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……と 見つか たと 思ったのに
[異常な事態に騒ぐホズミとフユキの耳にはもしかすると届かないかもしれないほどの小さな言葉が小さな口から紡がれるも、意識は眠りの中*]
[箱が、貝が、と話を進めるロッカ、ホズミ、フユキを見て]
にゃあう?その箱を開けたいのですかにゃあ?
箱と雷様がどう関係しているのですにゃー?
くうう、やっぱり途中入場じゃ分かり辛いですにゃあ。
鍵が貝で箱が空くとかなんとか?そんなかんじなのですかにゃ。
箱もいいですが、ケンさんは一体どちらにいらっしゃるのでしょうかにゃあ。ナオさんは見つかりましたが、どこかで寂しい思いをされているのではないかと思うとウミは胸が締め付けられるような思いになってしまいますにゃ。
うーん。
…………っ!!?
[突然の悪寒。
しっぽの毛が激しく逆立つ。目が、大きく見開かれる。
それはロッカが崩れ落ちるのと丁度、同じ瞬間で]
言えるのは……これ以上
何も起こらないでほしいって事だけだね。
一通り終わったら、またそっち行くからさ。
[そう言って、フユキと
今は亡骸となったロッカを見送る]
[診療所に落命したワカバがいるとは、
まだ知らないまま]
さ、ウミも帰るよ。
校長先生のところにも
連絡入れた方がよさそうだしね。
[眠りにつくウミの体をそっと抱え上げて
ホズミも蔵を後にする]
だけど……ウミは不思議だよね。
事件のときにはいつもいてさ。
飼い猫にも野生の勘ってあるのかな?
ねえ……ウミは何か知ってる?
[尋ねても、聞こえるのは*静かな寝息だけで*]
/*
なんか、雷神様のことを妙な風に口走ってしまったのではないかと思うあたしなのです。
渚のはいから人魚はあたしである確率は<61>%
[目を開くと、そこは温かく揺れていた]
王子様も魔女も姉様たちも、みんなみんな泡になっちゃえばいいのに。
[背負われる背中のまぼろしに頬を寄せて、見ることのなかった『異譚』のことを思う。
薄桃色になった頬に伝う涙は*温度なく*]
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