211 緋の宴― 人を喰らうや、鬼殺めるや ―
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意識と現実。
二つに響く、コエと声。
それが何かを呼び起こすか否かは──各自各様。
ただ、一つだけ。
『他者を殺さなければ、生き延びられぬ』。
その事実《ルール》だけは、全員に確りと刻み込まれた。
(#6) 2021/10/10(日) 00:37:26
──空にはいつか、紅い月。
──けれど、雨は降り止む事無く屋敷を閉ざす。
──月の光を受けて、降り注ぐのは紅い雨。
──紅は緋に落ち、緋は冴え冴えと咲き誇る。**
(#7) 2021/10/10(日) 00:37:59
漂泊民 イェンニが接続メモを更新しました。(10/10 00:40)
世捨て人 マフテからの伝書は、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2021/10/10(日) 00:41:54
世捨て人 マフテからの伝書が接続メモを更新しました。(10/10 00:42)
更新時刻が10/12 00:30に設定されました。
ー 少し前 ー
根も葉もないような市井の噂話はともかく。
これだけのものを作っておいて、知られていないとは不思議なものです。
[>>0:40呆れも混ざるアルマウェルの言葉に、世馴れている風情を感じながら相槌を打った]
先ほどまたお一方、案内されておりましたが。
これだけの客人を招けるような規模ですのに、人気も多くはないようで。
本当に不思議です。
[メイド達の気配が薄いせいもあるだろうが、落ち着かない要因の一つだと思いながら繰り返して。硝子の向こうに顔を向け直す]
私は今しばらくここに。
[>>0:41立ち去る気配には一言だけ伝え、見えない先を窺うような視線を投げ続けていた*]
(1) 2021/10/10(日) 00:45:00[三階・展望室]
/*
さて、無事に始まったものの。
昨日バタバタしてたせいか、すげえ眠い……!
無理せず落ちとくかあ……今日も出かけるし。
(-2) 2021/10/10(日) 00:47:38
[こてり。
そんな感じで、からくりが首を傾ぐ。
硝子珠の瞳が、無機質な光を宿して扉の方へと向いた]
くぅーぅ……。
[小さく漏れる鳴き声は生物めいているのに、所々に除く歯車がこれがからくりである事を淡々と物語る。
そんなからくりについては、メイドに問えばある程度の事は知れる。
曰く、
『ずっと逗留していらっしゃるお客様の作られたお使いです』
との事。
もっとも、当の『長逗留の客』が何者かの答えは得られないのだけれど。**]
(2) 2021/10/10(日) 00:52:15[大広間]
[大広間へと向かう途中。
不意に響いた鐘の音>>#1に足を止める。
13回、響いて消えた音に首を傾げた時。
メイドが現れて告げた言葉に幾度か瞬いた]
いや、まあ、挨拶したかったからいいけど……
[なんともいえぬ不気味さを感じながら、メイドに案内されて大広間につく。
もとより向かっていたために、大広間にはからくりの鳥が一羽>>2。
それについてメイドに問いかけても具体的な答えはなくて、
アルマウェルと二階ですれ違った人のほかにもいるのか、と考えながら、
用意された椅子の一つに座って、人が集まるのを待ち]
(3) 2021/10/10(日) 00:56:01[一階:廊下]
[カウコと別れて踏み込んだ先は、聞いた通りの緑の空間]
……これどーやって管理してんだ?
[鮮やかな空間に思わず口を突くのはこんな声]
……いやほんと、なんでこれ知られてないんだ?
[過るのは、先にイェンニと交わした言葉。>>1
ここまでのものであれば、大なり小なりどこかで話を聞きそうなものなのだが少なくとも自分の記憶にはなく。
雨音とは違う水音を聞きつつ立ち尽くす時間は、ほどなく響いた鐘の音>>#1に破られる事となる。**]
(4) 2021/10/10(日) 01:01:08[一階・室内庭園]
運び屋 アルマウェルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2021/10/10(日) 01:03:30
運び屋 アルマウェルが接続メモを更新しました。(10/10 01:03)
/*
ところで9割がた赤が来ると思ってたから、占いアクションとかなんも考えとらんかった。
……昼間考えよう(
(-3) 2021/10/10(日) 01:05:09
[最後にやってきたのは黒衣の娘だった。
無表情のままに紡がれる言葉>>#3に驚き]
宴? ゲーム?
[首をかしげてみるが詳しい説明などはもらえず。
けれど不意に脳裏に響いたコエに、こめかみを抑える。
ぐ、っと一瞬息をつめ。
次の瞬間には、信じがたい言葉>>6が刻み込まれた感じに顔をしかめる]
あったまいてぇ……
[いろんな意味で、深いため息をこぼした*]
(5) 2021/10/10(日) 01:06:11[大広間]
[鳴り響く鐘の音に背を強張らせ、振り返れば其処には無表情のメイドがいて、大広間へと促される。
内心の漣を隠しながら了承を返し、展望室を後にした]
失礼します。
[先客には会釈を送りつつ、からくり仕掛けの鳥には一度瞬いて、メイドに引かれた椅子へと腰を下ろす。
やってきた黒衣の娘に挨拶をするより早く、相手が口を開いた。>>#3]
(6) 2021/10/10(日) 01:14:56[大広間]
――っ、
[緋色に染まる。
それは思考か、意思か、瞳か。]
(*0) 2021/10/10(日) 01:16:37
「血がホシイと。
肉を食らいたいと。
魂を啜りたいと。]
(*1) 2021/10/10(日) 01:16:53
「 ――変わる。
――変わってゆく。
塗り、かえられる――]
(*2) 2021/10/10(日) 01:17:05
[そうして。
幾度となく開かれた宴の。
鬼が、また一人――**]
(*3) 2021/10/10(日) 01:17:13
[イェンニ>>6が大広間に来た時には会釈を返しはしたが。
その後の娘の言葉のせいで、雑談にはいる余裕もない。
ただわけのわからなさに、深いため息をついた**]
(7) 2021/10/10(日) 01:29:27[大広間]
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