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[1階まで降りると食品売り場が広がっていた。
色鮮やかな果実や野菜に暫し視線を奪われるが、
大工道具売り場を探そうと歩き出す。]
…
[口許に手を添えると、マスクなしで暫く歩いている事に気付き、違和感を感じた。]
[口元に添えていた手を落として歩き、
目的の大工道具売り場まで辿り着く。
木材のコーナーを見つけ、
程好い長さと太さの木材を物色するが
角材ばかりで手には馴染まない。]
こんな角張ってたら
扱く間に痛くなっちまう。
[はぁ、と溜息を吐いて木材コーナーを後にした。]
ん?
[鞄の中で端末が震えたのに気付き取り出す。
2ndからの連絡が入っていた。]
近いな。
[先程まで自分がいた場所、探しに来たのかと思い]
合流するか?
[タブレットを手にしながら、と日曜大工コーナーを眺める。「休日のお父さんのために!」と、書かれたパネルも目についた。]
…俺がいなくても、あいつ
ちゃんとやって …―――
[言葉は途中で止まる。
タブレットのスケジュールが更新されて
「大工用品売り場で4thと会う」と数分後の未来が浮かび上がった。
それと同時に、「**分前、11thが包丁を手に入れる」との情報も書き込まれていた。]
4th…、あの正座の。
[明らかにあの場で正座を崩さない姿勢は浮いてみえたが、武道をしてきた身となれば礼儀正しい姿は好印象ではあった。]
近くにいんのか。
[タブレットをその後も少し触れた後、鞄にしまった。]
女は、身体冷やすなよ
[上衣を探すと見れば、そんな一言を返信し
それから、]
11thが武器を手にいれた
不用意に見つけても近付くなよ
[仕入れた情報を追加で伝える。]
[周囲を見渡すと案外容易に相手を見つけられた。
高い背は便利だが、こういった時、相手から発見もされやすいのである意味諸刃だ。
扇子をしまい、丁寧に礼をする仕草は抱いていた彼への印象を崩すものではなく、]
俺は、グリタだ。
[こちらも姿勢を正した後、浅く頭を下げる。]
殺し合えって相手に、宜しくも変な話だが
[口髭を揺らし、く、と喉の奥で笑う。]
俺の世界じゃ、機械化が随分と進んでいてな。
店員が人なのは、どうも慣れないとこだ。
こういった場所もあるにはあるが
酷似かって言われると、そうでもない。
[それから、凶器、と口にするゼンジの顔を見、
それに対して自分の獲物の情報は伝えないまま]
…、
[真っ直ぐに突きを食らったような鋭い言葉。]
好きだよ。
くそ汚い世界だが、大事な事も沢山くれた。
大切な奴を、置いてきちまったんだ。
そいつの為にも、俺は 負ける気はないぜ。
悪くない。
できたらあんたの好きな世界の事も
もう少し聞いてみたいとこだ。
[こうして面と向かって協定を結ぶのは初めてで
差し出された右手へ視線を落とし、
その手を包むように両手で握り返す。
ルールは勝手に聞かされたから理解はしている。
故に、勝者が複数存在するなら結託するが利口。
それを理由を求めて行動する彼をやはり評価し、]
あんたが敵じゃなくて良かったよ、ゼンジ。
[右手を強く握った後、両手を離した。]
で、あんたは何が得意なんだ?
服装からみて、弓道か合気道か。
[色合いが違うのが気になったけれど、
道着の一種だと思い込んでいる。]
…あぁ、それから
11thが包丁を手に入れた。
情報共有も協力のひとつだろ。
[視線を向け、そちらは、と*促した。*]
― 少し前 ―
頑張ってる世界、か。
ゼンジも何か頑張ってたって事か。
[人々が努力をしている世界。
そこが滅びなければ良いと言う4thの口調に
偽りは感じられなかった。]
ゲームでも勝負でも、
運が大事な時はあるだろうが
肝に命じとく。
[いずれ、と言われれば頷き、片手を上げて別れを告げれば、こちらも帽子を目深に被りなおし、食料品売り場の方へ*向かった。*]
こっちは欲しい武器がなかった
それと、4thとも手を組んだ
[歩きながら、タブレットを開き2ndの手に入れた
武器の詳細を見れば、上々だと思う。
4thとの会話を思い出して、]
マシロは、自分の世界を守りたいか?
[そんな質問をチャットに投げた。]
…、…
[タブレットを持って食料品売り場につくと
青い髪の女が、梨を食べている後ろ姿があった。]
呑気なもんだな。
[その無防備そうな後ろ姿に、口髭の下の口が緩む。]
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