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アーンーちゃん あそびましょ
(あれ てをひいたの ぼくだっけ)
おにごっこ する ?
かくれんぼに する ?
(どっちでも いいかな ねえ)
(ずっと たんすのなかだなんて もう おしまい)
[慣れた手つきで帯をしめる]
まったくもう、なんで着物屋の息子だからって今時和装なんですか。
[文句を言うのは立派な座敷の鏡の前。口元は困ったような柔らかい笑み]
よし、と。
それじゃあ、行って参ります。
[手には人名連ねた手紙を持って]
はい、はい。
また子供扱いを。寄り道ってアンさんのところとお祭りと……全く心配性なんだから。
[まあしょうがないか、と頭をかいて。(06)年前に川でおぼれてそれ以来は]
――けれどこれ、いったい誰が送ってきたんだか。
[つぶやいたのは、神社の脇。
少しだけ唇をとがらせて下駄を蹴上げた*]
(いっぱいいっぱい おもいのつまったものには)
ねえ きこえる ?
(おもいが やどる つくもがみ)
きみも いっしょに あそばない ?
(ながねん だいじにされた きものと)
(しんじゃった むすこへの おもいと)
(それから それから えっとねえ)
ふふ
ぼくはおでかけ うれしいな
きこえる きこえた
(げたげた からころ)
アンちゃんは ねえ
えっと ねえ
あんなかおだったよ びっくり
(めがぱっちり くちもあんぐり)
おにごっこ おにごっこ しようしよう
こんどはきみが おに だよ !
ずいぶん確信あるみたいですね。
[ぱちりと瞬きして、少しだけ唇に笑みを乗せる]
うーん、だってそうだったら疑われないと思うし。
あ、もうそんな時間です?
[相手の言葉にのって。一緒に行きます? と聞いて歩き出す]
うんうん こんどは きみのばん
どんなかお するかしらん ?
(ぼくもいっしょに にげる にげる)
きみが かくれたら
ぼくがさがすの ?
あんまりじょうずに かくれないでね ?
びっくりするよ きっとするよ
ふふ たのしみだなあ ね ?
そんなにじょうずなの ?
そんなに そんなに じょうずなの ?
そしたら ぼくもがんばって かくれないとね
(どこにかくれよう でもたんすのなかは もうやだなあ)
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