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レーメフト……何かいているのかと思ったら……かわいい。
[双子の妹の絵を見て、微笑んだ]
エトゥいってらっしゃい。あ、購買の自販機、砂糖増量ボタン壊れてるから気をつけてね。
[>>5:15イェンニの言葉にしばらく古書をめくっていたが、顔を上げて]
最初森の熊さんが黒獅子について国を出たときに、約束があったとか。故郷には手を出さないとか、もっと穏便な未来を考えていたのかも。
そうでなければ、もっと個人的に、二人で共有する夢があったとか……実現しなければ裏切りと思えるほど大きな。
どの時点で何が裏切りなのか、そもそも裏切りなんか無くて隠者の策だったのかはわからないけど。
もしかしたらトゥナとローウェルがそうだったかもしれないように、黒獅子と熊も道を違えた、大切なもののために。
シュテルがヴィルコラクを襲ったとすれば、ヴィルコラクは元々は執着王の城よね。
[>>7ラウリの言葉に地図をのぞき込みつつ]
だとすれば、鎖の仕掛けは知られているか、読まれてそう。ならば、若狼はあえて、船を鎖にぶつけた、とかは?
この河にかかる橋を壊せば、城に戻る兵を足止めできるし。かなり捨て身になっちゃうけど。
もし、名前を売らないために功績を求めず、けれど戦に貢献していたなら第二王子が一番恐い人。
[>>10イェンニの声に、首を傾げつつ]
実は黒獅子、ポーンザイン出身だったりして。
壊した船で河を塞げば、河による補給路を封じることも出来るし。それを陽動として、その陰を回り込むようにして第二王子の本体が回り込む、とか。
[地図の上を指が行ったり来たり]
ん。だとすると、黒獅子の目的は、ポーンザインになるべく被害を出さずに勝つことだった?
[>>13小さく頷きつつ]
でもそんなことは誰にも言えなかった。よね。若狼にも。
若狼は、気づいていたかもしれないけど。
オイナの一族はレヴィングダット攻防戦では目立った動きを見せなかったみたいだけど、彼らの事だから、暗躍していた、のはありそう。よね。
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