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―――――……。
[目の前にいた男2人が消えた。
消えた後のいはこんぺいとうと。
それから白衣―――――。]
余所者だっていいじゃない…。
なんで…消えてるんかなぁ…。
集団妄想…わたし夢見てんの…コレ…?
[白衣を拾おうとして。
その手を途中で止めて溜息をついた。]
[こんっ---頭に金平糖が当たった]
いたづらか!
だとしたら 悪趣味だな
[キョロキョロと当たりを見渡す]
誰もいない・・・。まさか また?
[引きつった顔で アンとエビコの*顔を見た*]
―――――…。
[少女をじっと見つめる。]
ねぇ…。
集団妄想なんかな…。
[白衣を拾うべきなのかどうか。
こんぺいとうは消えて空へと還っていく。]
――――――…。
また…悲しむ人がいるんだね…。
[ポツリ呟いた。]
[突如、何かにはっとした表情をする。
こんぺいとうが、足元に転がり。]
近、い……?
[呟くとやおら、安子の瞳をのぞきこむ。]
ねえ………依真里ちゃんに、
帰ってきてほしいのよね? ほんとうに、ほんとうに?
[珍しく必死な声で、確認するように問う。]
えへ、ミドリちゃんはさ……調べてくれる……気持ち……あるのよね?
[それから翠にも視線を向けた。]
これが妄想なら、私の存在すら妄想だな。
[少女の問いに、白衣を見つめながら答える]
神隠しは起きている。
何のためかは、わからないけど。
[そして呟きが聞こえ、空を仰ぐ]
……ひとが悲しむのは嫌だなぁ。
[金平糖が頭上に、地面に降り注ぐ。
それはもはや、不吉の象徴でしかなかった]
……え?
もしかして――また!?
[ころんと転がる星々は、しばらくするとやはり姿を消した]
>>3
ん?ああ?
調べる・・・
もちろん 俺は知りたい
でも何を?
[それが判らず困っていたので 不思議そうにエビコの顔をみた]
[石木を見送り、こんぺいとうが地に降った頃]
また、あの感覚。
……そうまでして、変わるのを恐れるか。
[首を横に振ると、森の方へと駆けて*行きました*]
―――――…。
[じっと少女を見る。]
妄想じゃないなら何?
神様がいるっての?
こんなことするのが神様なら。
[白衣を拾った。]
わたしは神なんて信じない。
人間が都合いいように解釈してるだけなんだ、って言われても。
神なんかじゃない、化け物だ。
[少女が空を仰いでいる様子をぼんやり見る。]
[ざわりと風が吹きすぎる。]
知りたい。
そっか、シンプルでいいわね〜。
[真剣な顔をした後、
えへ、と少年に向かって顔を崩した。]
[安子の即答には、
それだけで充分すぎると小さく頷きを返す。]
うん。
安子ちゃんの気持ち……強いな。そう思う。
[少女の強い口調での言葉に、空を見上げたまま耳を傾ける]
……ヤオロズの神々、って考え方があってねぇ。全てのものに『何か』は宿るんだって。
それは神と呼ばれたり化け物と呼ばれたり、あやかしと呼ばれたり。
人の心ひとつで、呼び名なんてどうとでも変わる。
あなたはきっと間違ってないよ。
誰かにとっての神様が、あなたにとっての化け物であることもある。
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