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― 2016年 ―
[遠くの音が段々と近づいて、それが獅子なのだと認識するのと、鼻のむずがゆさで目を開いたのはほぼ同時]
何!? 何かぞわっとした!!
[本殿裏手のそのまた奥にある樹の根元で奇声を上げる。
黒い蝶を手にしたアンが無表情でこちらを見ていたが、何も言わずに去って言った*]
何か言えよ……!
牛飼い スグルは、ちょっくら離席*ノシ*[栞]
大学生 フユキは、お疲れ様です!ノシ[栞]
…帰れたのかな。
[しん、と静まり返る境内。
杏奈は何処に居るのだろう。視線を巡らせても見つからない。]
――俺は、
[かえりたい。
だけど]
…放っておけないんだよね。
[青年は眉尻を下げて笑う。
一年、この世界に身を浸していたからだろうか。
招いた本人が誰かを知っても、恨む事も出来なくて。
鈴の音がする。
迷い子のように頼りない、か細い音だ。]
[少女が‘終わり’にしようとしている事を、青年はまだ知らない。]
親不孝な息子を、許して下さい。
[――どうか、この寂しさが僅かばかりでも癒えますように。
そう願いながら、青年はそっと目を閉じた。*]
―2016年・出店―
…え、寝てないよ?!
[妹に肩を揺すられて、青年は慌てて口元を拭った。
どうやら涎は出ていないようだ。
寝てはいない。恐らくは。
只、少しぼぅっとしただけだ。
そう言うと、熱中症かと騒がれるだろうから言わないけど。
――少しだけ、寂しいような。
何が原因かは分からないが、青年は宥めるようにそっと左胸の辺りを押さえる。]
…あ、いらっしゃいませ。
一杯如何ですか?
[妹の声に我に返ると、青年は出店に視線を向ける客に笑顔を向けた。
聞こえてくる祭囃子に耳を傾ければ、寂しさも紛れるような心地がして。
青年は接客に集中する事にした。
本蔵酒造は、秋祭りでは毎年、自分の蔵で作った清酒と近隣の村で作られた地ビール、そして幾つかの清涼飲料水を販売している。
お手軽な紙コップ一杯から一升瓶まで。一杯300円とお買い得だ。
道の向かいにある、親戚の柳樂商店の出店の方が置いている商品の数は多いだろう。]*
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と、現代に戻ってみました。
多分、過去編のふゆきは失踪届が出て死亡扱いになるんじゃないかなと。
進行中のログ読みしてきます。**
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鳩だとどうもレス書きにくくて落としそびれていたこと徒然。
>モミジさん
京東って書いてるのイイネ!って思いました。
>ヘイケ先生
NPCの出し方とかいいなと思っていたら、お名前見てなるほどなと、今回もご参加ありがとうございました!
霊話の感じも墓下から楽しく見ておりましたー。
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>>0:-3フユキ >>1:-1モミジ
初めましていらっしゃいませ。ようこそ執事国へ!
>>1:-6ネギー
襲名がでっち上げだったとは驚きました。
そしてアンとの縁故っぷりがなんだか嬉しいなと思ったいたらエピってみればぴよぴよさんで、なるほどなーと。(ナルホド2回目)
あと、「1年ごとに痩せていく」ってちょっと盲点だったので面白かったです。その手があったかー。
>>1:-11フユキ
気づいていただけて嬉しいです。「近野物語」もニヨニヨしてましたw
9月21日発売だったみたいなので、スグル愛読誌ではそち亀辺りが連載開始した…かも。
>>-5ニキ
少しでも楽しんでいただけたのなら、村建て人としても嬉しいです。
襲撃前に(と知ったのは後でだけど)、絡んでくれたのも嬉しかった!
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進行中の灰
>>0:-4ニキ うちのラ神の通常運転でした。
>>0:-15ニキ 食べたかった!エンカ有り難うございました、と。
>>1:-6モチキ まさかのでっちあげに驚いています。
>>2:-6ニキ それ、おいしいです(もぐもぐ)>「お兄ちゃん」
>>2:-7ニキ ひえっ。
>>2:-12モチキ 素村なので、颯爽と挙手したとか。
モラトリアムの葛藤大好きPLでした。
最終日、残ってたらどうなっていたでしょうね(時間ちゃんと持てていれば、でしょうか)
いっそ自分も隠してくれ、となっていたかも。
>>2:-12>>2:-22ネギヤ 狂信者に見られていた!
もし狂信者だったら、近野物語手放さなかったかもしれません。
>>3:-8ニキ にきちゃん…!(涙ぶわわっ)
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