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■最終日
村趣旨の都合上、最後は全員死亡にしようか、と考えております。
その際は村人数に関わらず途中で奇数進行に変更するつもりでいます。
それでは皆さん、よい余命をお送りください。
■……村建て間違えた。
ダ込み11人でも12人でも、奇数進行にするなら日数変わらないんですよね。
1d>11>9>7>5>3>
1d>10>8>6>4>3>
というわけで本参加は3人増やします。
埋まらなくとも、6日未明には開始いたします。1dダミー生存、2dダミー死亡です。
よろしくお願いいたします。
―病室―
[窓から海を眺める。…静かだ。特に代わりのない一日。
将来の女子バレーボール界を背負って立つと言われ、
インターハイでチームを牽引し準優勝を経験して、いよいよこれからという時期、風邪を引いて暫く寝込み、
熱がなかなか下がらなかったので意を決して病院に行ってみたら、
急性骨髄性白血病と診断され、即入院。]
早くコートに、戻りたい…。
[海を眺めながらそう呟いた。]
[扉の開いた音に、慌てて吸殻を踏み消した。携帯灰皿を持っていることを思い出したのは今。遅すぎる、が]
……お仲間か、いや
患者、ですか
[潮風のせいではなく、薄暗い顔色。うまそうに煙草を銜える時は表情が明るく見えた。
彼女の呟きには応えず、やはりただ、海を眺めている*]
[ふと、先客の足元に転がる吸殻に目が向かう。それは然程吸われてはいなかった。]
……。
(…これはお邪魔したかねぇ。)
[ 一二三は少し申し訳なさそうに目線を下げる。
先客の女性はこの病院の住人かどうかまでは分からない。しかし一服の時間を奪ってしまったのは事実だった。
一二三は少し罰の悪そうに、燻らす煙草を携帯灰皿に押し付け、病室へと*戻って行った*]
中庭
[遠く向こうより、海の香がする。
ここからは見えないけれど、きっと高い所に行けば知る事が出来るのだろう。
その色は果たして、煌いているのか、それとも鉛の色をしているのか。
無意識のうちに、潮風を胸に吸い込み。
喉を震わせて、音を紡ぐ。
それは幼い頃より繰り返し歌い身体に染み付いた、神を称える為の歌。]
[その歌声は、誰かに聞かせる為のものだろうか。
分からない。
ただの自己満足なのだろうか。
分からない。
それでも彼女は、毎日この場所へと通う。
少し前まで自分自身も入院していた病院へ。
子供にせがまれ、老人に頼まれ、あるいは今こうしてるように誰に言われずとも。]
[女の背を見送った。
年上の女性は、ポルテのこの派手な容姿を嫌う傾向にある。彼女もまたそうなのだろうと、引き止める言葉も理由もなく、また一本煙草を取り出した]
…寒い、ね
[長い袖に指先を隠して、深く息を吐いた*]
[決して手の届かぬ窓の向こうに広がる青。
生命力に満ち溢れる海を見つめて冷静さを取り戻す。
何時から、こんな風に弱気な人間になってしまったのだろう。
胸元からハンカチを取り出し、冷えた額の汗を拭う。
『病院は、死に満ちている』
そんな事ははじめから、解っていたはずなのに。
救えないのは自分だけの所為じゃない、理解しているはず、なのに]
[死に携らなくて済む科はいくらでもある。
けれど所属科はおろか、病院の異動さえ叶わない現状だった。
内科医だった父は数年前、ここで息を引き取った。
彼の遺書が、自分の人生の全てを縫い止めてしまった。
『慎一には、私と同じ道を全うして欲しい』
父としては、厳格な人だった。
けれど有能で人望の厚い医師だった父の遺言に逆らえるほどの、勇気は無かった。
窓をほんの少しだけ開く。
滑り入る潮風が自分の周りの淀んだ空気を清めてくれるようで、心地良い。
静かに睫毛を伏せて、空を*仰いだ*]
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