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―集会所の片隅―
[いつからそこにいたのか、ずっとセーターを編んでいた]
おやおや……人が集まってきたねえ……。
……こんなことが、昔もあったような気がするねえ……あれはいつのことだったかねえ……。
語り部 デボラは、ここまで読んだ。[栞]
[ふ、と気が付けば何らかの建物の傍に立っていた]
…いやですわ、私ったら何故こんな所で立っているのでしょう。
でも、おかしいですわ…私は何をしにここへ来たのかしら…?
[何か思い出せるようなものが落ちていないかを確かめる。しかし足元には何も落ちていない]
うぅん…ありませんわね…。
[傍にある建物へと近付いて中の様子を伺った]
どなたかいらっしゃるようですし、ほんの少しお話を聞いてみる事にしましょう。
そうすれば、私がここに居る理由も少しは解るでしょう…。
ごめんくださいまし、少々お話を伺いたい事があるのですが…
[軽く建物…集会所の扉をノックする。反応があれば入って行くだろう]
/*
wikiにボケは花の事?と書いた風城です。
どうぞよろしくお願い致します!
今回はじじいに挑戦しよう!と思っていたのですが、既にお婆様がいらっしゃったので色々被っちゃうか!?と思い、急遽おしとやか〜な女性に変貌しました。
目標は何にしよう?
*/
ぅう〜う、さむいっ!
ああ、人がいた、人がいた。
よかったよ〜…って、なんだい部屋の中真っ暗じゃないか、辛気臭いねぇ。
暖炉の火も点いてないのかい、まったくぅ…。
[とぶつぶつ言いながら勝手に暖炉に薪をくべる。]
はぁ〜あ、これでやっと人ごこちついたよ。
これでワインでもあれば完璧だねぇ。
あ、ああ、みなさん、ごきげんよう。
はじめましてー。
[と、とってつけたような優雅なお辞儀。]
んんんっ?
ちょいと、ちょいとおばあちゃん、いい物編んでるじゃないのさ。
それ、セーター?よかったらそれちょっとあたしに…。
って、おばあちゃん?!おばあちゃん?!
息してる?ちょっと?!
[と、片隅に座るデボラの頬を軽くピタピタ叩く。]
…!!
息はしてるけど…。
あたし…、あたし前にもこうしてた…?気がする………。
ああああ!!
あたし、あたし、この人知ってる………!!
前にもこうして…、あたし、この人が息を引き取るとこみてた…!
…って?なにこれ?
どういうこと…?!!
ここ?…あたしたち、どこに居るの?
[そっと集会所の中へと入れば集まっている人の姿が目に映る]
……あら、皆様こんばんは…?
今日はとても冷えますわね、風邪など召されませんようお気を付け下さいませね。
[首を傾げて1人1人の顔を見渡して行く]
うぅん…やっぱり初めまして?
でも、違うような…
-集会所-
>>14メイ
そ、そうか。明るいほうが、いいな。確かに。
[少し戸惑いながらぎこちない笑みを浮かべた]
>>16デボラ
デボラさんいたのか。気づかなかった…申し訳ない。
ふむ、今日は何か集まりがあったか?
>>19ステラ
また誰か来たようだな。
[扉を開け、ステラを招き入れる]
まだ雪が残る外は寒かったろう。
>>20カミーラ
ああ、気が利かなくてすまない。後は私がやろう。
[さらに薪を追加して、ついでにケトルを乗せる]
>>15メイ
『カミーラ』……そうだ、カミーラだ。
[メイの声に思い出したように手をポン叩く]
>>22カミーラ
……そういえば、どこで会ったのだったか。
[記憶を辿るが、見慣れた村の風景に彼女の姿はない]
……買出しにいった街……か?むう、私はボケてしまったのだろうか。
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