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……らない……
なんか、じゃ……
! ……、……
[冷え透き通った朝の空気の中で目を覚ます。上半身を跳ね起こして、息を呑み]
……嫌な夢を、見ましたね。
久し振りに……ええ、久し振りに。
……。もう、朝……ですか。何時ですかね。
[呟きつつ、額に滲んだ汗を拭い]
[起き上がると、寝癖や服の皺を軽く直し、定規や手帳などを用意した。ペットボトルに残っていた水を飲み]
……さて。
彼らは……兎が見た犯人というのは。
どこに潜んでいるんでしょうね。
[最後に傘を持ち、外へ出る。静まり返った村を、周囲の様子を見つつ、緩慢な歩調で進んでいき]
……あ。
おはようございます。
[ぼんやりと考え事をしていたためか、近付く足音には気付かず、声をかけられてようやくはっとしたよう、バクに挨拶を返し]
いえ、お気遣いな……
[続く言葉には遠慮しかけるが、昨夜は夕飯など食べていなかったせいで。痛まなくなった腹は小さく鳴り]
……すみません。有難う御座います。
[辞儀をしてスナックをつまむ。少ししてふと、昨夜の話題を出されると]
ええ。この村に伝わるという伝承のように……
被害者が出てしまった。
直接見てはいませんが……
人の手でも可能な様や状況なら、もっと違った騒ぎになる事でしょう。
[そして、思い出すように]
昨夜、兎を抱いた彼女は……
犯人は集まった人間の中にいる、と。
そう、兎が伝えたのだと言っていました。
そうですね。伝承では、「人狼」を倒すまで……
犠牲者は出続けたという事になっていますから。
……丁度、インディアンのような人数ですね。
[指折りする仕草にはぽつりと、独り言のように零し]
風の怪物は伝承では「人狼」と呼ばれた。
人狼……つまり、狼人間ですね。同じ名の怪物が出てくる伝説では……風の伝承でも、同じように。
それは人に化け、人を喰らう存在なのだとあります。
だからそれと疑われた容疑者達は、隣人を、血族をも怪しみ、殺し合ったのだと。
そんな事にならないうちに解決できればいいのですが。
[ふ、と傘の持ち手を握り締める。提案には頷き]
ええ、そんな事態にはなって欲しくないものです。
そうなってしまったら、それこそ「人狼」の……そして彼らの思うつぼです。
早く儀式を試みないと……
[歩きながら、手について聞かれると]
ああ……いえ。大丈夫です。
昔痛めただけ、ですので。
[無意識にか、少しだけ目を逸らして答え。
管理棟に辿り着き]
おはようございます。
[バクに続けて、中へ向けた挨拶を]
もう少しで準備……色々の測定が終わるんです。
その後は……そうですね、魔術的なものを想像して頂くといいかもしれません。
陣や蝋燭を使いますからね。
ええ、きっと好転するはずです。人狼は彼ら自体か、彼らの配下にあるなにものかであるはずですから。
[管理棟内、割烹着を着たグリタに礼をする。適当な場所に座り、その割烹着姿と、嬉しそうなバクとを順に見ては、少し目を伏せ]
有難う御座います。
頂きます。
[配膳されると礼を言って、*食事を始めた*]
そのようなもの、ですね。
手伝って頂けるのなら、有難いです。
生贄だなんて乱暴な事はしませんよ。
そんな、乱暴な事は。
[バク(>>121)には辞儀をしてそう返し。最後の言葉は重ね]
美味しいです。
[グリタに感想を言うなどしつつ、炊事場に向かう者や管理棟を訪れる者を見て。面々の様子や話を静かに聞いていた。
やがて食事を終えると管理棟を後にして]
[それから一旦家屋に戻り]
少し、寝汗をかいてしまいましたね。
入浴設備があったはずですから……
後で向かいましょうか。
[荷物からタオルを取り出すと、制服の上着とシャツとを脱ぎ、冷える空気に小さく震える。後、タオルで軽く身体を拭いて]
……
[生白い腕や腹部に浮かぶのは、古い、幾つもの*痣や火傷痕*]
[改めてシャツと上着とを着ると家屋を出た。やはりゆっくりと村を歩いていく。ふと、昨日から変わらず、むしろ一層鮮やかに咲き誇っているハナミズキを見やり]
不気味ですが、綺麗ですね。
それこそ……獲物を誘う食虫花のように。
[その花びらに指先で触れ、離し]
……疲れました、ね。
なんだか。
きっと、あんな夢を見たせいだと思いますが。
少し、休憩しましょうか。
[ハナミズキから離れると、近くにあった大きめの岩に腰を下ろし、ぼんやりと*]
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