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マシロ、ちゃん……
何言って、
[様子の変わったマシロに、警戒の色を強める。
マシロに、追い出される?
チカノが、首になる?]
駄目――――っ、
[マシロがチカノへと伸ばす指に、反射的に足が動いた。]
― エレベーターホール ―
……ぅ、
[微睡む意識――ゆるりと身を起こせば、ぐらり、軽い頭痛の後、視界が揺れる。]
あれ……?
[一体どうなったのか。さきほどまで自分は―――]
[様相の変わったマシロ。
追い出されまいと、チカノを"くび"にすまいと、二人に向かって伸ばした手の行方を覚えていない。]
マシロちゃん、……?
[耳障りなノイズ。
明滅を繰り返す照明――あれからどうなった?]
[覚醒するにつれ、指導教員らが周辺に集まってきていることに気付き、ぼんやりと室内と人を眺める。
明るい視界と広い空間、並ぶ面々に漸く体温が戻ったよう。]
センセたち、どしたの……?
[日常から非日常へ。
非日常から日常へシフトするのにも数秒を*要しそうだ*]
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