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―― 文化祭当日 朝七時 ――
あー、はいはい。
ネギさんには団子を頬張らせてますんで。はい。
まぁ、彼らも気が済めば大人しく戻るでしょうし。
[ネギヤ像背面の隠れボッチを押し、言葉を交わす。]
ただ、自分が先に戻ってしまったら、ごめんちゃーいですなぁ…えー? そんな殺生な…て、
相変わらず無茶言うねぇ。上のものは。
[『ガチャン』。
電話の切れる音を残し、会話は終了。
その一時間後、アンが倒れている事を聞かされる**]
あー姉さんごめんなぁ。辛い目に遭わせてしまって。
[保健室に運ばれたアンの額に手を翳す。
顔色が少しだけ良くなった。]
許した手前、連れ戻しはしたく無いんだがねぇ。
でもこうしてまたひとが倒れられても困るし。
どないしようかなぁ…。
[手にした短冊を空へ翳した。
それは中庭で拾った、アンが飾ったもの。]
ま、考えてもしゃーないし。
せっかくだし学園祭を満喫しましょうかねぇ?
[保健室を出て校内へとふらり歩みを進めた**]
[庭で拾得の『安全第一』と書かれた、
アンの字が並ぶ短冊を笹に括り]
仕事って、一応自分も学生ですけどなぁ…
[手を振るマシロに、苦笑交じりで歩む足を止め]
うちの団子は茶道部に卸してますねぇ…
と。あ、そそ、これ、うちの新商品です。
おひとつ如何です?
[天文部のビラと引き換えに差し出すは、桜色の団子。]
その図式は間違って無いんですけどねぇ。
[頬張る姿に笑みを浮かべ]
美味しいですか? それは良かった。
「食べると恋が叶う」なんて謳ってるんですよ。
ほら、夏ですし。団子の売れ行き落ちるんで。
恋のキューピッド…。んー、少し違うかねぇ?
見守るのは似ているけど。
[立ち去るマシロを見送り、ひとり語散る。]
ま、どの方も未練が残りませぬよう。
[目を向けるとぴらりと捲れた茶道部のチラシに、
やはりファンシーゼンジを想像して、瞑目する。
しかし自身も戦国云々を題材とした、
クラスの出し物の準備に。
ずるずると借り出されるのだった**]
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