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[息を整えて 杏に声をかけようとしたとたんに 目の前で爆発音がした
ふわり こちらをみつめる杏の首がふわりと空に飛んだのを目にした気がした]
…… え… えっ… えええええっ!!
いやぁぁぁぁああああああ
[目の前が赤く赤く染まり その場に倒れる]
[携帯電話にメールが届く。急いで画面へと目を落として操作。
そこに記された杏の名前に、目が釘付けになった]
……本当、かよ。
[顔を上げて、ユウキの顔を見た]
[携帯を弄っているリウを見ていると、自分の携帯も鳴り出した。
届いたメールを開き、内容に目を通す]
……アンが。
[呟きは一つ。
思い切り顔を顰め、眉間に皺が寄った]
[リウに電話が繋がると、ほっとした表情をして言った]
もしもしナオ?
うん、そう、小林だよ。ううん、ひとり。
そっちは誰か居るの? 今どこ?
[爆音が聞こえたので、慌てて夜空を見上げる。
ヘリコプターが飛んでいた]
わぉ。
……時間?
……へ?
[目の前で起こったことが理解できず、立ち尽くした。
少しばかり血を浴びてしまう]
アーさん……?
[同時にポケットの中の携帯が震えた]
どしよう どしよう…
杏の名前…
あたし達の携帯の赤い文字
あたし達のせいだ あたし達がやったんだ
あたしが杏を殺しちゃった!!!
[震える指でメールを押した]
[電話口からサヨの声。お菓子や受験の話をしていたのが酷く前の事に感じられた。]
サヨりん…よかった。
ついたよ、あそこ。
[小声で返事をする。
誰かいる?との問いに、バクの服のすそを掴み]
二人。男子だよ。
[大分離れたところから爆発音と悲鳴。
バクの呟きを聞き、思わず問い返す。]
アンが?
なっ……
……ナリ、君?
[上がる炎に視線を戻す。
アンの逃げ出そうとしていた先に人影を見つけ]
もしかして、今のはお前が……
[警戒を向け、身構える]
…本当かどうかは、わからないですけどね。多分、本当なのでしょう。
[ナオの視線がこちらを向くのを見て、返事を返す。
実際に見ているわけではないので、現実感は薄いが、少し顔が青くなっているだろう。
震える自分に気がついて、自分の頬を軽くたたいた]
[サヨとの会話で自分の名を出さないリウ。
何か考えがあるのだろうかと思ったが、今はメールの内容が頭を占めていて。
服の裾を掴まれたのと、問い返された声に携帯からリウに視線を移す]
アンが。
……脱落、した。
[死んだ、とは口にしにくくて。
少し間を空けてからメールの内容をリウに伝える]
[届いたメール。震えながら確認した内容は、自分の推測を確信させるもの。
しばし呆然としていたが、やがて首を横に振った。冷静になれと自分に言い聞かせる]
落ち着くんだ、椎葉。そうと決まったわけじゃない。
今の画面はどうなってる?
こっちは何人かの名前から選択できるようだが。
……本当に、あっけないな。
[この三年間、杏と交わした言葉を思い出す。
いろんな感情が湧き上がったが、全てを飲み込んだ]
今すべきことをしよう。廃屋へ行って、箱を回収する。
動く…今は動く
さっきまで杏の名前だったのに…
仲間の名前じゃなかったんだ絶対これのせいだよ
アンの首…飛んだの…あたしがやったの
ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤ
[壊れたようなメール]
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