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[ふと、中座するテンマの姿が目に入る。]
……むぐ。またな。今日はありがとうよ。
[ササミを急いで飲み込むと、会釈代わりに串ごと手を振った。]
[様々に語っているうちに、
店を出るテンマとグリタの姿が見えた]
あ……お疲れさまでした。
[別れの言葉が思いつかず、
先輩への挨拶のような言葉をかける。
しかし、そのうちの1人は姿を見なくなるとは
この時は*思ってなかった*]
[前後して席を立つグリタにも、またなと声をかけ。
ふと、先ほど聞こえた話が気にかかった。]
バク転が出来るようになった思い出ってよ。
例えば、思い出の中でそれを見ていた誰かの思い出にもなるんかね?
[そんな事を考え付いたのは、もしかしたら、テンマが事務所で話していた言葉が頭の隅に残っていたからかもしれない。
しかし、そんな思いは、口に出すこともなく。]
[ぼう、と少女が横丁で立ち止まっている]
……。
[誰かを探すように、通り過ぎる人を見て。
やがて、歩き出す。足はいつもの場所へ]
[仕事が立て込んだ数日はやはり横丁によることはできなかった。
いまもまだ、忙しい最中ではあるけれどそれでも空いた時間につい、足が向いた]
――結局、思い切れない、か。
[諦めの悪い自らを笑うように小さく呟き。
通いなれてきた道をゆっくりと歩く]
[だが、来たからといって思い出屋にあえるわけでもない。
昭和の雰囲気を残す路地を歩きながら、小さく吐息をこぼす。
こなかった数日の間に、また誰か思い出屋に会えただろうかと噂の一つも聞こえないかと周囲を見やり。
そうして、先を行く少女の姿を見つけた]
[少女が足を止めれば、自然と距離は縮まり。
数歩離れた位置で立ち止まった]
……いや、あっちのヒゲと血縁関係はないが……
まあ、焼き鳥屋でなんどかあってはいるけど。
[弟といわれて苦笑とともに否定する]
君もまだここにきているんだな。
そう。
ひげ質が少し柔らかい気はしていたわ。
[納得したように首肯した]
ええ。
あなたこそ、まだ来ているのね。
……仕事ぶりに、納得してもらえなかった?
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