらおうと思ったのに、残念だなあ。
[パンをもぐもぐしつつ]
―朝・居室―
[昨夜は旅の疲れもあって、食事のあとはすぐに眠ってしまったようだ。目が覚めると、すでに夜が明けていた]
ふああ。よく寝たわ。
いつもは陽が昇る前に目が覚めるのに。
[ぐー。と、盛大にお腹が鳴った]
あら、まぁ。やあねぇ。あはは。
[一人でくすくす笑いながら、食堂へと足を向ける]
あれ? マチコ居ないの?
へー。ジロウさんと一緒に買い出しに行ったんだ。仲良しでいいね。
……え? あの変……じゃなくて個性的なオブジェ壊れたの? 危ないわね。片付けておいた方がいいかもー。
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