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[暫くすればウルスラ達は戻って来た。
待っていたのかと聞かれると、首を横に振って笑う。]
別にこっちもこれと言って今する用事は無いからなあ。
部屋まで?何か運ぶのか?
てか、良い匂いだな。
飯があるのなら喜んで頂くぞ!
[食事があるとわかれば彼女の言葉に頷き、
楽しにで待ちきれないと言った表情で先に食事を済ませる事にする。]
[アイノ、というのか。その少女には、些か重労働だろう]
………。
[ジェスチャーで、代わると告げ、ニルスの指示に従った]**
[クレストと出会ったのは、数年前。
最初は村の書庫で会ったのが、恐らくはじまり。
足の不自由な女はあまり出歩くことをしないけれども、
書のあるところには時折足を運ぶ。
それはやはり、常の世界の狭いがゆえであったから、
クレストとは事情を異にしていても、どこか近しく。
見慣れない顔でもあったから、気に掛かった]
『…どうなさったの?』
[最初はそうと知らずに彼へと声を掛け、
口が利けぬと知ったのも、もう随分と以前の話のよう]
[それから時折顔を合わせた。
交わした言葉は、そんなに多いものではない。
女も口数が多いとは言い難かったし、
クレストも当然、言葉が音になることはない。
けれども時に食事を共にし>>133、時に野菜を届けて貰った。
音によらず、交わされたコミュニケーション。
或いはそれは、音のみよりも深かったようにも女は思う]
[クレストが居間に戻ってきたとき、自分は多分役に立たないからと残ることにした。
ヴァルテリが何か料理を作りに行くのも、ウルスラとイェンニが手伝いにいったから、自分は残った、が。
夜に余り眠れなかったせいか、うとうととしてしまっていて。
気付いたのは、ドロテアが居間にあらわれて、料理を作った人たちが戻ってきてからだった]
どうして、供儀にされたのに、
そんなにおちついている、んですか。
[寝ぼけたままの小さな声。多分本人にも届いていないだろうけれど。
諦めている、受け入れている、だからじゃないかというアイノの言葉を聴いても、
やはり疑問は消えはしないのだった。
しばらく、ドロテアの姿を見つめている。単純に、半分位寝ていた]
[>>156 戻ってきたクレストのジェスチャーを見るも、今は絨毯を解くというパズルに、ニルスは気を取られていた。
パートナーが変わるも変わらぬも気にしないまま、>>155時折マティアスにも指示を飛ばして絨毯を引っ張ったりマティアスを跨いだりなどする。
そうして、暫く後に絨毯が解けてマティアスの姿が露わになれば、口許に笑みを浮かべた。
難しいパズルが解けた故の喜びだ。]
……よし、これで良いだろう。
マティアス、立ってご覧。
[そう声を掛けながら、ニルスは同時にマティアスの腕を掴もうと手を伸ばした。
上手く立てなかったり、体勢が崩れそうであれば支えてやるつもりで。]
ええ、少し。
[ユノラフの問い>>153に返すのは、曖昧な答えのみ。
変わらず苦手の意識はあれど、
食事に破顔する風には少し笑みをみせた]
そうね。
お腹が空いていては、落ち込んでしまうから。
[どうぞ。と、椅子にかければ皿を差し出すこともする。
それでもヴァルテリとイェンニは頼りになったから、
女がしたのは細かな配膳くらいになった。
未だ眠たげなレイヨには、黙って少し視線を向ける]
[ニルスの指示が適切なのだろう。さほど労することなく絨毯がほどけ、マティアスの姿が露になった]
……っ。
[思わず、口元に笑みがこぼれ――口の利けない自分を訝しげな表情で見る少女(>>163)に気づく]
んじゃその時になったら呼んでくれや。
[ウルスラへ返事をすれば、差し出された皿を喜んで受け取る。一旦テーブルに置き、匂いをゆっくり楽しんでからフォークを手に取れば]
お先にいただきますっと!
[誰よりも先に食事に手をつける。
フォークやスプーンに取るサイズは大きめで、一口でそれを頬張る。
クレストの行動も気にはなっていたが、ニルスが居るから大丈夫だろうとタカをくくり、そのまま食事を続けた。
彼らが居間に戻って来ないようなら、
様子を見に行くべきかどうか考えながら。]
[ドロテアから視線をはずした時に、漸くウルスラからの視線に気付いた。
はたり、と瞬いて]
……あ。
[関わろうとしていなかったのに、女性を思い切り見ていた事に今更気付いた。
俯いて、視線を落とした]
すみません、不躾に。
僕も、もらって、良いですか。
[食事を見て、それからウルスラへと一度視線を向けて、問いかける。すぐに、テーブルへと視線は戻したけれど]
ええ、食事が終わったら…あとで。
[ユノラフには、あまり遅くはしたくないとも希望を添える。
けれど食事を妨げるつもりはなく、
むしろ勢いの良い食事振りには女の表情も和んだ]
いいえ、大丈夫。
私もあまり…人が多い場所には、慣れてないから。
[きっとそうなのだろうとレイヨへと首を傾ぐ。
街路を頻繁に行く人ならば、良く見知っている。
中には声を掛けてくれる人もいる。
けれど避けられていれば、出会う術はもとより少ない。
関わり薄い彼もまた、こうした集いは不慣れであろうかと憶測を投げた。
求められるまま、食事を皿に取り分け彼へ差し出す]
違ったら、ごめんなさい。
[余計な世話、だっただろうか]
[少し困ったように、顎に手を当て――こんな時に、言葉を紡げないこの身体がもどかしい]
[自分に出来る事は、こんな事くらいだ、と。顔に穏やかな笑みと、瞳に感謝を色を浮かべ、アイノの頭をそっと撫でた]
[マティアスの荷物の匂いは、気にならない。それはニルスにとって、馴染みのある匂いだからだ。
匂いがつくといけないから、職場で開けることはなかったが、時折マティアスが持ってきてくれる瓶詰はニルスの食生活を潤してくれるものだった。
マティアスを助け起こし、腹の音が鳴るのを聞いてから、ようやく玄関にまで漂う良い匂いに気付いた。
そういえば、マティアスは朝から何も食べていないはずだ。]
誰かが、食事でも用意してくれたんだろう。
居間に戻るかい?
[問い掛けは、その場にいる全員に。
>>164 クレストがアイノを見つめる様子に、ニルスはああ、と小さく相槌のようなものを漏らす。]
アイノ、彼はクレストだ。
彼は、声を出せない。
[声が出ないクレストの代わりに、至極簡単な紹介をする。]
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