87 風の音・刻の音・ワスレモノ
★【発言絞り込み表示中】
★全員表示は
こちら
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[メモ/メモ履歴] / 絞り込み /
発言欄へ
視点:
人
狼
墓
全
鬼を捕まえるのが早いか、鬼が捕えられるのが早いか。
はじまりはじまり。
どうやらこの中には、村人が6人、鬼(人狼)が2人、占い師が1人、霊能者が1人、狐が1人いるようです。
(0) 2012/05/01(火) 00:00:02
残っているのは、告げ人 アン、研修医 ユウキ、学生 バク、薬屋 ライデン、髪結い ホズミ、お針子 ビセ、会社員 ロッカ、末っ子 キクコ、経営者 ズイハラ、 チカノ、時間屋 ヂグ の 11 人。
─ 海辺の道 ─
…お店屋さんのじゃないんですか?
[手にとった柏餅が佑樹の知り合いの手作り>>0:164といわれると首を傾げた。
見るからにおいしそうな柏餅だったから、お店を教えてもらって下宿のおばあちゃんのお見舞いに買っていこうかとちょっと過ぎっていたのだ。
でも売り物じゃないなら買えないしなぁ、と内心しょんぼりしたのもやっぱり無意識に表情に出していた。]
(1) 2012/05/01(火) 00:07:23[海辺の道]
髪結い ホズミが接続メモを更新しました。(05/01 00:08)
・・・なに?!
[何かの割れる音と、絶叫(>>#1>>#2)を聞き、反射的に息子を引き寄せようとして、]
―っ!
[直後、貧血のような症状に襲われる。
そして、]
(2) 2012/05/01(火) 00:09:41[駅前公園像の前]
え?
なに、このお…
キャア!?
[けれど、それも束の間。
唐突に響いた音に、何だろうと思い周囲を見回して。
何かが、割れたような。
透明な音に、思わず身を竦ませた。]
(3) 2012/05/01(火) 00:09:57[海辺の道]
─ 海辺の道 ─
ん?
いや、店で売ってるよ。
薬屋の『雷電堂』って知ってる? あそこの期間限定商品。
[首を傾げて問う>>1表情のしょんぼりさに、そう付け加える]
あそこの跡取りが俺の……。
[ダチでね、と。
続けようとした言葉は、唐突な音によって、途切れた]
(4) 2012/05/01(火) 00:12:30[海辺の道]
!ひろ君!
[目を開けたときには、息子はおらず、]
ひろ!どこにいるの?!
[辺りを見回すが、影も形も見えない。こんな一瞬で隠れることができるものなんてないのに。]
―!まさか・・・
[池を覗きこむ。それは、先ほどの光景が嘘のように、藻や泥で赤茶色に濁っていて、嫌な予感に背筋が凍る。]
(5) 2012/05/01(火) 00:15:24[駅前公園像の前]
……って、ちょ、なにっ……!?
[海辺の道にはありえない、時計の音。
それから、何かが砕ける音。
それを追いかけるような絶叫。
どれもこれも、異常を感じさせるには、十分なもので。
ぐるり、周囲を見回す動きにあわせるように──世界が、回った。
気がした]
(6) 2012/05/01(火) 00:16:42[海辺の道]
―公園傍の道―
[先程喫煙スペースで見た人が電話を掛けている。>>167
その傍を通り過ぎようとした時]
……へ?
[唐突に響いた、柱時計のような音>>#0。
反射的に上を見上げる。空しか見えない]
(7) 2012/05/01(火) 00:17:10[公園傍の道]
[今にも飛び込まんばかりに池を覗き込んでいると、声(>>#4)をかけられて、]
何を言っているの?!
もしかしてあなた、何か知っているの?!
ひろをどこにやったの?!無事なの?!
[明らかにおかしな生き物が目の前にいるという現実なんか思い至らず、言い募るが、]
・・・ちょっと!
[言うだけ言うと、伸ばす手などお構いなしに、兎は消えた。]
(8) 2012/05/01(火) 00:20:13[駅前公園像の前]
─ 公園傍の道 ─
[妹からのメールを待つ間、離れた位置にある池に視線を投げる]
……時の流れは早ぇ、ってか?
何であんなに欠けたんだっけ。
[普段からマジマジと見ることは無かった子供達の像。知らないうちに一部が欠けていて、その原因すら知ることは無かった]
ま、俺にゃ関係無……え?
[子供の像から視線を外そうとした時に聞こえる、鐘の音>>#0。聞き慣れないそれに思わず周囲を見回した]
この音、どっから────ぅわ!
[13回響いた後に耳に届いた砕けるおと>>#1。思わず空いている手だけで片耳を塞ぎ、軽く身を竦める。次いで誰かの叫び>>#2が聞こえて来て。
そして]
(9) 2012/05/01(火) 00:20:14[公園傍の道]
……───!?
[視界が、回る。ぐにゃりとしたそれは視覚的な不快感も齎して、一度見開いた瞳が厭うように細められた]
なんっ、だよ、これっ…!
[訝しげに呟くも、周囲の景色は完全に歪んでいて。細められた瞳は不快感により完全に閉じられる。
それからしばらくして]
…………はぁ?
いやちょっと待て、その前にお前は誰だ、と言うか何だ。
後もう少しゆっくり喋れ。
[甲高い声で早口で捲くし立てる直立歩行の兎の登場により瞳は開かれた。今のところ兎に意識が向かっていて、周囲の変化には気付けていない]
(10) 2012/05/01(火) 00:20:21[公園傍の道]
おい、だから人の話を聞けと。
[突っ込みも聞かずつらつらと並べ立てる兎。それに更に突っ込みを入れるが、相手はお構いなしだった]
ワスレモノとか想い出の力とか、何なんだよ。
あと元の時間って……おい!!
[聞きたいことは山ほどあるのに、直立歩行の兎は言うだけ言って消えていった]
(11) 2012/05/01(火) 00:20:29[公園傍の道]
ん…?私?
なに言ってるの、華なんて、何処に。
[ひらりと手を振ってから苦笑を浮かべた。
化粧っ気の無い顔、若者らしからぬ髪型と言っても良いであろう結い方、地味な服装。
余程ロッカの方が華がある。
でも、百合や蘭などというよりは、道端に咲いているたんぽぽがよく似合う、と思ったりもするのだけれど。]
うん、午後はもうすぐ。
帰ってお母さん、手伝わないと。
[元々は父親がやっていた店だった。
幼い頃に父親が亡くなり、母親がその店を引き継いだのだった。
だから、幼い頃から彼女はいつもお店を手伝っていた。]
(12) 2012/05/01(火) 00:21:49[海辺]
[ふらふらする、くらくらする。
三半規管やられた時の症状に、かなり近い──なんて。
悠長に考えられていたのは、ほんの僅かな時間]
……ちょ、ま、て。
[目の前に、ナニかいる。
普通に考えて、あり得ないモノが、何事か捲くし立てている]
それ、なに……どゆこと?
っていうか、お前、なに?
[問いかけても答えは得られず。
綴られるのは、一方的な言葉たち]
(13) 2012/05/01(火) 00:25:04[海辺の道]
っ!?
[直後に響いた砕ける音と絶叫。
耳を塞ぐのも間に合わず顔を顰め、次に何か事件でもあったのかと辺りを見渡そうとして]
…… え――……
[身体が傾く。否、傾き歪みだしたのは世界の方だった。
立っていられそうになくて、その場に蹲る]
(14) 2012/05/01(火) 00:27:36[公園傍の道]
[聴こえる絶叫>>#2に思わず耳を塞ごうとした。
でも。
ぐるり、回った視界に動きは止まる。
否。
まわったのは、視界じゃなく、世界だ。
浮遊感というには気持ちの悪い感覚を全身で感じて、それを悟った。]
(15) 2012/05/01(火) 00:28:58[海辺の道]
―駅前公園―
[柱時計の音>>#0は、直前に見かけた時間屋の主人と良く似合っていた。
それとなく数えていた音が13回目になったところで、違和感に気付いて首を捻りかけ]
ハ?
壊れた??
[絶叫のしたと思われる方を見ると、グニャリと世界が滲んで歪んだ。
歪んだ世界の向こう側で、何かがキラキラしていた。……何が?]
(16) 2012/05/01(火) 00:31:01[駅前公園 ベンチ]
「ココロノワスレモノ」「元の時間」いったい何・・・
[兎のいったことは何一つ理解できなかったが、そんなことよりも、]
・・・ひろ・・・
[どこかに行ってしまった息子のことしか頭にない。
周りの様子も目に入らず、まさか「どこかに行ってしまった」のは自分の方などとは思いもよらない**]
(17) 2012/05/01(火) 00:34:22[駅前公園像の前]
[きもちわるい。
立っていたくない、でも動けない。
強い感覚が終わって、ふらりと倒れそうになったけれど。]
え、
[目の前に立っている兎>>#4に、言葉を失った。
耳につく声でまくし立てられる言葉は、意味のわからないもので呆気にとられていたが。]
ちょ、ま、まって、それってどういう…っ
[兎に手を伸ばそうとしたものの、色濃く残る気持ち悪さからの吐き気でそれは叶わず。
言いたいだけ言って消えた兎の立っていた場所を、呆然と見つめた。]
(18) 2012/05/01(火) 00:35:13[海辺の道]
[再び視界が開けるより先に、甲高い声が耳に届いた]
声高っ……つーか、
[何が『というわけで』>>#4なのか。
突っ込みの言葉は紡げなかった。代わりにさっきの人>>10が突っ込んでくれているようだったが]
いや、……え。何?え?
[こちらは目を擦る。見る。もう一度擦る。の繰り返しだった。
何せ相手は喋るウサギだ。二足歩行の]
(19) 2012/05/01(火) 00:37:22[公園傍の道]
ロッカちゃんも、久し振りに来―――っ
[ロッカへと誘いの言葉をかけたその時、時計の音が聴こえた。]
な、何…?
[この音は何処から聴こえてくるのだろう、わけもわからずに周囲をぐるりと見渡して―――…、そして、何かが壊れるような澄んだ音、絶叫。
次の瞬間、世界がくるりとまわって、目の前には… ]
う、うさぎ…?
[暫くの間、茫然として何も喋る事はできなかったか。
喉の奥から絞り出すような声を漸くあげた。]
(20) 2012/05/01(火) 00:37:51[海辺]
― 駅前公園 ―
クッ。
[確認するまで目を開け続けていられなかった。
世界が回っている。自分が回っている?
酷い船酔いのような感覚にきつく瞼を閉じて、数を数えながら深呼吸する]
……や、ここ、とお。
[声に出して大きく吐き出し、ゆっくりと瞼を上げた]
(21) 2012/05/01(火) 00:38:47[駅前公園 ベンチ]
─ 公園傍の道 ─
あんのクソ兎…。
……てか何で兎が喋る。
[空いた手で握り拳を作り震わせていたが、根本的な疑問に気付き一度呆ける。不意に視界に入ったのは、公園の中にある子供達の像だった]
───え、壊れて、ない…?
さっきまで欠けてたはずなのに。
[驚きいて目を円くし、ぽかんと大きく口が開かれる。次いでさっきまで居た商店街へと視線を向けると]
…看板、まだ新しい…。
え、なに、が───。
[立ち並ぶ商店の中に、真新しい看板を掲げた店があった。あの店は確か10年前に建て替えたのではなかったか]
(22) 2012/05/01(火) 00:39:00[公園傍の道]
髪結い ホズミは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/01(火) 00:40:47
髪結い ホズミが接続メモを更新しました。(05/01 00:41)
目の前に だよ。
海の前に…って言った方が正確、かも。
[苦笑を見て、もう、と眉下げる。>>12
今まで何度も交わされた遣り取りだった。
否定が返ってきてしまっても、波間に戯れる仕草、清楚な風貌のチカノは海によく映えるのに。]
………もう。
芸術家の目、ちょっとは信用してくれたって。
勝手に思っておくから、いいよう だ。
[拗ねたよう微かに唇尖らせてみせる。]
[もう直ぐ開店。その言葉を聞くと瞳が僅かに輝いた。
幼い頃は勿論、社会人になってからも度々通いお世話になっている店だ。]
(23) 2012/05/01(火) 00:42:00[海辺の道]
ほんと?お邪魔しよかな、今夜。
青海亭のご飯、美味しいんだもの。
この間、省吾オーナーにも紹介したんだよ。
何かとお世話になっているし、お礼に奢―――
…?
[ふと聴覚が違和を捉え、言葉を切る。
チカノに据えていた視線が周囲へ向いた。]
ね 何か聞こえない?
鐘みたいな、 時計みたいな………
[突如鳴り響く音。
何処から聞こえて来ているのだろうと見回すが、分からない。]
(24) 2012/05/01(火) 00:42:21[海辺の道]
……結局、なんなん、だよ。
[兎が消えた後、口をついたのは、こんな呟き。
それから、視線は近くにいた菊子>>18の方へ]
菊子ちゃん、大丈夫?
あー……辛いなら、無理せず、座って。
[辛そうな様子に声をかける。
口調は無意識、職場でのそれに近くなった]
(25) 2012/05/01(火) 00:42:24[海辺の道]
― 駅前公園 ―
……兎が時計持って歩いてる。
[それより喋っていることに驚くべきなはずだが。衝撃が抜け切らないまま説明>>#4>>#5を聞いた。
ぼんやりしてる間に、ウサギは女性>>8に詰め寄られて逃げていった。
正確には逃げたのかどうかも分からないが、そう表現したくなるような脱兎の勢いだった]
(26) 2012/05/01(火) 00:44:23[駅前公園 ベンチ]
時計…?思い出…?
[一方的なうさぎの言葉。
何故うさぎが喋るのだろう、そんな事すらすぐに疑問として浮かんでこない程に、彼女の頭は混乱していて。]
ワスレモノ…?
[その言葉に、ひっかかりを覚えて、口から零れた言葉は僅かに掠れている。
ロッカはどうしていただろう。
そっと、海へと目を向けた。
そこに見えた海の景色は、先程まで見えたものとほんの少しだけ、違っているように見えた。**]
(27) 2012/05/01(火) 00:44:32[海辺]
なんだったの、いった…
[一体、と口にしかけて気持ち悪さに言葉を途切らせる。
まだ目が回ってるみたいに、立っていられない。
祐樹の声>>25に顔をあげようとしたけれど、それすら無理で。
辛いなら、と言われるのになんとか頷きだけ返してその場に座り込んだ。]
(28) 2012/05/01(火) 00:45:10[海辺の道]
[直後]
―――っ……!!!
[耳を衝く破砕音に身を竦めた。
回る。ぐるりと、身体が……世界が。]
………。
[三半規管の異常に堪えつつ目を開けた時、チカノはまだ近くにいただろうか、それとも。
いずれにせよ目の前に時計を持った兎が鎮座おわしているのに気付くまでには少々時間を要したのだった。]
(29) 2012/05/01(火) 00:46:25[海辺の道]
チカノは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/01(火) 00:47:15
─公園傍の道─
あ、消えた。
[そうしているうちに一方的なお話は終わり、ウサギは去る。
なおも何度か瞬きをして]
いやーびっくりした。
……喋るウサギの幻覚とか、オレ疲れてんのかな……
[キンキンとした声は未だに耳に残っているが、無理矢理そう思い込もうとする。
頭を緩く振って立ち上がり]
(30) 2012/05/01(火) 00:47:19[公園傍の道]
チカノが接続メモを更新しました。(05/01 00:47)
……ってか、あれ。
こんな、人少なかったっけ……?
[辺りは妙に静まり返っていた。
今いる道を見渡しても、賑わっていた筈の公園内にも、人影が殆ど見当たらない]
(31) 2012/05/01(火) 00:51:41[公園傍の道]
[自分もだいぶくらくらしているが、具合が悪い者が目の前にいればそちらが優先されるというもので]
ん、無理なく無理なく。
力は抜いてね、その方がラクになるから。
背筋伸ばした方がラクだから、そこのガードレールに寄りかかって……。
[穏やかな口調で言いながら、道路の端を振り返り]
……え?
[異変に気づいた]
(32) 2012/05/01(火) 00:53:49[海辺の道]
……ここのガードレール、こないだの再開発で全部取り替えた、よな?
[ついさっきまで見ていたのは、黒のガードレール。
けれど、今そこにあるのは、錆の浮かんだ白のガードレール。
よくよく見れば、アスファルトもでこぼことして、割れ目から草が生えている。
そのでこぼこ加減には、見覚えがあった。
学生時代に、通った道──それ、そのもの]
(33) 2012/05/01(火) 00:54:00[海辺の道]
会社員 ロッカは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/01(火) 00:54:53
― 駅前公園 ―
元の時間には、戻れない?
[訳が分からないまま、池を見た。
近年、公園は再整備され、噴水を使って池の水も循環するようになって。
訪れる人々の心を和ませていたはずなのに。
酷く濁っている。>>5
端の方に浮いている蓮も、元気がないような。
ああ、こんな時期もあったかなと思う。
あの頃はこの公園があまり好きではなかったと、曖昧な記憶が浮かんで沈む]
(34) 2012/05/01(火) 00:57:10[駅前公園 ベンチ]
─ 公園傍の道 ─
確か、あの店10年前に建て替えてて…。
………俺夢見てんのかな………。
でもさっきまでちゃんと起きてて…。
[瞳を閉じ、空いた手で顔半分を覆って考え込む。寝ていないなら夢を見るはずは無い。あーでもないこーでもないと思考を頭に巡らせ、ふと兎の言葉を思い出した]
…『元の時間』に、戻れない…?
いやでもそんなはずは。
……けどそう考えると合致はする、なぁ……。
[あれこれ考えて、しばらく、うーんうーん、と唸っていた]
(35) 2012/05/01(火) 01:01:37[公園傍の道]
ごめん、なさい
[あの感覚は祐樹も一緒に感じていたはずだ。
程度の差はあれど、この人だって常と同じではないだろう。
それなのに気遣わせてしまっている>>32のが申し訳なくて、切れ切れに謝った。
が。]
…?
ゆーき、さん?
[不思議そうな声に、どうしたのだろうと名を呼んで。
問われた言葉>>33に、ぱちりと瞬いた。]
(36) 2012/05/01(火) 01:03:15[海辺の道]
[この街に住むようになってから、まだ2年しか経っていない。
けれど、毎年夏はここの海に泳ぎにきていたからその前から知ってはいて。
祐樹に言われた通り見た場所には、懐かしい色合いのガードレールがあった。]
なん、で?
(37) 2012/05/01(火) 01:06:40[海辺の道]
[>>0:165頭を下げた相手は、旧知と呼ぶには馴染みが薄い、けれど印象深い青年だった。
古びた腕時計を修理した事を、心から喜び、今もこうして礼を尽くしてくれる若者(職人から見れば、まぎれもなく若者だ)は、そうは居ない]
コンニチハ。
[その想いのせいか、軽く帽子に手をあてて、いつものように返す挨拶も心ばかり深い笑みに彩られた]
(38) 2012/05/01(火) 01:10:20[公園]
― 駅前公園 ―
……あの頃?
[自分で思った言葉に引っかかって、声に出す]
あー。過去にタイムスリップした?
そんな映画みたいな話。
[笑ってみるが、頭にストンと落ちついた]
あるわけない、のになあ。
(39) 2012/05/01(火) 01:11:05[駅前公園 ベンチ]
[思わず投げた疑問には、同じく疑問>>37が返る。
とはいえ、答える術などはないわけで。
がじ、と頭を掻いて、息を吐いた]
……ほんとにこれ、わけわかんねー。
[ぼやくように呟いた後、ふる、と頭を振る]
まあ……とりあえず、菊子ちゃんは今は身体休めて。
それから、考えよう、うん。
(40) 2012/05/01(火) 01:12:56[海辺の道]
……つーか。
[遅れて、人影以外の違和にも気がつく。
この街に通うようになったのは中学の頃――駅の改札が自動に変わった後のこと。
やや不便だったため、祖母を通じて知り合いの主にお願いし、途中から風音荘にお世話になり始めた……というのはさておき。
当然、10年も前の様子は知らない]
この年になってまさかの迷子?
いつの間に……ってかありえねー……
[つまり目に映るのは知っているようで少し違う、知らない街。
頭を抱える。と]
あ。
[少し先で考え込む人>>22に目を止めた]
(41) 2012/05/01(火) 01:13:16[公園傍の道]
[ポーン、ポーン、ポーン…]
オヤ…?
[聞き慣れた音に、足を止める。その音に、時計の調子を計ってしまうのは、職人故の癖のようなもの]
コレハ…
[そうして最後のオトが響く前に、職人は僅かに眉をひそめ]
(42) 2012/05/01(火) 01:14:42[公園]
―公園傍の道―
さっき、あの人いたよな……
[逡巡したのは少しの間。
小走りで傍に寄り、未だ少し耳の奥が痛むのは無視して]
あの、すんません。
……ココってドコっすか?
[言葉の間抜けさに若干気恥ずかしさを覚えつつ、彼に問い掛けた]
(43) 2012/05/01(火) 01:15:29[公園傍の道]
オットット!
[すっかり、オトに気をとられていたせいで、くるりと周囲の景色が回転した拍子に、そのまま、すとん、と地面に尻餅をついた]
(44) 2012/05/01(火) 01:17:55[公園]
[目に映るガードレールに感じるのは、懐かしさよりも不気味さの方が大きい。
どうしていきなり変わってしまったのか、それはきっとぐるり回ったあの時にだろうけれど。
でも何で。
あぁ、そういえば兎は何と言っていたっけ。
混乱した頭で思考するも、まとまるわけがなくて。]
は、い。
[祐樹>>40に小さく頷いて、軽く目を伏せた。]
(45) 2012/05/01(火) 01:21:23[海辺の道]
─ 公園傍の道 ─
へ?
[考え込んでいたところに声をかけられ>>43、間抜けな声が零れ出た]
え、あ。
どこって……。
[問いかけの内容に一度瞬いたが、相手も聞き覚えのあるこの街の名を口にする]
…つっても、なーんか変なことになってるみてぇ、だが。
[付け足して紡いだ言葉には、困惑の色が混じっていた]
(46) 2012/05/01(火) 01:21:55[公園傍の道]
学生 バクは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/01(火) 01:22:37
[地面に座り込んだ職人の目の前で、兎が時計の修理を依頼したいとまくしたてる]
修理?ソレハ、確カニ、私ノ専門ダガ…
[兎が喋っていることに、何故だかあまり違和感を感じない。それよりも、内容が気になった]
『鍵』ト『螺子』?
ソレハ、特別ナ、モノなのかネ?
[問いには応えず、兎は姿を消す]
(47) 2012/05/01(火) 01:23:47[公園]
― 駅前公園 ―
ちょっと、大丈夫ですか?
[髪は邪魔にならない程度に切ってあればいい、という方だから美容院には縁がない。
自分と大差ない歳頃かと思いながら声をかけた女性>>17は、子供の名前らしきものを繰り返すばかりで反応が薄い]
ベンチで少し休んで落ち着いた方が。
[近づいて顔を覗き込み、反射なのか頷いたのを確認して体を離す]
(48) 2012/05/01(火) 01:25:20[駅前公園 ベンチ]
困ったネ…ワタシハ、引退シタんだヨ?
[周囲の様子がすっかり変わっている事も、「元の時間に帰れない」という兎の言葉も、余り気にしない様子で、職人は、座り込んだまま小さく肩を竦めた]
(49) 2012/05/01(火) 01:26:54[公園]
あ、具合悪くなるようなら、言ってね。
[頷く様子>>45に、できるだけ軽い口調で言いながら。
今のショックで眩暈起きてるだけなら、休めば大丈夫かな、とそんな判断をして]
……しっかし、まあ。
[改めて、ぐるりと周囲を見回す。
ガードレールも道路の舗装も。
学生時代のそれとほぼ、変わらない]
だいったい、10年くらい前が。
こんな感じだったんだよなぁ……。
(50) 2012/05/01(火) 01:31:21[海辺の道]
―公園傍の道―
へ?
[相手>>46の口から出た名前に目を円くする。
当たり前だが、自分にとっては予想外の答え]
え、だって何か、なんか色々違う……
[そう言って、見渡せば見渡す程違和は出てくる。
壊れていた筈の像とか、もっと古びていた筈の建物とか]
変、て、どーいうコトっすか。
[見上げる顔にも、声も、多分相手以上の困惑を浮かべていた]
(51) 2012/05/01(火) 01:33:35[公園傍の道]
― 駅前公園 ―
ヂグさん!
[振り返ると、笑顔で挨拶を交わした>>38時間屋は地面に座りこんで>>49いた。ステッキは転がったりしているだろうか。
手を貸そうと、そちらにバタバタと戻る。
左袖には今も昔も変わらない、一緒に時を過ごしてきた古い腕時計が顔を覗かせている]
想い出の力で動く時計って。
一体何のことなんでしょうね。
[兎の話を思い出しながら、時計のことなら誰より詳しそうな老人に問いかけた**]
(52) 2012/05/01(火) 01:37:07[駅前公園 ベンチ]
経営者 ズイハラが接続メモを更新しました。(05/01 01:38)
たぶん、大丈、夫です
[祐樹の気遣い>>50に、座ったままこくり頷いて。
周囲を見回し、10年くらい前がこんな感じだったと言う彼をきょとんとした目で見つめた。]
そうなん、ですか?
[見上げたまま、問いかける。
10年前といわれても、まだこちらは7才だったからぴんとこない。
ただふと、この海辺で次兄にカニをけしかけられ長兄に泣きながら助けを求めたのを思い出した。]
(53) 2012/05/01(火) 01:38:50[海辺の道]
時間屋 ヂグは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/01(火) 01:39:15
経営者 ズイハラは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/01(火) 01:42:35
─ 公園傍の道 ─
その、色々違うってとこだよ。
[自分より困惑してそうな少年>>51に返し、強めに後頭部を掻く]
……さっき、変な兎が言い逃げてったんだが。
あの兎、何だかを集めなきゃ『元の時間に戻れない』って言ってやがった。
今見えてる景色、俺の記憶が間違ってなけりゃ、10年前の景色だ。
俺がまだお前さんくらいの時の景色だ。
[言いながら、視線は眺めるように周囲に向いた。けれどそこに懐かしむ気持ちは抱けない。どうしてこんな状況になったのかと、戸惑う感情ばかりが支配していた]
(54) 2012/05/01(火) 01:43:00[公園傍の道]
[駆け寄って来た若者>>52の手を借りて、職人はようやく座り込んでいた地面から腰を上げる。隣に転がっていたステッキを拾って、半分ずれた帽子を被り直した]
ソウ、聞いたコトのナイ話だネ。
時計ノ動力は、イロイロだが…
[カツン、とステッキが地面を叩いた]
動力ガ、普通デハナイのなら、『鍵』ト『螺子』モ、普通デハナイのカモ、しれないネ。
(55) 2012/05/01(火) 01:46:58[公園]
[大丈夫、という返事>>53に、それ以上は言わず。
向けられた問いかけに、ああ、と頷いた]
俺がまだ、学生だった頃が、こんな感じ……っていうか。
ほぼ、そのまんまかも知れない。
[風景には、懐かしさを感じるけれど。
状況の異様さが、それに浸り込ませてはくれなかった]
(56) 2012/05/01(火) 01:48:35[海辺の道]
ソレニシテモ、随分、ナツカシイ風景だネエ。
[職人は、ここにきてようやく、周囲の異変を意識に止める気になったようだった]
ココには、ワタシタチしか、居ないのカナ?
デハ、モシカスルト…
(57) 2012/05/01(火) 01:52:39[公園]
―公園傍の道―
あ、ウサギならオレも見たっす。夢かと思ってたけど。
なんか、忘れ物がどーとか言ってたよーな……
[その存在自体に衝撃を受け過ぎた所為で、話の内容は半分程度しか聞いていなかったが。
改めて青年の言葉>>54を聞いて、あれが幻覚ではなかったのだと今更ながらに思い知る]
『元の時間』……
何、じゃあオレら、その……10年前にタイムスリップした、ってコト?
[言いながら眉を顰めた]
(58) 2012/05/01(火) 01:54:52[公園傍の道]
『鍵』ト『螺子』モ、ワタシタチノ、誰かガ、持っているのカモ、しれないネエ。
[異変を認めはしても、やはり気にするのは兎の言った時計の修理の方法、なのだが**]
(59) 2012/05/01(火) 01:55:01[公園]
時間屋 ヂグが接続メモを更新しました。(05/01 01:55)
祐樹さんが、学生だった頃。
[祐樹の言葉>>56に周囲にちらりと視線を向ける。
多分彼が今の自分くらいの年頃の景色が、今のこの風景なのだろう。
でこぼこで、整備が間に合っていない道。
割れ目に躓いたりしそうだな、とか何となしに思ったりして、ふと。]
…そういえば、あの兎さん。
想い出の力を集めてって、言ってました、よね。
[あの甲高い声が言っていたことを*思い出した。*]
(60) 2012/05/01(火) 01:55:49[海辺の道]
末っ子 キクコが接続メモを更新しました。(05/01 01:56)
末っ子 キクコは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/01(火) 01:58:06
そうそう。
自転車だと走りにくくてさぁ……。
[なんて話をしたのは、ある種の現実逃避。
それでも、それはすぐに置いといて]
……ああ、うん。
っても、『想い出の力』って、一体なんなんだか。
[謎の兎の話>>60に一方的な言葉たちを思い返して。
幾度目かのため息を吐き出した。**]
(61) 2012/05/01(火) 02:02:38[海辺の道]
─ 公園傍の道 ─
え、お前さんも見たのか。
そうそう、ワスレモノとか、時計が壊れたとか、何か色々捲くし立ててた。
[一応最初から聞いていたから、思い出すようにしながら言って。タイムスリップの言葉には、眉根を寄せ、片眉を上げた]
信じらんねぇけど、そう言うことになるんじゃねぇかな。
兎の話が本当なら、ワスレモノを見つけなきゃならんらしい。
それが何なのかまでは分かんねぇけど…。
[言って、眉根を寄せたまま、また後頭部を掻いた]
(62) 2012/05/01(火) 02:02:49[公園傍の道]
研修医 ユウキは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/01(火) 02:14:46
研修医 ユウキが接続メモを更新しました。(05/01 02:15)
―公園傍の道―
あーうん、確かそんな話。
にしても何でオレらが探さなきゃいけねーんだろ。
わざわざタイムスリップなんかさせやがって、アイツめ。
[兎の説明不足もあって、自分達に原因があるとは思っていない。
今は未だ面倒なことに巻き込まれた、という認識だった]
忘れ物……ワスレモノ、ね。
その辺に落ちてたりしないっすかね。
[いかにもやる気なさげな声で言って、周囲の地面を見た。
当然それらしきものは見当たらなかったが**]
(63) 2012/05/01(火) 02:18:34[公園傍の道]
日本語喋ってる。
[時計を持った兎をじっと見詰める。
「ああ不思議の国のアリスに出てくる兎に似てるなあ」だとか。「なら、わたしどこかに迷い込んじゃったのかな、でも穴に落ちたわけでもなし。」だとか。
まだ混乱しているのか思考は明後日に飛んでいたが、兎の甲高い声はどうやらぼんやりとする時間を与えてはくれないようで。]
元の時間に戻れない………って?
今は、“現在”じゃあない…の?
あ、待っ
[て。と告げる前に兎は掻き消えた。
せっかちな兎は、なにかとのろい自分とは相性がよろしくないご様子。
理解の追いつかなかった部分は、チカノと話を交換することで何とか埋められただろうか。]
(64) 2012/05/01(火) 02:19:46[海辺]
ん……。
よく分からないけど、時計を直せばいいのね…?
ワスレモノ…か。
[矢継早に告げられた単語は直ぐには頭に入って来なかったのだが。
何故だろうか、その単語は乾いた土に落とされた雫のよう、何処かに染みる心地がした。]
鍵に螺子。
時計に詳しそうな人って言ったら、そりゃあ時間屋さんのヂグ小父さん――だよね。
あ、でも。他に、ええと、"こっち"に来ている人っているのかな。
[巻き込まれたのがもしも自分達だけであったなら。
そう考えると、何故かそわりと落ち着かなくなる。]
(65) 2012/05/01(火) 02:20:55[海辺]
あ、っ。チカノちゃん、だいじょうぶ?どこも痛くない?
[気遣うような視線を向ける。
不可解なことが立て続けに起こり、今の今まで怪我の有無にまで頭が回らず。
互いの無傷を確認するとほっと息を落とし、ぺたりと腰を下ろしていた海辺から、砂を払って立ち上がった。]
わたし、一度街に戻ってみようと思う。
チカノちゃんはどう、する……?
[街に向かうと言えば共に同じ方向に向かい、各々の目的地で別れる心算だ。そうでなければここで。
意向を問いかけながら、友人を見詰めた。**]
(66) 2012/05/01(火) 02:21:27[海辺]
学生 バクは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/01(火) 02:21:48
会社員 ロッカが接続メモを更新しました。(05/01 02:22)
学生 バクが接続メモを更新しました。(05/01 02:22)
─ 公園傍の道 ─
その辺に落ちてたら苦労しねーって。
[少年>>63の言葉に溜息交じりの言葉を紡ぐ]
あの兎の話が本当だとするなら、どうにかして探さないと元の時間に戻れないことになる。
俺はその辺歩き回ってみることにするわ。
っと、お前さん名前は?
こんなのに巻き込まれたのも何かの縁だ。
何か分かったら教えてやるよ。
俺は雷電貢。
雷電堂って薬屋の見習い店主だ。
[そう言って少年に問いかけて。名を聞いたなら、呼び止められない限りはその場から移動する。一度家に戻ってみるかな、なんてことを考えて*いた*]
(67) 2012/05/01(火) 02:30:01[公園傍の道]
薬屋 ライデンが接続メモを更新しました。(05/01 02:31)
薬屋 ライデンは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/01(火) 02:32:51
すみません。大丈夫です。
[会社員風の男性に話しかけられて(>>48)]
いえ。家に、帰ります。もしかしたら、待っているかもしれないので・・・
[そう返した時には、男性は別の人のもとに向かっていただろうか。
どちらにしろ、ひとり言のようにつぶやいて、周囲に目を凝らしながら、街を抜けた先にある自宅へと向かった**]
(68) 2012/05/01(火) 08:39:13[駅前公園像の前]
髪結い ホズミは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/01(火) 08:43:14
髪結い ホズミが接続メモを更新しました。(05/01 08:43)
[道中、ふと気づく。]
警察に、電話…
[兎のような動物がこの事に一枚噛んでいるに違いない。]
もしかして、誘拐…
[警察に、まさか「二足歩行の兎に息子がさらわれたかもしれません」などと言えるわけないが、そんなことは気に留まらず、取り敢えず電話をしようとポーチから携帯を取り出して、]
?!なんで…?
[住宅街の中であるにも関わらず、そこには「圏外」の文字が表示されていて、]
―だれかっ!
[公衆電話の場所など知らないため、誰かに携帯を貸してもらおうと、辺りを見回した**]
(69) 2012/05/01(火) 11:11:27[街へ]
髪結い ホズミは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/01(火) 11:39:12
髪結い ホズミは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/01(火) 16:04:34
[店子の少年とすれ違った>>0:162後、しばらくしてそれは起こった。
絶叫に驚きの声をあげる間もなく世界が回り、あたりは様相を変える。
突然のことに適応できぬまま告げられる言葉はぽろぽろとこぼれ落ちていく。]
ワスレモノ?
[ウサギが消え失せたあとも、しばし呆然とたたずむ。]
(70) 2012/05/01(火) 20:06:01[駅前公園]
お針子 ビセは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/01(火) 20:07:17
お針子 ビセが接続メモを更新しました。(05/01 20:07)
薬屋 ライデンが接続メモを更新しました。(05/01 20:47)
[手放してしまった買い物袋からはころりと食材が転がり出ていて。]
なんだったのかしら?
[少しばかり離れたところまで転がってしまったオレンジをおいかけながらたどる道はなんだかいつもと違う、いや、かつてたどった道のようで。]
・・・これって。
[ぐるり見渡す景色のそこかしこに、懐かしい気配。]
(71) 2012/05/01(火) 21:15:18[駅前公園]
研修医 ユウキが接続メモを更新しました。(05/01 21:20)
[少年と別れて自宅へ向かうべく、駅前公園を離れ道路をひた歩く。薬草等を自家栽培するのもあって、潮風に当たらない内陸側に家と店はあった。家へ向かうためには住宅街を抜けなければいけないため、まずはそちらへと進んで行く]
道路荒れてんなぁ。
歩きにくいったらねぇよ。
[10年前の舗装し直されていない道路はところどころ凹凸が目立ち、ともすれば足を引っ掛けてしまいそうになってしまう。ひょい、と跳ねるようにして凹凸を避けながら先へと進み、住宅街へと足を踏み入れた辺りで、女性の声>>69が上がるのが聞こえた]
へっ?
おい、何かあったのか!?
[一瞬きょとんとしてしまったが、何か異変でも起きたかと慌てて声のした方へと駆ける]
(72) 2012/05/01(火) 21:25:09[住宅街]
[辿り着いた先に居たのは、焦燥したかのような若い女性。自分が子供の頃から見た目が変わらない人だったのだが、とりあえず若いと称しておく]
──穂積さん?
ちょ、落ち着いてくださいっ。
何があったんです?
[母親や妹が世話になっている美容院の主の名を呼び、ひとまず落ち着かせようとする。その際に携帯のことを言われれば、ポケットから自分の携帯を取り出して状態を確認した]
圏外……ではないけど…。
[穂積とは違う形態のものであるためか、彼女のように圏外にはなっていない。使わせて欲しいと言われるなら貸すことになるが、結局は繋がらないと言う結果になった]
(73) 2012/05/01(火) 21:25:27[住宅街]
…繋がらなくても当然、かもなぁ。
[その結果にぽつりと言葉を漏らす。それについて問われたなら、困ったように後頭部を掻きながら説明することになる]
その、どうも俺らは変な兎のせいでタイムスリップしちまったみたいで。
信じられないかもしれないですが、ここ、10年前なんですよ。
[その言葉に相手の反応はどうだっただろうか。理解が及ばないようなら出来うる限りの説明はするも、自分も全てを把握出来ているわけではないため、どこまで理解してもらえたかは定かではない]
(74) 2012/05/01(火) 21:25:45[住宅街]
夢でも見てるのかしら・・・。
[混乱する頭で、どっきり?だとか様々な考えが頭をめぐり]
ゆうはん、作らなきゃ。
[オレンジにおいつくと、手を伸ばす。
妙に現実的な思考に落ち着いた。
それこそ目の前の”現実”がもっと現実に即していたなら家族の安否だのに気がいったのかもしれないけれど。
どこか危機感は薄かった。]
(75) 2012/05/01(火) 21:27:23[駅前公園]
薬屋 ライデンは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/01(火) 21:28:24
末っ子 キクコが接続メモを更新しました。(05/01 21:33)
経営者 ズイハラが接続メモを更新しました。(05/01 21:33)
― 駅前公園 ―
そうですか。
なら、気をつけて。
[落ち着きを取り戻したらしい女性>>68の返事が聞こえて。間近で覗き込んだりしたのは失礼だったかと、少しバツ悪そうに目を逸らしながら答えた。
公園を出てゆく背中をちらりとだけ見て、もう一人、公園内にいた人>>55のところに駆け寄った]
(76) 2012/05/01(火) 21:35:25[駅前公園]
─ 海辺の道 ─
んー……。
[考えても考えても、答えらしきものは見えず。
その内、ここで考えている事、それ自体に意味がないような気がしてきた]
……とりあえず、他に誰かいないか、見てきた方がいっかなぁ……。
[いいながら、視線が向くのは海の方。
止まっていても答えが見えないなら、動くのは性分なのだが。
医者としての意識が、具合の悪い菊子を置いていくのも、という方向に流れてもいて。
緩く腕組み、思案の体]
(77) 2012/05/01(火) 21:40:37[海辺の道]
─ 海辺の道 ─
そう、ですね。
でこぼこしてるし、ハンドル取られそう。
[祐樹の話>>61に少し笑って同意を返し。
兎の言っていたことに対しては、こちらも小さく溜息をついた。
様子を見に行きたげな様子>>77に気付くと、ぱちり瞬きをして見上げた。]
あの、いっしょにいってもいいですか?
あたしならだいじょうぶ、ですから。
[気持ち悪さはまだあるものの、もう我慢出来なくはない。
何が起きているか解らない状況に一人残るのは怖くて、同行したいと思った。]
(78) 2012/05/01(火) 21:52:49[海辺の道]
─ 海辺の道 ─
それを利用して、レース紛いの事もやったりもしたけどね。
[でこぼこ道に思い返すのは、そんな騒がしかった日常。
同行の申し出>>78には、瞬いた後首を傾げて]
んー……そだねぇ何があるかわかんないし……のんびり行こうか。
[色々と気になる事はあるが、焦っても仕方ない、という思いもあり、ひとつ、頷いた]
(79) 2012/05/01(火) 22:02:29[海辺の道]
[オレンジを拾い上げると、視界には人影>>52>>55]
時計屋のおじいちゃん!
[見知った人へとオレンジをもった手を振る。
たたっとかけよると、男の方にはぺこりとおじぎをして自己紹介。]
どうしちゃったんでしょうね?
私だけ幻覚見てるわけじゃないですよねぇ。
[混乱が過ぎ去ればのんきなもの。
情報交換で、認識し損ねていたうさぎの告げた言葉や、やはり”今”がおそらく10前であることを確認するのでしょう*]
(80) 2012/05/01(火) 22:11:26[駅前公園]
お針子 ビセは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/01(火) 22:15:10
─ 海辺の道 ─
レースですか。
うちも、兄貴たちがかけっこしたりしてました。
ジュースとか賭けたりして。
[祐樹の言葉>>79に、思い出すのは子供の頃のこと。
賭けの対象はその日のおやつだったり、夕飯のおかずだったり。
兄二人に追いつけない自分はいつも審判役だったなぁなどと想い出に浸りかけて。]
あ、は、はい。
すいません。
[同行のお願いに頷いてもらえると、慌てて頭を下げた。]
(81) 2012/05/01(火) 22:15:21[海辺の道]
― 駅前公園 ―
ヂグさんでも聞いたことがないような時計の話とは。
随分と大層なお願いをされてしまったな。
[職人が立ち上がるのを手伝って苦笑する。
このおかしな状況を、妙に冷静に受け入れてしまっているという自覚はまだない。
よく響くステッキの音を耳にしながら、周囲を見回す時間屋>>57に頷いた]
そういや、人少ないですね。
誰かが持っているかも?
生憎俺は、持ち合わせの覚えがないですが。
[肩を竦めていると、ヂグを呼ぶ声>>80がした]
(82) 2012/05/01(火) 22:19:49[駅前公園]
会社員 ロッカが接続メモを更新しました。(05/01 22:24)
─ 海辺の道 ─
そ、明らかにスピード違反な速度で駆け抜けてくとか、よくやってたよ。
コケて怪我したり、駐在さんにとっ捕まって説教喰らったりもしてたけど。
[冗談めかした口調で語るのは、緊張を解す目的もあり、唐突に見えた風景への懐かしさもあり]
あー、お兄さんいるんだ。
そりゃ、賑やかそうだ。
[軽い口調で相槌を打って。
頭を下げる様子>>81には、いーの、いーの、と手を振った]
調子悪そうなこ置いてくってのも、医者の端くれとしてどーよ、ってのもあるしね。
[なんて、軽い口調で言いながら、海へと向けて歩き出す]
(83) 2012/05/01(火) 22:25:02[海辺の道]
―公園傍の道―
ですよねー。
[苦笑いして、地面から顔を上げた。
溜息吐く男性>>67へと、改めて目を向けて]
探すにも宛てがねーけど、しょーがないか。
オレも適当に見てこよ。
……あ、オレは貘原和真っす。
[“雷電堂”の名には覚えがある。事態が事態なので深く突っ込むことはしなかったが。
離れて行く背を見送って、自分もまた歩き出した]
(84) 2012/05/01(火) 22:27:12[公園傍の道]
学生 バクが接続メモを更新しました。(05/01 22:27)
― 駅前公園 ―
ああ、どうも。
[自己紹介を受けて名乗り返し]
海岸通りで「刻」って画廊を開いてます。
[年近いのに顔になじみがないのは、祖父との二人暮らしでつい、女性と距離を置きがちな学生時代を過ごしたせいだろうか。
大学に入ってからはそんなことも言ってられず、今ではもう、笑い話の世界だが]
(85) 2012/05/01(火) 22:31:13[駅前公園]
学生 バクは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/01(火) 22:31:50
[携帯を返してもらって、メールは届いていないかを確認。ここに飛ばされる前に妹とやり取りしていた分以外は届いていないようだった]
…電話繋がらないんだったらメールも無理だよな。
[更に妹にメールしてみようかと思ったが、どうも繋がるような気がしなくて。試すことも無く携帯はポケットに仕舞われた]
ええと。穂積さん、大丈夫ですか?
[ショックを受けては居ないかと、様子を窺う]
俺、家に行ってみるつもりなんで、そろそろ行くっすけど…。
[もし穂積も彼女の自宅へ向かおうとするなら、彼女の様子によってはついて行こうと]
(86) 2012/05/01(火) 22:37:57[住宅街]
─ 海辺の道 ─
祐樹さんって結構やんちゃだったんですね。
あたしの兄貴に、なんか似てます。
二人いるんですけど、下の兄貴はちっちゃいころよく悪さして怒られてたから。
[祐樹の昔話>>83にくすくす笑って首を傾げて。
長兄も同じようなことをしていたけれど、要領が良いから怒られてるところは見たことが余り無かったなど思いつつ。]
お医者さん、だったんですか?
[さらりと口にされた事実にきょとんと目を丸くしながら、立ち上がり後をついていった。]
(87) 2012/05/01(火) 22:39:27[海辺の道]
時間屋 ヂグが接続メモを更新しました。(05/01 22:40)
薬屋 ライデンは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/01(火) 22:41:26
うん、私は大丈夫。
ちょっと目が回ったけどね、もうおさまった。
[気にかけてくれるロッカに、心配いらないよ、と頷きながら笑う。]
そうだね、街の方に行ってみようか。
誰か、他にもあのうさぎを見た人がいるかもしれないし…
[ず、と砂に足を取られながら、ゆっくりと街へと続く道へと向かう。]
(88) 2012/05/01(火) 22:43:01[海辺]
チカノが接続メモを更新しました。(05/01 22:43)
─ 海辺の道 ─
それは良く言われたなあ。ま、俺に限らず、だけど。
[当時つるんでいた連中は、駐在に怒られた事がない方が珍しかった。
まあ、大抵は自分が巻き込んでいた気がしなくもないが]
へぇ、そうなんだ。
そう聞かされると、なんか、親近感わくかも。
[軽く言いつつ、歩みを進めて。
目を丸くしながらの言葉>>87に、一つ頷いた]
ん、まあ、まだまだ研修医の身分だけどね。
今は、休みもらって、里帰り中。
(89) 2012/05/01(火) 22:49:13[海辺の道]
― 駅前公園 ―
何がどうなったのかは俺にもサッパリ。
備瀬さん一人がおかしくなったりはしてないから、そこは安心していいかと。
[ペンキの剥げかけた広報掲示板で10年前らしいことや、兎のお願いが誰に対しても同じものらしいことを確認する。
のんきなテンポ>>80に和まされながら笑った]
夢の世界か何かだとでも思っておくと、気が楽かもしれませんね。
夢なら何でもありでしょう。
(90) 2012/05/01(火) 22:51:15[駅前公園]
[そんな感じで、言葉を交わしながらも時折、周囲を見回す。
見れば見るほど、そこにあるのは懐かしさを感じる道]
(……マジでタイムスリップ……かぁ?)
[などと考えつつ、ふと、前を見て。
海側から、上がってくる人影>>88に、気づいた]
(91) 2012/05/01(火) 22:52:15[海辺の道]
経営者 ズイハラは、時間屋 ヂグにも同意を求めるような視線を送った**
2012/05/01(火) 22:53:33
経営者 ズイハラが接続メモを更新しました。(05/01 22:53)
ワタシノ、知らないコトなら、タクサンあるヨ。
[ズイハラの言葉>>82に応えて職人は笑う]
オヤ、アスカちゃん。オカアサンは、元気カナ?
[続いて近づいて来た娘>>80にかけた言葉は、なんとも日常的なものだった]
(92) 2012/05/01(火) 22:53:57[公園]
良かった。
[見たところ傷はないみたい、と思っていたけれども。
チカノの口から改めて大丈夫だと言われると、胸を撫で下ろし。
海辺を背に、並んで歩き出す。>>88]
…これって、昔の風景だよね。
今夜、って訳には…いかなくなっちゃったなあ。
[お店への誘いのこと。
時間が進んだのではなく巻き戻ったらしいことは、周囲の風景の変化の仕方で知れた。見覚えのある街並みが、懐かしいそれへと取って変わっている。]
(93) 2012/05/01(火) 22:54:07[海辺→]
― 海辺の道 ―
[それはサンダルの底がしっかりとした地を踏むことが出来るようになって間もない頃だったか。
街の方から歩いてくる二人の人影の姿が目に入ると、じっと目を凝らした。]
あれ、珍しい。
祐ちゃーん。
[其処に見知った男の姿があれば、手を振って名を呼んだ。
もう一人の女子高生らしき姿には見覚えは無い様な気はした。]
(94) 2012/05/01(火) 22:55:07[海辺]
[ロッカの言葉 >>93 には、神妙な顔をして頷いた。]
自分だけなら、夢でも見たのかなって思えるんだけどなぁ…。
久し振りに来て欲しかったのにー…
[何処か残念そうに話しながら、自分の頬を抓ってみる。
痛い、夢じゃないみたいだ。]
(95) 2012/05/01(火) 22:57:54[海辺]
つっても、ドコ行きゃいいんだか……
[10年前此処にいなかった自分に、行く宛はまるでない。頭を掻いて。
イヤホンを引っ張り出し、片方だけ耳に突っ込んだ]
あれ。
[入れた覚えのない女声のバラードが流れ出してきた。眉を顰める。
プレイヤーの方を確認するも、タイトルは表示されない]
え、……てかちょっと待、って……
[更に弄り、100曲以上入っていた筈のデータが何処にも見当たらないことを知る]
(96) 2012/05/01(火) 22:59:24[道]
うっわ何コレ。タイムスリップの影響ってヤツ?
入れ直すの面倒くせー……
[僅かに肩を落とし]
けどコレ、どっかで聞いたよーな。
何だっけ?
[10年前に発表された曲。
一部の評価は高かったもののマイナー寄りだったそのタイトルも、それが流れてくる理由も分からないまま。
ただ何となく電源は切らずに、そのまま歩みを進めた]
(97) 2012/05/01(火) 22:59:38[道]
ソウソウ、ミンナ、イチレンタクショー、ダヨ。
[>>90ズイハラが、状況を説明しようとするのに、そんな相槌を打って、「夢」のようなものだという説明にも、目を細めて頷いた]
ソウ、確かニ、ユメのヨウだネ。
モシカスルト、ミンナ、同じユメの中ニ居るのカモしれないヨ。
(98) 2012/05/01(火) 23:04:03[公園]
あれっ。
[声を漏らしたのはチカノとほぼ同時か。
胸元で手を振って挨拶ひとつ。]
祐さん、おひさし。
ついさっきも見かけてたけど。
[声掛けなかったんだー、と笑って、傍らの少女にも会釈をする。]
菊子ちゃんも。お早い再会になっちゃったね。
(99) 2012/05/01(火) 23:07:35[海辺→]
─ 海辺の道 ─
おー、その声は……。
[呼びかける声>>94に目を細め]
チカちゃんに、それと、ロッカかぁ?
[そこにいるのが誰か、を確かめると、呼びかけを返す]
……っていうか、あいつらもいるのかよ。
知り合い多いなー……。
[なんていいながらも、そちらと合流するべく歩いていく]
(100) 2012/05/01(火) 23:07:56[海辺の道]
─ 海辺の道 ─
いいなぁ、楽しそう。
[祐樹の話>>89にくすくす笑う。
自分も素はやんちゃな部類だから、どこか羨ましげな声音で。
兄のことを言われると、んーと祐樹を見て。]
祐樹さん、雰囲気とかも兄貴に似てる気がする。
うん、あたしも何か、親近感です。
[年は多分祐樹の方が上だろうけれど。
長兄と次兄、それぞれどこか似ている空気があって、不安げな現状でもどこかほっとできる。
でも、里帰りと聞くとぱちり、瞬き。]
おやすみだったんですか。
(101) 2012/05/01(火) 23:08:15[海辺の道]
よ、お久しぶり。
その久しぶりが、ある意味久しぶりの場所ってのも、なんだかなあ、って気がするが。
[六花>>99の挨拶に軽い口調で返す。
彼女が菊子に声をかける様子には、知り合い? と首を傾げた]
(102) 2012/05/01(火) 23:10:30[海辺の道]
― →海辺の道―
[何となく足が海の方へ向いたのは、異変が起きる前の瑞原との会話があったからかもしれない]
あ。人……?
[イヤホンからのBGMが3週目に突入した頃、進む先に幾人かの人影を見つけた。
その中に知る姿もあったような気がして、目を凝らす]
(103) 2012/05/01(火) 23:11:51[道]
─ 海辺の道 ─
…その。
せっかくのお休み、なのに、
[具体的ではないにしろノスタルジーを感じる風景>>91。
多分忙しい中での貴重な休日だったろうに、のんびりするどころじゃない現状は気の毒になって。
なんと言えばいいか解らず言葉が詰まったところで、海辺から上がってきた人>>88に気付いた。]
あ。
は、はじめましてっ
[祐ちゃんと呼ぶ人>>94に、祐樹さんの彼女かな、と視線を向け慌てて頭を下げ。
続いてかけられた声>>99に顔をあげ、瞬く。]
え、あ、六花さん?
は、はい、さっきぶりです。
[知り合ったばかりとはいえ、見知った人に会えたことにほっとして表情が和らいだ。]
(104) 2012/05/01(火) 23:15:59[海辺の道]
ん、まあ、実際楽しかったよ。
[あの頃は、と少しだけ遠い目をしたのは、当時つるんでいた面々も、だいぶ散っているから。
残っているヤツは、残っているけれど]
あれ、そうなんだ。
俺、妹っていないから、ちょっと嬉しいかも?
[兄に似ている、という評価>>101にはちょっと笑って。
休みについては、一つ、頷いた。
その後の口ごもるような様子>>102には、ちょっと首を傾げたりしたが]
(105) 2012/05/01(火) 23:22:13[海辺の道]
オヤ…?
[ふいに、職人は首を傾げ、上着のポケットから一つの時計を取り出した。それはとても古い、金の懐中時計。職人が父の父のそのまた父から譲り受けたもの]
ハテ?オカシイナ。
[職人は、不思議そうな面持ちで、時計を耳に押し当てる。「チク、タク」と、歌に歌われるようなオトが聞こえるはずのその時計から、今は違う「オト」が聞こえていた]
(106) 2012/05/01(火) 23:22:38[公園]
久し振り、こっちに帰ってきてたんだ。
[久々に見た顔と、彼が手にしているものが目に入れば、自然と目は細まる。]
みんな、芸術家さんばっかりね。
[海をスケッチに来たのだろう、そう言われてみればこの懐かしい景色には、昔海でスケッチをしていた彼の姿が何処か重なるかもしれない。]
はじめまして、古川チカノです。
ロッカちゃんとも知り合いなんだ。
[初めて会う女子高生に、小さく頭を下げてからふわりと笑んだ。]
(107) 2012/05/01(火) 23:23:31[海辺]
経営者 ズイハラが接続メモを更新しました。(05/01 23:28)
─ 海辺の道 ─
[学生のころを思い返して遠い目をする祐樹の姿に、やっぱ兄貴達に似てると思った。
口にも出して伝えたことを、ちょっと嬉しい>>105と言われた時には少し頬が赤くなったり。
六花と知り合いかと首を傾げられたのに気づくと、こくり頷き。]
あ、その。
さっき祐樹さんにお会いする前に六花さんから葉書をいただいて。
祐樹さんも六花さんとお知り合いだったんですね。
[簡単に説明して、今度はこちらも問いかけた。
チカノから名乗られると、ふんわり優しげな雰囲気にほわりと頬が赤くなり。
慌てて頭を下げて名乗りかえした。]
あ、わ、あたし、鬼龍院菊子です。
よろしくお願いします。
(108) 2012/05/01(火) 23:31:36[海辺の道]
[>>92時計屋さんのテンポは時計が正確に時を刻むように変わらなくて、なんだか会うといつもほっとします。]
元気ですよー。
コレステロール高くなっちゃってーなんて気にしてましたけど。
[あっけらかんとしたものです、と近況報告。
>>90男が経営しているというギャラリーは以前訪れたことのある場所だった。
買ったのは自分ではないけれど、風音荘にも一点飾ってあったはずだ。]
私だけじゃなくて良かったぁ。
夢かぁ。夢ならさめたらおわりですもんねぇ。
[家のある場所とは校区が違い、知り合うといったら風音荘を訪れたときぐらいで。
それもそう多くはない。
母親が仕事で遅くなる時はよく祖母のいる風音荘で過ごしていたものだった。
大学は他県へとでて、地元で就職はしたものの戻ってからは以前ほど頻繁に祖母の元を訪れることもなくなっていた。]
(109) 2012/05/01(火) 23:32:03[駅前公園]
お針子 ビセは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/01(火) 23:33:39
ね、例えば今青海亭に行ったりしたら、過去のチカノちゃんに会えちゃったりするのかな。そういうものでもないのかな。
[この頃、自分は何処にいただろう。
何をしていただろう。
視線が自然、背にした灯台へと向くが、歩みを進めるにつれやがて逸れた。]
行くよ。行く行く。
うんと、直ぐには無理だったら――
個展終わったらでも、打ち上げがてらに。
[残念そうな顔を見れば、慌ててふるりと首を振る。
食欲と一人暮らしのお喋り欲とを同時に満たしてくれる青海亭は貴重な癒しスポットだ。
この会話は祐樹と菊子に出会ったことで途切れてしまったが。]
(110) 2012/05/01(火) 23:33:40[海辺→]
[祐樹の気軽な口調に篭められたニュアンスから、ふたりも変わった経験をしたかどうか、改めて問う必要も無いのだと知る。>>102
此処に居ると言う事は、つまるところそういうことなのだ。]
うん。
[笑顔浮べて、菊子に頷く。>>104
彼女の背を見送った時には、次は個展でわたしと握手!などと内心で思ったりしていたから、少々気恥ずかしくもあった。]
(111) 2012/05/01(火) 23:36:17[海辺→]
─ 海辺の道 ─
[お淑やかに程遠いため、穏やかな雰囲気の女性は憧れで。
六花もチカノも柔らかな空気があって、目の前にいると何だか恥ずかしい。
落ち着き無く視線を動かすと、ふとこちらを見ている姿>>103に気付き。
見覚えのあるその姿に、こちらも目を丸くした。]
え、あれ。
和馬?
[見間違えでなければ、同じ下宿で世話になっている1年坊の名前を口にした。]
(112) 2012/05/01(火) 23:36:53[海辺の道]
[>>106首を傾げる時計屋さんに、つられるように頭を傾けて。]
何がですか?
[古びた時計は、けれどいつもよく手入れされているはずだった。
自分が知る限りにおいては。]
(113) 2012/05/01(火) 23:37:21[駅前公園]
[誰かいないかとあたりを走り回る。
休日の午後なのに、人っ子一人見当たらず、気配すらしない。]
どういう、こと…?
[じわじわ。言いようのない不安に浸食されて行きかけたその時、近づいてきた男性に声をかけられて(>>72)]
息子が、息子がいないんです!
さっき、変な人が現れて、それから息子が!
[つかみかからんばかりの勢いで、支離滅裂にまくしたてる。
実際には、「変な人」が現れたのは、息子が消えた「後」なのだが、そんなことすら気にならない。]
(114) 2012/05/01(火) 23:41:01[街へ]
菊子ちゃんとは、さっきお知り合いになったの。
関係はええと、 …見える人と見ていた人?
[どう説明したら良いのだろうと悩んだ末、謎の説明。
知り合いだと伝われば十分だったが、伝わるかどうか。多分伝わらないで居るであろううちに、菊子からより分かりやすい説明が為されたので、こくこくと頷いた。>>108]
そう、そう。
個展の招待状…招待葉書ね。
それを渡したの。
こっちも驚いたよ。知り合いだったんだね。ふたりも。
[頬赤らめてチカノに名乗る菊子の姿に微笑ましそうに瞳細め、祐樹とチカノとを交互に見た。昔馴染みの面子――と括って良いものか。
自分は少し年下だから、専ら彼女らを追いかけまわして遊んで貰う側だったのだが。]
(115) 2012/05/01(火) 23:41:18[海辺→]
ん、色々あってねー。
それで、こんな謎事態に出くわすとは思わんかったけど。
[チカノの挨拶>>107に、軽く返すものの]
……って、俺は違うから、違うから。
[芸術家、という評には、困ったように手をひらひら]
ん、ああ。
まあ、そんなに広い街でもなし、歳の近い連中は大抵知り合いかな?
[菊子の問い>>108に軽く返す。
六花との馴れ初めにはなるほど、と思いながら。
ちなみに、頬が染まるのは、見逃していた]
(116) 2012/05/01(火) 23:41:51[海辺の道]
夢は、忘れてしまうものですからね。
[一連托生という時間屋>>98の同意も得て。
備瀬>>109の答えに、何かが引っかかった。
忘れてしまうもの。……ワスレモノ?]
……どうしました?
[首を傾げるヂグ>>106に気を取られ、それはまだ掴み取ることが出来なかった]
(117) 2012/05/01(火) 23:42:55[駅前公園]
―海辺の道―
あ、やっぱお菊サンだ。
[下宿先が同じ少女の呼び名を口にする。
一緒にいる女性2人組の方は分からないが、男性の方は公園で見かけた顔だ。
丁度気がついた菊子>>112に片手を挙げて、イヤホンを外し近づいて行く]
ども。
お菊サンがいるっつーコトは、全員巻き込まれ組っすか?
[少なくとも“10年前の人”ではないと判断して尋ねた]
(118) 2012/05/01(火) 23:46:10[海辺の道]
[名前を呼ばれて(>>73)、]
・・・あ、えと・・・雷電、さんの・・・
[彼自身の髪を切ったことがないため気付くのは遅れるが、何度か常連さんの送り迎えをしているところを見たことがある。]
すみません・・・なぜか、携帯も使えないので、貸していただけませんか?
警察に、電話しないと・・・
・・・ありがとうございます。
[左上に「圏外」という文字が表示されたスマートフォンを差し出しながら、携帯電話を借りる。
それを耳にあてるが、]
・・・?なんで・・・
[呼び出し音すらならない。
呆然と携帯を返すと、「つながらなくても当然(>>74)」という、落ち着いた言葉が聞こえてきて、]
(119) 2012/05/01(火) 23:47:21[街へ]
和馬?
[菊子の視線の先を追うように顔を向けると、
少し離れた場所に少年の姿。>>103]
菊子ちゃんの知り合い?
こんにちは。
[近付いて来る少年へ軽く会釈をした。]
(120) 2012/05/01(火) 23:48:28[海辺→]
どういう、ことですか?!
[彼に詰め寄り、そして、タイムスリップの話を聞かされると、(>>74)]
なっ・・・。
ふざけないでください!そんな、おとぎ話の中みたいなこと、起こるわけないじゃないですか!
[最初の内はバカにされていると憤慨するが、理路整然と状況証拠を突きつけられて、だんだんと理解が及んでくる。]
(121) 2012/05/01(火) 23:50:40[街へ]
[六花の説明>>115に、何じゃそりゃ、と思うものの]
ん、知り合いっても、ついさっきそこでお近づきになったばっかだけどな。
[こっちもこっちで、びみょーな馴れ初めをどう説明したものか、と適当言って]
っと……おんや、また一人。
どーやら、君もご同輩?
[やって来た少年の問い>>118に問いで返すが。
答えは聞くまでもなく、というところか]
(122) 2012/05/01(火) 23:52:18[海辺の道]
10年・・・
[聞かされた話を反芻する。]
ひろは、じゃあ・・・
[向こうで一人で取り残されているのか、一緒に来る途中ではぐれてしまったのか、
時間をわたっている途中で、消えてしまったのか。
いずれにせよ、嫌な想像しかできない。]
(123) 2012/05/01(火) 23:53:54[街へ]
菊子ちゃん、よろしくね。
[菊子に挨拶しつつ、困ったように手を振る姿 >>116 にくすりと小さく笑みを浮かべて、懐かしい景色に誘われるようにまた海をかえり見た。]
やっぱり、二人とも見たの?
変なうさぎ。
[その声二応える声はあっただろうか。
菊子が、和馬と少年の名を呼べば、ゆるりと視線を其方へと向けた。]
(124) 2012/05/01(火) 23:55:31[海辺]
─ 海辺の道 ─
あ、えっと。
祐樹さんとも、お知り合いになったばかりです。
[六花の説明>>115には、やっぱり六花さん見える人なんだ、とか勘違い増幅しつつ。
知り合いだったと言われると、ふるふると頭を振って答えた。
祐樹の返答>>116には言われてみれば成程と納得して、和馬の手があがった>>118のに気付いて手を振りかえした。]
和馬も巻き込まれちゃったんだ。
和馬は、他にも誰か会ってる?
(125) 2012/05/01(火) 23:55:57[海辺の道]
[「家に帰る」という言葉(>>86)に、想像が止まり、]
あ。はい。私も、家に帰ります。ありがとうございました。
取り乱してしまってすみません・・・
[言って、自分も家に向かう。
もし同行を申しだしてくれたとしても、断るつもり。
どうしても、確かめたいことがあった**]
(126) 2012/05/01(火) 23:55:59[街へ]
髪結い ホズミが接続メモを更新しました。(05/01 23:56)
[聞こえて来るのは「オト」いや…職人は、問いかける二人にシイ、と指を立てて囁いた>>113、>>117]
ナニか、聞こえるんだヨ。
コレは…歌?
[とおいとおい昔に、聞いた事のあるような、どこか懐かしい旋律で]
ウサギ、ウサギ…?
(127) 2012/05/01(火) 23:56:13[公園]
同じ下宿でお世話になってるんです。
風音荘っていうんですけど。
[六花の問い>>120に頷きつつ、和馬に視線を向けて。
チカノの問い>>124にも、こくり、頷いた。]
なんかすごく高い声の兎さん、でした。
(128) 2012/05/01(火) 23:58:21[海辺の道]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[メモ/メモ履歴] / 絞り込み /
発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
視点:
人
狼
墓
全
トップページに戻る