人狼物語 執事国


98 収穫祭の村

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漂泊民 イェンニ

[カップを並べた後、自身もひとつ両手で持って
上手い、という感想には嬉しそうに笑んで、
椅子に座り、じっとニルスを見た。

苦笑い>>38を先程、ちゃあんと見たから。
話しをしてくれると思っている]


 人狼…のお話、ですわよね?


[ぽつり、落とす]

(44) 2012/11/15(木) 14:06:40[居間]

【赤】 漂泊民 イェンニ


 貴方の言葉を…しんじます。

 わたくしは――人として頂いた名は。
 
    イェンニですわ。
    神の子、…――ええ。
    皮肉なものですわ…


[告げる言葉は凪のように静かな、
それでいて高い声と低い声の二重(ふたえ)。

自身の奥に渦巻く黒いどろどろとしたものは
いつ噴きだすか判らず まだ声は震えた]

(*25) 2012/11/15(木) 14:33:17

漂泊民 イェンニ

[クレストの視線に思わず顔が綻んだ。
ウルスラの所で偶に見る彼は声が無いせいもあり
視線で言いたい事がなんとなく伝わって
不思議なものだといつも 思う]


 人狼が実際にいて、生存者がいた。
 それはつまり、
  人狼を全て殺したという事ですよね。
  人狼は…死ぬ、存在。


[ニルスが告げる言葉>>49>>51に想像を働かせ。
その時の結果について、意見を述べる]

(52) 2012/11/15(木) 14:45:09[居間]

【赤】 漂泊民 イェンニ


 レイヨ様。
 嗚呼…ありがとうございます。

  わたくしも…応えられますよう。
  抗えなくなったとしても…
  貴方だけは、歯牙にかけぬよう。

[本当に、嬉しかったから。

 そして握る手に力を籠めて、
 夜通し血の目覚めに呻いたのだった。

    告げる言葉に、最早抗えぬと知る事混じるとは
    まだ気付かぬままに*]

(*28) 2012/11/15(木) 14:48:39

【赤】 漂泊民 イェンニ

[そして 鳥の鳴き声や村のざわめきで朝を知る。
薄い隈を作った顔は少しの疲弊を示していたが
朝が来れば 血が騒ぐこともなく――]



 …え、
 まだ他に、どなたかが…

[聞こえた「声」に 戸惑いがちに声を投げた]

(*29) 2012/11/15(木) 14:49:02

漂泊民 イェンニ

 対抗しうる何か…?
 嗚呼、ちょっと待ってください。
 わたくし、何か昔に、聞いた覚えが、

[眩しそうにいつも眇めた眸を伏せて
思い出そうと暫し沈み――顔を上げた]

 随分昔にとても遠くから懺悔に来られた方で。
 人狼を護って見極められる者を殺してしまった、と
 おっしゃっておられた方がいましたわ。
 その時は何かの比喩かと思っておりましたが。

[もしかして、と添えてから、は、と目を見開いた]

 あ、その、わたくし。
 他言無用の懺悔の話しをしてしまってますのは、
 どうか、目をつぶってくださいませ。

[肩を小さく窄め困り眉でぽつりと呟いた]

(55) 2012/11/15(木) 15:00:45[居間]

【赤】 漂泊民 イェンニ

[ニルスの言葉にカップを持つ手が小さく震える。
その言葉が真実だろうと、奥の方で知っている。
夜でないと、自分は血が目覚めている事は無い]


 …でも、死なないわ。
 

[100年前に死んだという人狼へと想いを馳せて
それでも自分はと くちびるを噛む]

(*30) 2012/11/15(木) 15:07:46

漂泊民 イェンニ

 ちょっと薄いのですけれどね。
 貧乏性だ、なんていつも言われて
 お恥ずかしいのですけれど…

[ユノラフ>>56のお礼に柔らかく笑み
ニルスの興味隠さぬ口調にひとつ頷いた]


 あまり詳しく語られていなかったのですけれど、
 何せ、俺には護る事が出来たのに、ですとか
 そのせいで人が死んだ、ですとか…

 それでも確か見極める者、と、
 言っていたと思いますわ。

(59) 2012/11/15(木) 15:30:55[居間]

漂泊民 イェンニ、煉瓦工 ユノラフが首元で何かするのを、首を傾げて見る。

2012/11/15(木) 15:44:24

【赤】 漂泊民 イェンニ



 …見極める者、は、怖いですわ。
 だから名乗り出てくれれば――


[随分昔のその懺悔の内容を
覚えていたのもまた――眠る血の為す事か

名乗り出られての先に想いを馳せて
伏せた眸の奥に 赤い血の色を隠す]

(*31) 2012/11/15(木) 15:47:36

【赤】 漂泊民 イェンニ

― 昨夜の事 >>*32

 ――でも…、あの、
  その、えっと…――はい。
 
 …では、レイヨ…さん?

 
[彼は自分より年下な事は知って居るけれど
神に仕える自分は全ての人をそう呼ぶから

妹と育ててくれた父以外では無い事で

 呼び声は尋ねるように語尾を上げて
 少しばかり恥ずかしげに戸惑いを孕む*]

(*34) 2012/11/15(木) 15:57:43

漂泊民 イェンニ


 その彼の話しでは、人狼を護っただとか、
 言っておられた気がするのですが…
 何があったのか、詳しくは。
 …随分と昔の事で、旅の方でしたから、
 
[もう、と、レイヨ>>63の言葉にゆるく頭を振る。
そして続く言葉には、はい、とひとつ頷いた]

(65) 2012/11/15(木) 16:04:49[居間]

漂泊民 イェンニ

[それから、ユノラフからニルスへ
投げられた首飾りが描く放物線を見るのは
細い目を、大きく見開いた
それからユノラフの方を見てぱちと瞬く]


 …見極める、方…ですか?

[でしたら、と。
驚いた顔のまま、お終い>>64と切られるのを
呆然としたままの顔で見る]

(66) 2012/11/15(木) 16:04:58[居間]

【赤】 漂泊民 イェンニ

[死なせない]

[力強い言葉に、嬉しそうに笑む。
視線を投げる事は無く ただ繋がりの気配を離さない]


 あの、…どうして。
 殺させないように、して下さるのですか?
 
 レイヨ…さん、は。
 人間ですのに。

[ふと 昨晩から浮かんでいた疑問を投げた]

(*35) 2012/11/15(木) 16:12:44

【赤】 漂泊民 イェンニ

 いえ、必要tという訳ではありませんわ。
 ただその…
 …人に害成す存在な訳ですから
 不思議に思ってしまいました。

[釘打ちつけられてこうして閉じ込められる程。
目覚めてすぐにそれを考えて、
あまりに酷ければ自殺でも考え兼ねない、
それほどのものだと思うのに――
  レイヨの言葉は甘く優しく、ひどく嬉しい]


    わたくしが、怖くはないのですか?


        [自分はまだ今 じぶんが、怖い]

(*37) 2012/11/15(木) 16:24:45

漂泊民 イェンニ


 お母様の…。

 ――それは
 長老様はご存じだったのでしょうか。

[知って居て、閉じ込めたのだろうかと。
ユノラフの言葉を聞きながら視線は石へ
一族だけが使い得るのであろうそれを見遣る。

レイヨの問いにユノラフへと視線を戻した]

(73) 2012/11/15(木) 16:27:32[居間]

漂泊民 イェンニ、揺り椅子に揺れる男へも視線を向ける。

2012/11/15(木) 16:28:38

【赤】 漂泊民 イェンニ


 …ヴァルテリ、様……?


[聞こえた小さな呟きに思わず視線を向けた。

そうだ。思いだした。
懺悔にきた男は確か
遊牧の隊が来た少し後にきたのだと]


 ヴァルテリ様も、でございますか?

[声帯震わさず コエを想う]

(*40) 2012/11/15(木) 16:30:50

漂泊民 イェンニ

 酷い…ですけれども、その。
 ――ユノラフ様は相変わらず、でございますね。


[>>76状況に流されず軽く明るい様子に
思わず肩の力を抜いて薄く笑んだ]

(78) 2012/11/15(木) 16:44:29[居間]

【赤】 漂泊民 イェンニ


 ヴァルテリ様。
 狼として――はい、わたくしは。

  まだ…その、初めてのことで。
  喉が渇いてしまいます。


[とても年上の彼の落ち着きが頼もしい。
想う声には、高い声に低い音が同時重なった]

(*43) 2012/11/15(木) 16:46:13

【赤】 漂泊民 イェンニ


 ――レイヨさんは、食べませんわ。
 受け入れて下さる方を、
 食べる理由はありませんもの。


[静かな声で告げる――口許は弧。
夜に現われた爪や牙、そしてきっと耐えなければ
もっと訪れたであろう変化を見ても。
 彼なら怖くないと言ってくれそうな気がして
 小さくこくりと 頷いた]

(*46) 2012/11/15(木) 17:01:04

【赤】 漂泊民 イェンニ


 はい、その、…ヴァルテリ、様。

 わたくし…――
 その、ドロテアが…
   大事、なのに。
   死んでほしくないのに…――

 ひどく、その、……

[それはきっと長老が供儀となる少女にかけた、
星詠みを始めとする不思議な力なのだろう。

 彼女の白い肌が目に焼き付いて
 思い出すのは酩酊そうな程の――甘い匂い]


 狼とは、そういうもの――なのでしょうか。

(*47) 2012/11/15(木) 17:03:36

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