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[男は、風に衣類を靡かせながら、飄々と歩いていく。
ひょろりひょろりと足取りは軽く。
向かう先は、寂れ切った教会。]
―…かのお方は、いつ現れるのか。
そのお姿、早く拝見したいものよ。
[見えぬ瞳は三日月になってから、また道化のようにのっぺりとしたものになる。
そして、教会中その司祭のいたはずの場所に座り込むと、先程放つことのできなかった熱源をさらけ出し、自身で刷り上げ始める。
ただ、最中、呼吸の乱れは一つもない。]
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へんたいです。がんばろう。
そして、終名さんをちゃんと見極めないといけない。事故こわい。
ボディルですよね。
むむさんがサンテリ。
三照りって変換が頭が神々しい。
― 廃教会 ―
[そして、気が狂ったかのような男は、廃教会の崩れた様の中で、女の匂いを染み付かせたわが分身から少量の種を噴出させた。その瞬間だけやや眉が寄る。
次にはまた涼しい顔で、己をしまうと、教会の司祭の部屋だったところへ向かった。
元司祭だった男の遺体は、まだ、そこに、人の形である。]
[その司祭は何が原因で死んだのか。もしくは男が殺したのか。いずれにせよ、もう誰もそれを追求するものなどいない。
男は、胸からナイフを出すと、司祭の遺体、今日はその頬の肉を削ぎ落とし、その場で己猿轡を外すと、長く赤い己の舌の上に乗せ、カメレオンのようにするりと飲み込んだ。
腐敗に向かう途中のその肉、男は続けてまたナイフをきらめかせる。
やがて食事が終えると、血で濡れた歯を襤褸で丁寧に磨き、猿轡を噛んだ。]
さて、海へまいろうか。
[空気混じりの言葉、ひょろりと長い身体は、ゆらりと揺らめくように、だが、風のように、廃教会から外に流れいでてゆく。]
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