[腹が減った、だから行動を起こした。
台所に行って棚を開けたら、ホットケーキミックスが最初に目に入った]
……焼くか。
[悩むのが面倒だったから、さくっと結論つけて、ボウルにばさっと小袋一つ開けた……所で、声>>1がした]
……飯は知らん。
でも、ホットケーキでいいなら、今から焼く。
[言いながら、ボウルに必要なものを入れて混ぜて行く。
なお、この男の言うホットケーキは、一袋分の種を一枚で焼く豪快なシロモノである。**]
こたつからもそもそと這い出ると、両手を前に置いて、伸びをする。
右手で鼻の辺りをかいて、細い目で部屋を見回す。
「にゃあん?」
無表情のまま首を傾げると、男子高校生の声で猫の鳴き声をひとつ。
それから、学生服が皺になるのも気にせず、こたつにもう一度もぐりこむ。
180センチの長身には若干狭かった。
こたつから肩から上を出して、肘を枕にしてうとうと**
ん、じゃあ食器の用意は任せた。
あと、つけたいものあったら、好きに出しとけ。
[手伝う、という言葉>>4に返しながらフライパン過熱して、バター溶かして。
荒熱とったら、種を全部流し込む]
俺も牛乳。
インスタントコーヒー、一さじ入れといて。
[リクエストしながら、焼き加減チェック。
ひっくり返すタイミングをしくじると、惨状になるから慎重に。
周りが固まって気泡が出て来たら、フライ返し二刀流で一気にひっくり返して。
火力調整の後は蓋してちょっと蒸し焼き。
豪快厚焼きホットケーキは、フライパンの上で四等分の後、一切れずつ、皿に乗せる。
残り二きれは、誰か来るかも知れないから、で一先ずフライパンに居残った]
食おうぜ食おうぜ。
ジャムとかもあったけど出すか?
[聞きながら、2人分椅子を出してきて、一つ勧めてオレも座る。
切ってもらった自分の分に、アイスと苺を乗せて。
その上からメイプルシロップをだばーっとかける。
断面見たら中まで上手く火が通ってて、すげえなあって思う。オレには生焼けで焦がす自信しかない。
ギンの準備も終わったなら、]
いただきまーす。
[っつって、一口。
ケーキが熱くてアイスが冷たくて、シロップが甘ーくて、苺がちょい酸っぱくて。]
…うまい。
[そんだけ言って気付いたら、あとは黙々と食ってた。いやだってうまいもん。]
[話しかけられなきゃ黙ったまんま食って。
食い終わったらお礼は忘れずに。にっと笑って。]
ごちそーさまでした。
ギン料理上手いのなー。
[皿を流しに持ってって、終わってるんならギンの分もまとめて持ってこう。]
洗い物はオレやっとくよ。礼だ礼。
[手伝うってんなら、半分残してたケーキにラップしといたら、ぐらいは言ったけど他はオレがやるつもり。んで、]
オレさ、これ済ましたらちょい出かける。
アン姉とかに言っといて。どーせゴロ兄寝てるだろうし。
[頼んだら、オレはちょいとお出かけだ。**]
んや、俺はメープルだけでいい。
[手伝いの様子>>6は、振り返れないから見る暇もなく。
準備が終わった所の問い>>7にふる、と首を横に振った]
そか、ならよかった。
[味付けは素材様さまだけど、うまいと言われれば悪い気はしない。
こっちもあんまり喋る方じゃないから、男二人、黙々とホットケーキを食す、という空間が成立した]
ん、お粗末様でした。
まあ、やるの嫌いじゃないからな、料理。
[本格的なのはちょっと面倒だけど、この位なら暇つぶしにも悪くない]
いいのか? じゃあ、頼む。
[片付けを引き受ける、というバクにこてっと首を傾げながらも、それなら、とお任せして]
わかった、伝えとく。
遅くなるなよー。
[出かける、というのに軽く返してお見送り。
どこに行くのかは別に気にしない。**]
耳がぴくりと動いて、玄関の方に顔を向けた。
するりとこたつから出ると、居間を後にする。
「にゃあん」
誰かを迎えるような声が玄関の方でした**
ただいまー。
あら。ゴロちゃんお出迎え? 開けての欲しいの?
行ってらっしゃい。
夜ご飯までには帰ってきてね。
[赤毛を見送ると、玄関のガラス扉に隙間を空けて閉じる]
ギンちゃんここに居たの。
今日は、八百屋さんがおまけしてくれたのよ。
[自分の背より高い大きな紙袋を抱えて台所にやってきた。
シンク横に紙袋を置いて、年寄り臭く肩を揉む]
今日はお鍋にしようかと思うんだけど。
みんな、もうごはん食べちゃった?
[ほんのりとただようホットケーキの香りをかぎつつ、紙袋からお米と白菜と長ネギと[インク瓶]などを取りだして整理する]
ただいまー。
おなか、すいた。
……なんか、良い匂いしてる?
[廊下を歩む足音が止まる。
台所へ突っ込んで窺う、甘えっ子の顔。
そのまま、浅い角度で小首が傾ぐ]
あ、お帰りー。
おやつは食べた、でも飯はまだ。
鍋いいな、鍋。
おまけ……八百屋のおっちゃん、相変わらず気前いいな。
[返しながら、荷物整理>>15のお手伝い。
瑠璃色の瓶には同じく首を傾げてなんだろな? の態]
お、そっちもお帰り。
ホットケーキなら、まだあるぞー。
[覗いた顔>>17にはそう言って、ラップをかけた半月のホットケーキを指さした。**]
何鍋にしようかしらね。
[紙袋から、お豆腐と長ネギと大根と平茸と[バナナ]を取り出す。
背の高い冷蔵庫にしまうものはギンスイにお願いする。
入り口の方から末っ子の声がすれば、手を止めて、振り返る]
きくちゃんおかえり。
ホットケーキもいいけど、あまりおやつ食べすぎると、ネギちゃんみたいになるわ。
ああ、手もちゃんと洗うのよ。
おお、マイスイートマミィ!
アーンド、子供達よ!
[というのをどこぞの国の言葉で叫びながら、スキップして台所にやって来た*]
冬はお鍋。ネギさんも言っていましたです。
あらダーリン。今日も素敵なおひげね。
ちょうどいいわ、前に頂いた、ものすごぉぉぉぉっく大きなお鍋どこにしまったか覚えてる?
今日のお鍋は、みんながおかわりしてもいいくらい作ったほうがいいと思うの。
ほら、育ち盛りばかりでしょう?
[背伸びしてまな板を置くと、とんとんと野菜を刻み、鍋の準備を始める]
食べたいお鍋ある?
八百屋さんにインク瓶とバナナ頂いたから、常夏ブルーハワイ鍋なんかいいと思うんだけど。**
お。ホットケーキ?
もらうー。
[薄ぼんやりした表情で、ギンスイに抱きつく。
お礼のつもりらしい。
手…? あ、うん、食べたら洗う。
[ホットケーキのラップをぺろりと剥がしつつ、
淡々とマミィへ返し]
いただきまーす。
[狐色の上にメープルシロップをたっぷり垂らし。
フォークとナイフの準備を整え、半月を頬張る]
……おいひい。
[ホットケーキを咀嚼。後、]
おとうさん、ただいま。
あたしだってスうぃートなのに。
……お鍋?
[歩み寄ってダディにもハグ。
くるり、身を反転させ、マミィを見ると、]
うん。うん。
常夏ブルーハワイ鍋、食べたい。
あと、苺鍋。あと、[ぬいぐるみ]鍋。
[ここまで全て、薄ぼんやりした表情にて]
おお、マイスイートキクコ!
[ハグ返し]
ブルーハワイ鍋グッドです。
大きなお鍋は、きっと[屋根の上]の所にあったと思いますです。
家族皆で丸くなれるお鍋ですね。
[髭をぴんと摘まみながら、記憶を手繰り]
じゃあ常夏ブルーハワイ鍋作っちゃおうかな。
苺とぬいぐるみは、ブルーハワイが終わってからね。
[くすくすと笑いながら鍋の準備を進める]
パラボラアンテナ?
じゃあ普通のお鍋でいきましょうか。