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[報告書を書き上げてしまうとファイルに閉じて棚に戻した。誰にも見られることのない書類の山が壁一面を占拠している]
[顔を上げると外はすっかり日が暮れていた。...は制服に着替えると詰所を出て管理棟へと向かった]
[用意された朝食は簡素だが口に合った。管理人としばらく話をした後、風呂を沸かす手伝いをする。午後には一度家に戻り、依頼された短編を書こうと原稿用紙と鉛筆を取り出す。電気も電波もない場所には不可欠だ]
ふあ……
[気乗りしないせいか、筆の進みは遅い。襲い来る眠気に身を委ね、横になってまどろむと、目を覚ました時には日は沈んでいた。空腹を感じ、管理棟へと向かうことにする]
[管理棟に行くと既に風呂が沸いていた。しばし体を温めた後、準備されていた昼食をとる]
これはどなたが作ってるんです?
[しばし管理人と他愛ない談笑を交わし、外もだいぶ暖かくなった頃、散策へと繰り出した。この時期の日は短い。あてがわれた家屋に戻る頃には日も暮れはじめ]
[管理棟の戸を叩き、招き入れられると昨晩と同じ様に勝手に茶を汲み、一息に飲んだ]
いいえ、もう済ませてきましたので食事は結構です。
……首の辺りが重たくなってきました。
お客さま達には可愛そうですが天気が崩れるかもしれませんね。
[薪を片付けに行くというアンを押し留めて]
私が行きましょう。
もうじきお客さまたちが来られる頃ですし、貴女は彼らのお相手をなさってください。
[帽子を被りなおすと管理棟を出て納屋の方に歩いていった]
[管理棟で貰った新しいマッチを擦る。コツを掴んだのか、昨晩ほど格闘しないうちに火を灯すことが出来た。]
あふ…。
[部屋がほどよく暖まると緩やかな眠気に誘われる。うとうととしているうちに夜は*更けていった*]
[管理棟に戻りかけて、灯りの燈る窓越しに談笑する影を認める。...は僅かに口元をゆがめるように笑うと管理棟には立ち寄らず、そのまま詰所に*帰っていった*]
そうですね。
[管理人に促され、奥の風呂へ向かうことにした]
困りました。
[キョロキョロと辺りを見渡し、入口近くにある棚を指差す]
管理人さん、あれを借りてもいいですか?
[了解を得ると、少しばかり浮き足立ってその場を離れる]
[一人の少年が携帯電話で話しながら歩いている]
わーったよ。田舎でしっかり勉強してくればいーんだろ!
[電話からは年配の女性の心配そうな声がする]
たくもー。何もないところなんだから、そー心配するなってーの。
[突然声が切れた]
つーっ、つーっ、つーっ…
[あわてて電話を見ると]
あ、圏外かよ。
ケータイ使えねーのは面倒だけど、これで小言言われずにすむか。ラッキー!
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