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そのことを俺は今子供…って…。
[こうなることを解ってたかのように出ていく小野寺、後を追っかけてやろうかと思ったが彼女の笑顔に免じて許そう…めんどくさいだけか。]
…お菓子だな。
[小野寺からの差し入れはまず無いと判断した]
…夜にでもコンビニで買ってくるか…。
[机にうつ伏せになる]
……*めんどくさい*
―自宅―
マジで?
いや、オレそんなん聞いてねーし。
ちょい待って……
[電話を耳と肩で挟みつつ、両手で通学鞄を漁る]
……うっわ、あった。
この量を明日までに?
ありえねー……
[奥から出て来たのは皺の寄った宿題プリントの一枚。
当然の如く白紙だ]
……なぁ。
お前今、もーすぐ終わるって言ってたよな?
だったらできた分まで写さ……
待て待て待て待て。
皆まで言う前に断んなよぉ。
頼むからさぁ。
ほら、なんだっけ、お前の好きなの。
“テ”“ネ”“ュ”?
アレ奢っから。ね?
[電話口で押し問答]
[数十分後]
いってきまー!
[押し問答の結果は如何なったやら、ともあれ学校に向かうことになったようだ。
相当慌てているのか、雨もないのに傘を引っ掴んで**]
―図書室―
んー、これ? 『はじめての筆跡鑑定』?
アンって、そういう仕事に就きたいの?
[背伸びをすることもなく軽々と一番上の棚の本を取って、自分の肩ほどの高さにある級友の頭に、ぽふっと本を置いた。
と、ドサドサ落ちてくる蔵書の数々]
……ッ!?
いっ……たぁ……!!
[頭上に降る、『[ラーメンが大好きになった]男の事件簿』、『[トランクス]は語る』、『犯罪捜査“ゴ”』等々。
被害者はサヨ1名。アンは無事だ]
…………。
[ぶつくさと呪いの言葉を呟きながら、本を元に戻している]
『トランクスは語る』……
ブリーフでも、ブルマでもなく、トランクスなのは何故……?
[物憂げな表情になって、窓から校庭を見下ろした。
部活動中の学生がまばらに*見える*]
─体育館─
[清算を済ませると飲み物を持って学校の体育館へ]
おまっとー。
休憩入れようぜ。
[練習を続けていた部員に声をかけ、スポーツドリンクを配ってしばしの休憩]
なぁ、明日の勉強合宿の準備とかしたか?
あー、宿題なぁ。
やれるとこまでやっときゃ良いっしょ。
解んねぇもんは解んねぇんだ。
[同じバスケ部のクラスメイトとそんな会話をし。
宿題の話になればてきとーに言った]
よっしゃ、そんじゃもちっと練習すっぞー。
3on3でローテ組め。
[休憩を終え、後輩に練習の再開を促す。
自分も加わり、しばらくは練習の*継続*]
-自宅-
あっ?タカハル?
何の用事?
宿題… うん もうすぐ終わるよ…
ってムリムリ〜
っとに何考えてんだか
絶対 ムリィ〜〜〜
[面倒くさそうに電話で話している]
“テ”・“ネ”・“ュ”?
あたしの好きなものって…それ テミュだろっ
[電話越しに思いっきり突込みを入れる]
って ほんとに ほんとに テミュのチケット 奢ってくれるン?
ぜったい ぜったい ぜったい やからな!
[興奮したように目を輝かせる]
お母さん!ちょっとガッコー行って来るから!
直ぐ帰ってくるつもりやけど お菓子も買ってくるからぁ
明日の荷物の用意 チェックしといて
ねっ!お願い!
[母親に甘えるようにいうと 大慌てで学校へ向かう]
[右左違うサンダルを間違えて履いてる事には気づいてはいない。]
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