情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
[大きな荷物を抱えた一人の女性が、道を歩いている]
ふぅ、ふぅ。ついうっかり沢山持ってきちゃいましたけど、こんなに重たいとは思いませんでしたわぁ。
[息を軽く切らせつつ、管理棟までたどり着いた]
こんにちはー。管理人さんいらっしゃいますか?電話で予約していた備前と申します。よろしくおねがいします。
[薄らと白く染まった山道を、制服を着た一人の少年が歩いていた。白がかった金の髪に、少々幼い顔立ち。右手でキャリーバッグの取っ手を引き、左手で黒い傘をさしていて]
……雪は……
雪は喜ぶべきもの、ですか? ……
答えは、否、です。
[仄かに降る雪の粒を見ながら、少年は語りかける体で独り言を零す]
[ネギヤに声をかけられて、そのまま名前を利用者帳に書き込んだ]
備前貴子と申しますぅ。よろしくおねがいします。
友人たちには「ビセ」って呼ばれてるんで、そう呼んで下さってもかまいませんわ。
[ネギヤに向かって、ぺこりと挨拶をする]
とりあえず、今日は疲れたので、借りる家屋に向かいたいと思いますわぁ。
[そして、ネギヤから家の鍵を受け取ると、そのまま割り当てられた家屋に*向かった*]
何故なら雪は彼らの侵略の一環だからです。
……それに僕は、寒いのは苦手です。
[やがて管理棟まで辿り着くと、傘を開いたまま振って雪を落としてから、閉じ、棟内へと入った。
ふくよかな主人に迎えられれば、辞儀をして]
どうも、失礼します。
僕は雨園孝治と申します。
ええ、今日からしばらく此方に……
[丁寧に挨拶をする。
傘置き場を示されると、首を横に振り]
いえ、これは。
傘を手放すわけには、いかないんです。
家屋への距離は、問題ではなく。
そう。
彼らから身をまもるためのもの、ですからね。
ええ、いいんです。
慣れています。そう、奇妙がられるのは。
真実、なのですけれどね。
[もっちり訝しげにする管理人、ネギヤに言われるまま、管理簿に自分の名を書き入れ]
……おぉ、寒ぃい………
[身を縮ませるようにジャケットのフードを目深にかぶり、
さくさくとうっすら降り積もった白い帯を踏みしめている。
肩に担ぐは、ドラム型の大きなスポーツバッグ1つ]
あいつ、結局先に行っちまったのかな。
[道の先に、「管理棟」の文字を見つけると、
ポケットに手を突っ込んだまま身を起こし、白い息を吐いた。
そのまま歩みを進め、管理棟までたどりつけばきぃと扉を開いた]
あらあらあら。つい夢中になってましたわ。
[しばらく、部屋で縫い物に夢中になっていたが、ふと手を止めた。
窓の外を見れば、うっすらと降り積もる雪が目に入る]
綺麗ですわねぇ。作品のいいモチーフになりそうですわねぇ。
[部屋の隅に置かれた大きな荷物の中には、色とりどりのハギレがたくさん。
そちらに目をやったあと、すっと立ち上がった]
お散歩に行ってみようかしら。
[かけてあったコートを手に取り、部屋の外へ*出ていった*]
……失礼します。
あの、その、俺……予約してるんですけど……
[きぃ、と扉をあければ、目に入るのは管理人らしき男と、
隅に座っている、兎を抱えた女の子。
彼らにぺこりと一礼して、おそるおそるカウンターに向かい]
や、えと、その。予約票とかはなくて。
そーゆーの、全部ツレがやってんですけど、俺はぐれっちまって。
だから、その……
[わたわたしながら、どうにか自分の情況を説明しようと]
ええと、ここに、先に来た奴いません?
もしかしたら、もう着いてるかも。
[それでも、と示された箇所に自分の名前を書きながら
きょろきょろと周りを見回しつつ、
兎を抱えた女の子にそんなことをたずねてみた**]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了