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きゃぁぁぁぁ!
[脱衣所の扉が開かれてしまったかのような格好で叫び声を上げる]
なんだ、弁護士さんだったのね。
あなたがおネギさんを細くした犯人なの!?
そう、よかったわぁ。なんともなくて。
[ゼンジの言葉に安心するも、続く言葉に不安な表情で]
そうなのよ、庭もなんだか昔の雰囲気に戻ったような。もっともネギちゃんの家には家庭訪問のときに来たくらいだけれど。
あの金木犀の感じ…記憶にあるような気がして。
ネギっちも消えた……?
じゃあ、やっぱりこっちの家のどっかにいるのかね。
もちもちとした先生って、もちもちしてない先生がいるみたいじゃないすか。
……え?いた?
[グリタから遺体の話を聞いて、何がなんだかわからない]
何がどうなってるんだろ、この場所のことといい。
[ここが過去であるらしいと多分に推測混じりでグリタへ説明するが、今度は向こうがピンと来てはいない様子]
それ、ネギさんが事件の犯人ってこと?
――き、きゃあああっ、
[脱衣所の扉が開かれてしまったかのような悲鳴にびびって、反射的に悲鳴をあげる。]
な、なにやってんすか。
そっちだって怪しいっすよ!
あと多分、細くなったわけじゃないっすよ!
[つっこみきれない。]
そういえば、わたしのお人形、どこへ行ったのかしら。
警察の方に聞いてみるわね。
[そう二人に言うと廊下を歩き出した。
少し歩いたところで足を止める。]
まあ、この電話機。今ではあまり見ないわねぇ。
…………懐かしいわぁ。
盗み聞きとは悪よのうお主。
って、違うわよ!? あの黒ネギヤについては私が一番知りたいの!
[二人して乙女みたいな悲鳴上げないでよとつっこむ暇もない]
でも、……なにかのきっかけを作ったのは、私、なのかしらね。
[何か。ゆるりと首を振る。
おそろいで、と顔を見せたウミに、微笑んだ**]
/*
ネギちゃんの悪戯か、不思議な何かなのか。
もし、ネギちゃんの仕業だったら、庭の木は頑張って取り換えたことにしよう、そうしよう。
よく聞こえなかったけど、たぶんそういう話だったみたい。
[ウミに大げさに頷いたところで、ハッと重大なことを思い出した]
そう、これを渡したかったの。
ギンスイさん、あなた営業職なんでしょう?
売り出して欲しいのよこれ。ねっ、ねっ!
[差し出したのはミニミニ砂時計]
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