98 収穫祭の村
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[ニルスから水の入ったコップを受け取り、溜息をつく彼>>116に]
使いの奴から貰った手紙の内容だけじゃ、俺よくわかんなかったんだよな。
それに、あれって御伽噺じゃなかったのかい?
[コップを口にし、水を一口飲めばふぅと一息つき]
あーあ。
とっとと終わらせて早く仕事に戻りたいぜぇ…。
[その場を去るニルスに手を振り、カタリとコップを机に置いて足を組んだ。]
(122) 2012/11/15(木) 00:46:59[屋敷・居間]
まあ、先生も。
[ニルスが立ち去るには呼び止めるをせず、礼を向ける。
見回せば幾人かのうちにユノラフの顔も見えていて、
何か言おうかと思うのに、また困ったような顔になってしまった]
そう…良かった。
品物が遅れてしまっては、申し訳ないもの。
でも、あなたまで疑うことなんてないのに。
[神に近くいる彼女を疑うことはないのだと。
小さく首を横に振り、腕に触れる手>>120を包むように腕を曲げた]
ごめんなさい。
いなければ良かったと思うのに……
でも、わたし、あなたが居て少しほっとしている。
[小さく彼女へと囁いた]
(123) 2012/11/15(木) 00:47:39[屋敷]
…イェンニ。どうしたの?
[続けて案ずる言葉が口をつくのは、彼女の癖を見知る所為。
指の背を噛む様子に、僅か首を傾げて彼女を見遣る]
(124) 2012/11/15(木) 00:52:11[屋敷]
御伽話に決まっていますわ。
だから、きっと、何も無いのです。
[ユノラフ>>122の言葉が耳に届き
ゆると顔をそちらへと向けて
硬くもはっきりとした声音で告げる。
自宅の裏を修復してもらった際、
ドロテアが彼の仕事道具をひっくり返し
驚いて大泣きしたのはもう10年も前の事]
(125) 2012/11/15(木) 00:52:19[居間]
[そのまま足を組んだままに。
追いついたウルスラの声が聞こえれば>>109、来たなと笑顔で手を振り上げ。
消える者、その場に残る者それぞれに目をやれば、いつしか反対側のソファーで眠る>>119を見つけ、次第に自分もウトウトとしていた]
(126) 2012/11/15(木) 00:54:15[屋敷・居間]
[一つ一つ、アイノの語る言葉を聴いて、うん、と頷く]
伝承は、……そう、ですよね。
知らないの、おかしくない。
僕も、そんなには。
[ただ繰り返し、叔母が言っていたことは、覚えている程度。
そんなものより、現在の生活の方が大事だから、伝承は彼の中で必要ではないものに分類されていた]
村の人は、……長く生きた人は、伝承を信じてる。
と、思う…ます。
[居間の中へと視線を向ける。皆はどうなんだろう、という伺うような視線。
その中、自分達を見るイェンニの様子>>120に、理由が分からずに僅かに首がかしいだ]
(127) 2012/11/15(木) 00:54:29[屋敷・居間]
神は、見ていてくださいますから。
大丈夫ですわ、ウルスラ様。
[>>123包まれる手の温もりに笑みを浮かべ
囁かれる言葉に、さらにそれを深める]
不謹慎かもしれませんが…
わたくしも、ウルスラ様がいてくれて
心強く思います。
[小さく、囁いてから。
続けられた言葉に瞳を曇らせた]
(128) 2012/11/15(木) 00:59:18[居間]
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