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…? 誰と話した?
[群れからはぐれた仔トナカイを一頭、自身へ
通じる狼に襲わせながら、対たる者の驚きを聴く。]
ひとは、己の裡にすら神を見出すよ。
"我々"とは…我々かね。それとも、おおかみ?
――いや。
漂白の民と、少し。
[対なるものの声と共に、一つの魂が死に招かれたことを知った。
小さく苦笑しながら、付け加える]
お前も、流れてきたのだったな。
私はこの地しか知らぬ身であるが故……
[言葉を濁してから、かけられた問いに答えた]
『おおかみ』、さ。
――だが、私の心は常に狼と共に在る。
/*
怒られちゃいました。
皆さんごめんなさい。
おふざけは、後に控えるシリアスを、
増幅するための味付けだったんだけど…。
さじ加減が難しいですね。失敗です。
凹。
指摘されたことよりも、
言わせてしまった心苦しさが一番辛いかな。
あと、指摘されて軌道修正したんだと、
思われるのがねぇ。
…イェンニか。
あれは夢見がちだが、夢が毒を隠さん奴だな。
[苦笑のいろを帯びた相手の声に、日頃想う評を
加えて返答をした。己のことはみじかく肯定を]
ああ。… 他者の在りように
他所を垣間見れば戸惑う、か?
…お前に通じる群れは、お前は何を想うかな。
[深い雪に覆われた森の中で、狼たちの一団が
ひたりと鳴き交わすのをやめたのを感じる。>>170
――村の男たちが、雪原に。
供犠たる娘が捧げられる祭壇をつくっている。]
あたしと意を通じるおおかみたちは…
嘆いているよ。
[『おおかみ』たちは…円い瞳にその態を映す]
濃い情と飢えとの狭間で、…「行く末」をね*。
/*
気が付いたらログが想像以上に伸びてた件について。
しかしアレだ。
ヘイノのキャラは流石に慣れてきたw
まーああいうキャラが
悲劇に巻き込まれてキャラ崩壊するのも
残酷なものだからねと納得してた。
[ありえない絡まれ方されて
キャラ崩壊した春日とか見てられなかった]
戸惑う。
…そうか、戸惑っているのかもしれない。
この雪と闇の外には何も要らない筈なのに……いつの間にか、気がついたら興味を惹かれている。結局帽子を捨てられないのも、そういう事なのかもしれぬな。
[成程、と解を得たとばかりに呟く]
[森の中、湖の縁、そして雪原の影。己と意を同じくする狼達は、ただ静かに黙し、生贄の娘を運ぶ列を眺めている。
その瞳は確かに輝いてはいたが、何かの色を映すことはない。今の己の瞳と同じように]
嘆く……
嘆きながら、村の娘にその牙を突き立てるのか。
私は――我々は。在るがままが在るのなら、それで良いと思っている。お前のように、感慨など抱いてはいないさ。
だが、結果が同じならば…過程については、好きなように手を出してしまいたい。その欲求だけは、あるのだ。
…興味も、抗えぬ本能というわけだ。
戸惑っても、厭わずいられればよいな。
[対たる者が得る解は、己にも厭わぬもの。
すこし瞼を下ろして、付近のおおかみの眼を借り
しばらく彼の姿を眺め遣る間を置くと、口にした。]
この地の暮らしにそぐわずとも――
その帽子は、お前に馴染んでいるぞ。
…それから、その頬の火傷も、な。
[灼けた樹脂で狙いうちした、些細なそれ。
音無き笑みは揶揄とも悪戯ともつかず燻らせ]
本当、よくやってくれたよ。
[うっすらと紅い跡が、頬には残っているのだろうか。
悪戯じみた笑みの気配に、返すのは諦観の響きを伴った笑い]
[垣間見た瞳を、映すものへのいろ添えぬ瞳を、
己が思うものに喩えたら――相手は戸惑うだろうか。
少しばかり浮かぶ想いは遠く交わす笑みに途切れる。]
仕返しの仕返しは、なしだぞ。
[そんな戯れ言。
先の>>*19語尾上げぬ問いへは声にて答えないと
相手が飲み込めるだけの沈黙を置いてから口を開く]
では…
お前の欲があらわとなるときを、愉しみに。
別に、気にするほどのものでもないさ。
放っておけば治る。治らないときは、私が死ぬ時だ。
[数日では引かないだろうから、そう付け加えて。
沈黙には何も返さない。唯一つ、息を吐くだけ]
欲か。
…ああ、愉しみにしていればいいさ。私自身も、そうなったらどうなるのか見当がつかんからな。
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