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―現代―
[カロリーが無駄に高そうなかき氷を食べ終えると、
ソラを探していた様子の男性が現れる]
ごめん、用事あるからまたねー。
[そういって周囲の人々に挨拶を済ませ、やってきたのは公民館。
かくれんぼ踊りの前に行われる劇の打ち合わせがあったのだ]
[内容は――以前この村であった神隠しの話]
で、ここで何だっけ。
[散歩に誘われた]?
[というと一斉にツッコミが入る]
『違ーう!』
『[占い師 オトハ]はそんなことしてないだろが!』
『本当にお前この村の出身なのか?』
いや、ちょっとふざけてみただけ。
[反省心ゼロで言い切った]
[わいのわいのと騒ぎながら動きをまじえての最終打ち合わせは続く。
一段落して休憩に入ると仲間から尋ねられる]
『この話、実話とか言ってるの聞いたんけどマジなん?』
[その問いにうーんと考える振りをして答える]
まあ私には分からないけど……
鬼だろうと神様だろうと妖怪だろうと、
誰だって寂しいもんなんじゃない?
[はぐらかすような答えに相手は不思議そうな顔をしていたが]
[実際はどうなのだろう。
聞いた話なので何とも言えない。
だけど思う。
近くに同じように笑い合える誰かがいるというのは、
それだけで幸せなのではないかと]
『そろそろ再開するぞー』
[学生 ミナツ]が[自分探しの旅へ行って来た]するシーンから?
『だからそれはないと何回』
[ソラの周りでは祭りは終わらない**]
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