36 終幕への村
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>>28
今でも聞こえているよ、世界の歌が。
ヒトに犯され、苦しんでいる世界の歌う呪詛も。
ヒトに壊されて、元に戻れなくなった世界の悲しみも。
皆、皆、聞こえているよ。
世界は美しい、この想いに嘘偽りはない。
ただ、それがヒトの世界ではないというだけ。
美しいのは、ヒトの作った世界じゃない。
本当に美しいのは、ありのままの世界だ。
ありのままである女性が美しいように。
素直な青年に好感が持てるように。
美しいのは自然。人工じゃぁない。
[ルリにはそう答えた。]
(+47) 2008/11/27(木) 11:46:53[お散歩中]
ありのままの世界が美しい。
そこまで理解していながら。
君には、ガラスを突き破って世界をその目で見る勇気も、還る勇気もありやしない。
この閉ざされた箱庭世界の歌に囚われて。
ただ、喰らうだけ。
(+48) 2008/11/27(木) 13:47:49[どこかを。]
星の命すら、いずれは宇宙(そら)に還る。
その過程が不自然でも。還れば結びつく、自然。
けれど、生きて結びつく自然に戻れるのであれば、それに越したことはない。だから。
だから……時が来て目覚めた時は恐れずに。その目で見、その耳で聞き。その肌で感じ。世界を見るんだよ……。例えそれで自ら滅んでも。それは自然のサイクル。
あの二人も。何か方法が見つかるかもしれない。また、あの時のように過ごせる方法が。
賭けてみよう。未来に――
[″結ぶ者″は、その目を静かに閉じて。かつてその言葉を伝えた者は……*]
(+49) 2008/11/27(木) 13:53:21[どこかを。]
[ひつじのぬいぐるみが、込められた祈りを奏でた。
零れ落ちた音、零れ落ちた涙。そこに濁りはない。
墨色に透けた亡霊が、俯くプレーチェの頬へかかる髪を
ひと房掬い――軽く手巻いて、柔らかに梳き下ろす。]
…心なら。
救うよりは、掬うのがいいのかもしれません。
[言葉はユウキ>>+44へと向ける。プレーチェが、>>+29
『でも、誰も恨んでないよ。』そう言った様子を思い]
(+50) 2008/11/27(木) 15:13:02[常に気儘]
「おいしそう」なお嬢さん。…
ミナツさんでしたね。
[楽園の言葉を訝るミナツ>>+16へは、感謝を示して
蒼褪めた右手を差し伸べる。青い花を描いたその手へ
触れさせてほしいと強請るように――叶えば彼女の
右手を掬い、上体を折って掠めるくちづけを添えて]
…色を有難う。
私の目には、花はずっと…乾涸びていたので。
(+51) 2008/11/27(木) 15:13:19[常に気儘]
…ひとの手は、目の前のものに想いを乗せる。
[ミナツの手に在る、色鉛筆とスケッチブック。
プレーチェが抱える、黒い上着とぬいぐるみ。
ユウキの胸ポケットには、ペンが挿されたまま。
レンはあたたかなマフラーと共に、強い想いを。
―――皆、みにくいはずの人工のもの―――]
(+52) 2008/11/27(木) 15:13:39[常に気儘]
…ひとが、自然と自らとを違うものと
錯覚するようになったのは、わざわい。
[空気を震わせぬささやきは、夢喰らいの少年が口にする>>+47
「ヒト」…と同じ音を紡ぐ。「ひと」…響きは如何に異なるか。]
あなたには、世界の歌が聞こえるようですが…
少々、思い上がった聴衆のように見えますよ。
私と同じでね、評論家さん。
[問わず求めず、バクへは――ただ感想だけを口にした。
彼の世界が完結したものならば、knockは*必要なかった*]
(+53) 2008/11/27(木) 15:14:20[常に気儘]
[>>+50俯いていた顔を上げて、上着の主を見上げた。
口を薄く開いたが何も言えずに、離れる背中を見送った。
墓碑のある、向こうの世界は霞がかって夢幻のように見える]
箱庭の楽園。
作りものは、オリジナルを越えない。
[朗読するような調子で呟いた、その意味を娘は知らない]
(+54) 2008/11/27(木) 17:44:37[ふよふよ]
ルリ。
[何かに潰れてしまいそうに見える少女の名を、ただ呼ぶだけに留まる。
羊を模した布地を抱きしめる手に力が入った]
カナメは言っていたよ。
それでも生きるしかないんだって。
「それ」って何だろうね。
[問い掛けるわけではない口ぶり。
“カナメ”のことは、とうに*見失っていた*]
(+55) 2008/11/27(木) 17:55:59[ふよふよ]
掬う…
[聞こえた言葉をかみしめるように。]
どうやら僕の柄杓は、底が抜けてしまっていたらしい。
…無理に繋ぎ留めず逝かせていたら、彼は壊れずに済んだ?
[愚かな行為への戒めのように、
自ら命を絶とうとして果たせなかったものへの処置も、それでも避けられぬ後遺症も、死よりも辛い責め苦。]
(+56) 2008/11/27(木) 18:10:38[佇む。]
眠り姫 ペケレが接続メモを更新しました。(11/27 19:41)
[ 『 ルリちゃん、ライデンさん。
──私に食べられてくれないかしら。』
眠たげなペケレの台詞>>18。否の余地が、言葉にはある。
それに対する否をペケレが持っているだろうことも事実。
プレーチェが伝える、カナメの言葉>>+55が重なって…]
………。
此処も、慣れれば悪くはありませんけどもね。
(+57) 2008/11/27(木) 20:31:43[常に気儘]
[こつ こつ …こつ 絶えず苛む眠気に、足を取られる。
ルリのちいさな手へ、白く軽い骨片が馴染む。呼び声。
亡霊は、彼女が既に「求める」ことを憶えたのを聴く。]
…「これ以上死ぬこと」が出来ないのは…難ですね。
(+58) 2008/11/27(木) 20:34:48[常に気儘]
尤も、何方が如何様に生き、如何様に死んでも…
私は痛みを感じ――そして、
[例え、親しみを感じたライデンが狂気に身を委ねても。]
[例え、全てを喰らい尽くすペケレが孤独に苛まれても。]
[例え、ちいさなルリが無残に喰われてしまっても――。]
ひたすらに見蕩れていますよ。
[墨色の亡霊は穏やかに待ち居る。生者の*意志の所在を*]
(+59) 2008/11/27(木) 20:35:20[常に気儘]
眠り姫 ペケレは、静かな眼差しで2人を見上げている。
2008/11/27(木) 20:56:30
[>>15 ルリにかすかに頷く]
ユウキが前に言っていたけれど。
獏には夢が必要だった。
ミナツ一緒に、幸せな夢の中に居るのかしら。
[ルリがかつてミナツと獏と一緒にここ(墓碑群)に居たことを思い出し、情景を収めたカメラに触れる]
(32) 2008/11/27(木) 21:06:51[墓碑群]
私がひとを喰らう、理由?
[>>21 ルリの質問に、奇妙な角度で首を傾げる。
そして事務的な口調で語り始めた]
私は蘇った死体になる筈だった。
死体──津島要──脳からデータを吸い上げ、活性化した脳と補助メモリに書き込む。
私は、津島要の記憶を持っているわ。
でも、津島要は──ひとは、にんげんを食べない。
私の身体は、ひとを喰らう必然性を持たない。
けれど、私の心は、ひとを喰らうことを欲する。
にんげんを食べると、心が満たされる。
温かくなる。
[喉に両手を置き、うっとりと夢見るように]
(33) 2008/11/27(木) 21:07:26[墓碑群]
私のダーリン──カナメは、津島要の記憶。
死んでしまった津島要。
彼女が最後に見た、空の青さが、私の最初の記憶。
[つと、空を見上げる]
ライデンさんのカナメは自分?
ルリちゃんのカナメは何者なのかしら。
(34) 2008/11/27(木) 21:16:11[墓碑群]
…そう、君は欠けているから。
足りなくて、本物にはなれないから。
…だから、奪い、
…だから、喰らう。
けれど、奪い取って手に入れたものは、
君のものにはならないから…
(+60) 2008/11/27(木) 21:20:04[佇む。]
../sys/caname.exe
楽園行きの箱船の管理者。
時至るまでのまどろみを司る天使。
…全てはただの作りもの。
(+61) 2008/11/27(木) 21:28:49[佇む。]
…そうか、カナメ。
[目を閉じ、静かに笑う。]
僕も、つくりものだね?
君の管理データの中の、無数の白衣の人々の記録。
医師、技術者、看護士に研究者。
それらから複製転写し、組み上げたのが…僕だね?
…そう、僕は失敗と後悔で出来ている。
(+62) 2008/11/27(木) 21:50:15[佇む。]
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