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さてな。
[諦める奴がいるかは知る所でもなく、
名を呼ばれたことに気付いた様子に]
そ、2nd。
で、俺の相棒。
…あと、 俺はゲーム開始前に
全員の名前と顔は覚えている。
ただ、呼ばなかっただけだ。
丸い奴を殴ろうとはしてないから
試してみたいなら、行くしかないな。
[表情は変わらず常のまま、]
死体、な。
その死体を、屋上に運んだのは
どこのどいつだろうな。
[く、と口の端を上げて]
朝焼けは 綺麗だったがな。
さて、どうだろうな。
[殴ったところで時間が巻き戻るわけでもない。
顔が逸れるのを眺め、]
照れんなよ。
[頷くのが見えれば、ふ、と小さく息を吐く。]
いいや、俺の世界の女も
武道してる女だらけだがな。
…、…。
[ただ、あいつは違ったなと。
細くなった視線が、斜め下に落ちた。]
世界がどうであろうが、
女は俺にとって、女だ。
そうやってムキになると、
誤解しちまうぞ。
[眉を立てる様子も、常の口調で流しつつ
落ちた視線は上がらない。]
―――…、
[天井を見上げる音に気付き、視線を戻す。]
で、どうすんだ?
俺はソラを口説きに降りてきたんだが、
上に行かないなら 俺は帰るぜ。
俺に惚れてる、って。
[誤解の理由を問われれば、そうさらりと答え。
半眼が睨む形に変わってもさして気にせず]
いい女は放っておけない性分でね。
[組んだ腕を解いて、掌を上に向ける仕草。]
まあ、俺がこうして来なくても、お迎えは
今、上で茶を飲んでる奴らが来るとはおもうぜ。
そいつはどぉも。
鍛えてるんで。
[強さに惚れると言われれば、口元を歪ませる。
それから、胸元に手を添えて、とん、と叩いてから]
俺は、ここに 強いもんを感じる女を
いい女、って 呼んでるぜ。
[それから、手を下して
息みたい、と言われれば思わず笑う。]
随分な評価だな。
[大袈裟に一度肩を上下させてから]
そ、だから言ったろ。
口説きにきた、って。
[人の気配も減ったフロア。
上の階から何かぶつかり合う音が聞こえる。]
始まってんな。
[こっちに降りてきてしまったから、
誰がいるかまでは把握しきれない。]
近くで見たい、ってんなら
上に行かなくてもいいが。
…どっちも、そう、 変わらねぇよ。
[触れる事も何もできやしないのだから。
と、感情を滲ませないままソラに伝えた。**]
[聞こえてくる声のひとつが、
マシロの声の気がして。]
――― …ッ。
生き残るって、 言ってただろ。
だから、絶対 こっちに来るんじゃねぇよ。
[―――それから、
ソラが来ると言えば共に、
そうでなければ ナオの名を呼び1人で
再び神のいるあの場所まで戻るだろう。
そして、3階での攻防を眺めつづけるつもりで**]
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