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どういたしまして。子供を保護するのも警備員の務めです。
ところで唐突ですが、僕はもうおねむの時間です。
できればだっこしてください。
[よいしょ、とウェンディの体をよじ登ろうとする]
[身をかがめて]
スノウとマキか。よろしくねー。
警備員って・・・卵の殻って・・・。
卵の殻なんて、何に使うの?
美術館を毎晩遊び歩くなんてのも、ちょっといいねぇ。
さっき聞こえた足音は貴方達の誰かだったのかな。
ともかく、ちょっと安心しちゃった。久しぶりに、人と話した気がするよ。
あと二、三回踏まれて綿が散乱していたら、骨は拾ってやる。
安心してはじけるがいい。
ああ、楽しみにしている。
[今度と言われたことにはそう返して]
……他に、誰か会ったか?
[スノウと、ウェンディと、メイの顔を順繰り見つめた。]
こんなに人が多い夜は初めてだ。
青い髪の少女にも会った。名をニーナと言った。
そしてウェンディとメイ。
他にも誰かいるのだろうか、と思っただけのこと。
[メイに顔を向け、ゆらりとしっぽを振った。]
[身を屈めたメイをくりっとした目でじっと見やって]
頭にかぶった卵の殻は警備員の証だよ!
印籠の家紋みたいな意味がある!
……ぼくもマキも足音は出せない気がする。
でもそういえば他にも女の子がいるの見たよ。青い髪をしていた。その子かもしれないね。
[言って、ウェンディに抱っこされて満足そうに*目を瞑る*]
マキもスノウもこれだけ喋れば人のうち入ってるって。あはは。
・・・・・・ふーん。青い髪の女の子か。ニーナね。
そんな絵が、どっかにあったな。
なんだか、あたしも疲れちゃった。ちょっと眠ろうかな。
・・・・・・傍でミイラも寝てるのね。
[自分の眠っていた中庭を思い出したが、せっかく会えた人の傍で眠ることにする。
壁に背を預けた。]
メイは、そんなに長いことこの美術館にいたのか?
長らく人と話さぬほどに。
[眠ろうとするメイに近づき、細い小さな手を指先に乗せ]
この建物は冷えるぞ。
[心配そうに声をかけた。]
[ぺちぺち、とメイの指先を叩いていたが、寝息が聞こえたので諦めた。]
風邪をひいても知らぬからな。
[四歩進んでから後ろを振り返り、ウェンディーにしっぽを振った。]
また会うことがあれば、そのときまで。
[男はルネッサンスの間にするりと身をすべりこませた。手にしたバイオリンケースを天蓋つきのベッドの上に乗せると袖を肘まで捲り上げ、ゆっくりとケースを開く。
ケースの蓋に手をかけたまま周囲を伺う。人影がないことを確かめると、かびくさい羽毛布団をまくった。そして、マットレスとの間に手を差し入れるとその何もない空間を掴み引きずり出した。
男は手を握ったまま引き寄せると無表情にバイオリンケースに押し込んだ。
乱暴にケースの蓋を閉じるとパチリと留め金をかける。
これらの一連の動作の間、男は一切表情を崩さず息ひとつしなかった。
全てが済むと、男は淡々とベッドを元の通りに整えると、服についた埃を軽く払い、バイオリンケースを提げて*部屋を出て行った*]
[ふわり]
[先程とは違い足音を立てず]
[浮き上がった状態でエジプト展示ブースへと現れる]
………。
[くすくす]
[虚ろな目で眠る少女達を見つめて]
[その中の一つに狙いを定める]
…………。
[ぱちん]
[指を鳴らす]
[鳴らした音は白い熊へと吸い込まれていく]
[くすくすくす]
[漏れるは楽しげな笑い]
[その目は虚ろなままだったが]
…折角見つけたんだもの、ね。
[くすくすくす]
[笑いながら眠る3人の傍をふわふわり]
人生楽しまなきゃって言ったのは、君。
だから、楽しんでね?
[ふわり]
[浮き上がったままエジプト展示ブースから出て行く]
[ぱたり]
[床へすっと飛び降りる]
[絵画ブースに着く前に]
…?
[こてり]
[その間の記憶は全く無く]
[不思議そうに首を傾げた]
………。
[きょとり]
[辺りを見回す]
[そこは絵画ブース]
[自分が慣れ親しんだ場所]
[ぱたり]
[一枚の絵画へと近寄る]
[それは風景だけ描かれて]
[真ん中だけぽっかりと抜け出ている絵]
………。
[ぺたり]
[右手を伸ばし]
[絵に触れた]
[懐かしさと一抹の寂しさを*感じながら*]
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