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―― 食堂 ――
自警団も、どういうつもりなんでしょうね。
[一汁三菜を並べた食卓の横で、割烹着のポケットから取り出した手紙を開き中身を*確認する*]
冷めないうちに、どうぞ。
お代わりもありますから。
お部屋も用意しておきますね。
人狼だなんだなんて、嫌なお話。
もうすぐお嫁入りなのに困ったものねぇ。
[空いた皿を盆に片しながら、短くため息。
チカノの席の前まで進むと、杯を手にしばし思案して]
お嬢様?
[後頭部に、軽く手刀]
やましいことでも?
[>>22距離を測るバクに薄く笑ってから、台所へ。
お茶の用意を手伝うツキハナの横に並び、ンガムラの羊羹を切り分けて一人ずつ小皿を配ってゆく]
大分、風が出てきましたね。
隙間風が酷くてお恥ずかしい。
[頬に手を添えて、困り顔で首を傾げた]
アンちゃん、そういえば遅いわね。
逃げてしまった……とか?
[扇ぐ手は止めずに、バクへ首を振って窓を見やる]
いずれにせよ、この天気では外歩きは危ないわ。
[大丈夫かしら、と小さく呟いた]
こんなことになるなら、句会に出ていればよかったわ。
[森の中で無残な遺体が発見された、あの前日は、村で月に一度の会合があった。
いつも顔を出すそれを欠席し、隣村へ行って帰ってきてからは容疑者の一人扱いである]
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