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護身の心得もあるようだ。
男手が増えるのは悪くないさ。
[話の相手を視界に捉えつつも、
あえてチャットを選択して打ち込む。]
そうだな。
俺も、死ぬわけには いかない。
[続く文章を打ち込みかけたが削除し、顔を上げる。]
[手帳に何か書き込んでいた2ndの背を眺めるも
その中までは肉眼では見えなかった。
陳列してる梨をひとつ手に取れば宙に放りながら]
俺の世界じゃ、こういった果実は
作るのにコストがかかって貴重なんだ。
[ぽんぽんとお手玉のように梨で遊ぶ。]
ちゃんと飯くってんのかね、あいつは。
[人工的に食べ物を生成しなければ
人だけではなく動物も生きられない世界だ。
汚れきった世界。
――― けれど、 とやはり思う。]
…相手の力量を見極めて動く、か
[尤もらしい事を言い、食べかけの梨を掲げ]
こいつの美味さに免じて見逃してやるよ。
[逃げていく2ndを追わず、
タブレットへ視線を落とす。]
[チャットの文字に、笑みそうになる顔を堪え]
演技派だな
見られていたのは好都合
これで1st、6th、9thから
俺らの協力関係は見えにくいはずだ
うまく使えよ
[そう、逃げた2ndにだけ向けられる言葉を打ち込む。]
随分と逃げ腰だな。6th。
[笑って誤魔化そうとする様子が伝わるも
こちらは表情を崩すことなく言葉を返し]
あんたも逃げるのか?
自分の世界を守ろうともせずに。
汚れを恐れてちゃなんもできないぜ。
女なら、そういった経験しとくもんだ。
[姿を見せた6thもまた、2ndと似た年頃に見えた。
自分の世界はどうでもいいと、そう言う言葉に思うところはあれど、]
俺も、
娘をひとり 置いてきたんでな。
[彼女の気持ちが理解できないわけでもない。]
だからこそ、守らないといけない奴が
死なないために戦えって言われたんだろ。
俺の手は、洗えば綺麗だぜ。
[梨の果汁でややべたつく手を振りながら
自分の手が汚れている、という6thの言葉に]
…、そうかい。
じゃあ、さっきの逃げ腰は
俺を油断させるための演技ってことか?
たいしたタマだ。
[肩をすくめてみせた。]
―― いい話、にする為には
生き残る事が条件なんだよ。
で
[眼鏡越し、6thへ視線を向けて]
どうする?6th。
[問いを投げて、相手の出方を見る。]
俺は、大切な奴には何をしてても
嘘をつきたくはないけどな。
ばれなきゃ何してもいいって考えは
ガキだな。
[覚悟が出来ているという6thを帽子の鍔の影で視線を隠すように見詰めながら]
誰かに見られて萎えるようじゃ、
男が廃る。
惚れるなよ
[冗談じみたメッセージを最初に伝えて
それから、少しまた間を置いてから]
生き残って自分の世界を救う
その為なら、俺の手が汚れても 構わない
[彼女に人が殺せるかまでは解らない。
けれど、自分は――と考えれば、]
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