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[やがてその小さな背が完全に消えるまで見送り]
――。
[特に言葉も無く、ゆっくりと立ち上がれば]
――、子供って可愛いですよね
[ズイハラさんへと向け、微笑むだろうか]
あれは、お母さんが帰ってたら
[む、と両手に腰を当て、胸を思い切り張り]
こぉら、伝悟っ!
あんたこんな時間に何処行ってたの!
…あんたって子はほんとに!
[会った事も無い彼の母を想像し、真似しては]
…なぁんて。怒られてますよ、きっと
[其の様相を幾通りか想像し、笑う]
[想像し笑う横顔には何処か、祈りめいた想いが残る]
きっと、ね
[念を押す様に小さく、呟き]
[手の中の紙パックへ口をつけた]
――。
[少し飲んでも、未だ中身は残っている様子]
…飲みます?
[なんとなくパックを持ち上げ、ズイハラさんに問い掛け]
[彼が勧めに応じ飲むのならそのまま差し出し、飲まないのならパックの口をしっかり閉じて袋にしまい]
それじゃあ、私も此れで
[ズイハラさんに手を振って自宅へと*歩み出した*]
/*
☆開始時期と人数について
こちらについて皆様の考えをお聞かせ頂きたく思います。
村建ての考えとしては
【10月11日以降に10人以上の参加数で開始】
…という様な事を考えております。
11日までに10人以上集まってくれる事を祈りつつ。
11日より前に10人集まった時点でも
始める事は視野に入れております。
日によって抜けなくてはいけない人や、別にギリギリまでOKだよ、という方もいらっしゃるかと思います。
其のあたりも含め何かあれば色々とお聞かせ下さい。
(編成についてはのちほど、ご質問させて頂く予定です。)
/*
また、11日に10人以下であっても。
皆様のご希望次第では開始しようと思っています。
その際は皆様のご返答を参考の上、
11日に何かしらの発言を落とします。
…それと。
編成についてはお任せの人はスルーで構いません。
何かある方はそちらもメモにてどうぞ。
子供、なぁ…。
[パックの飲料を一口。
去る少女に手を振り。]
あのくらいの子供、居てもおかしく無いのか。
マミんとこの子はもう小二だっけ…。
[寒空を見上げて、帰路へ*]
―教室―
[教師から見えないように、隠れるようにして
机に覆い被さって頬杖を]
(ねみー。そんなん覚えたって役に立つわけねーじゃん)
[口には出さずに思う。
そんな風に思っている奴は他にいないのか?と思ったか
隣の席や、その向こうの子の顔をチラ、と見て]
『デンゴ、隠れてんのはわかってるんだぞ。この問題わかるか?』
[にや、と笑った教師に指されて、頭をかきつつ立ち上がって]
えーっと。ワッカリマセーンっ!
[極めて能天気な声で答えて、ぺろっと舌を出す。
教室には笑いが*響いた*]
―商店街―
[級友達と騒ぎながらの下校中。
揺れるランドセルは空と思えば、今日は何か入っているらしく。
皆一様に目を怪しげに輝かせて]
どこに置く?
『あの辺なんてどう?』
『おい、あれっ!』
[一人が指を指したのは裏路地に停められた一台の高級車。
子供達の顔がにいいいいと笑う]
せーっの!
[掛け声と共にジャンケンが始まって。
やがて一人が情けない声を上げた]
[実行犯に決まった級友にランドセルからブツを出して渡す。
それは、図工の時間に隠れて作った大作]
ほら、行ってこいって!
[小声で言って、実行犯となった級友の肩をとん、と押す。
実行犯はうん、と頷いてブツを手に車へそっと近づいた]
[はちきれんばかりのコーフンをそれぞれに抱いて、
目を輝かせて実行犯を見守る。
そして、犯行の決定的瞬間が…訪れる]
『べちいいいいいい』
[実行犯がブツを車のフロントガラスに向けて投げつける。
何かに似せて作った粘土の塊が、べしゃりと崩れて貼り付いた。
高級車は見るも情けない姿に相成れば]
やった!
[小声でガッツポーズをとっては満面の笑顔で実行犯を迎え入れる]
『こぉらぁぁぁぁぁぁ!!クソガキがーーーっ!
どこのヤツだぁぁぁ!!』
[向かいの不動産屋から車の持ち主と思しき男が
怒り狂って飛び出してくる]
逃げろっ!!
[口々に喚声を上げて皆が違う方向へと走って逃げた。
そう、こういうときは固まって逃げてはいけないのだ。
それに、集まる場所は決まっている]
…ぷっ。くはは、あははは!
[何が面白いわけではないが、面白い。
一人家路を走りながらけらけらと*笑った*]
―自分の家―
ただいまー…。
[秘密基地で散った友達と合流して
今日の反省やら次回の作戦を相談しているうちに
あたりはすっかり暗くなっていて。
お腹の空いた子供達は三々五々散って家へ帰っていった。
自分もそのうちの一人で]
かーちゃん、きょうはちゃんと晩メシも置いてってくれたな。
[鼻の下をこすりながら食卓へ座って、
一人だけの晩餐。
お笑い番組を見ては笑い、
トーク番組を見ては笑い。
いつしかくったりと疲れて寝っ転がったまま*夢の中へ*]
─オフィス─
…ぁ゙〜!!!
[がっくりとデスクに突っ伏す。]
ちっくしょ…フリズった。
…後もう少しで完了だったのに…。
なんでこんなときに限って中間で保存してないかなぁ…。
[やり直す気力も無く、ぐったり。]
-藍住中央公園-
[キィキィと一定間隔で鉄が絡む音がする]
――。
[規則正しく前後に揺れる其れは人気の無い闇で]
…お
[存在の前後を不確かにして、撫で続けるばかり]
[少し踏ん張ってふり幅を大きくする]
ぉぉ
[其処から見える景色は今までとは少し違う]
…っ、と
[更に踏ん張ったらもっと違う景色が見れるだろうか]
…っ……っ。
[深夜も1時を半ばまで回った頃合に]
[一人、ブランコに夢中になる女が居た]
[体が揺れに合わせて空を切った]
[少し冷たい其れを気持ち良さそうに微笑んで]
――。
[かみ締める様に身を任す]
なつかし…。
[記憶は幼い頃に遡り、触れていた]
[本当にこうして漕ぎ続けるのは何年ぶりだろうかと]
[出来る限りの目一杯で漕いで見た世界は、
定期的に訪れる懐かしい世界だった。
幼き頃の景色とは恐らく違うだろう。
少なくも此処から見える公園のあの場所には
端から端までを滑車ですべる様な遊戯器具があった。]
――。
[其れが今は、もう無い。]
なつかしいなぁ
[撤去理由に思案し、一つの答えに辿り着く。
その答えに対し、寂しそうな微笑み一つ。]
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