[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
――うるさい。
[カナメの声を振り払う]
[その行為は哀切を含んでいて]
[いや増してくるのは、影たちの声]
獏が…。
獏は…自分の夢を取り戻そうとしていた。
食べるのは…その、ため?
入口。箱庭。
カナメ――。
[聞こえる言葉を反芻する。
しかしどれも、プレーチェの中で意味が掴み取れない]
"I pray for the dream to."
[両手で耳を押さえ、口から零したのは“最期”に聞いた言葉。
思い出せるのは、遠い遠い、父と母のぬくもりのみ]
君はひとを食べるもの。
バクはひとの夢を食べるもの。
二人は……
[乾いた口内。空気だけを飲み込み]
私は、
[言いかけて頭を押さえた。
俯き、何かに耐えるように]
[影の方へ耳を澄ませる]
…。
レン、だいじょうぶです。
ペケレなら、ライデンなら。怖くはない、です。
それにライデンとは、起きる前に…眠る前に…ともだちだったのかもしれない。
[あの写真]
結びつきは――
[言いかけて口を閉ざし]
[眠たそうに、目をこする]
ふぁー。
おなか一杯になると、眠くなるのは……もう。
[腰掛けると、墓碑に背を預ける]
あ。そうそう。言い忘れていたわ。
ルリちゃん、ライデンさん。
──私に食べられてくれないかしら。
[初めて会った時のような、明るい*笑顔*]
歌が……
彼女が、倒れて……
救えなかった、……
[「思い出さなくていい」と囁くカナメの声が、遠い]
私は……
「貴方は」
――狂った「怪人」、だ。
いろいろ表で言ってますが。
まぁぶっちゃけ墓下と合わなければ、エピで合わせるなり、各人を優先、でいいのかな、と。
誰かの設定に矛盾してたらごめんなさい。
そしておやすみなさい。
/*
そっちが狂信か!
しかしあれですね、昨日の手数計算は「絆狼が後追い」がすっぽり抜けていた。
うむー。ガチ脳やっぱ腐ってる。
[思い出す。舞台に立っていた時の事を。仮面を付け、歌っていた自分の事を。目の前で倒れた、彼女の姿を。自分が、誰だったのか――
頭が割れるように痛い]
……う……嗚呼、……
痛い、……
カナメ、私は……そして君は、
ライデン、だ。
[呟きは低く。ゆっくりと瞬いてから、ペケレの声に改めて其方を見る。笑顔が見えた]
そんな事、俺に言われても困るな。
楽園とは、現実にある限り名称でしかない。
真のユートピアなど、何処にもありはしない。
どんな幸せな世界でも、人は苦しみ悩む。
俺が知っているのは、向こう側が楽園と呼ばれる事。
その先に何があるのかなど、楽園の住人しか知らぬ話。
俺は記憶を取り戻したかった。
だから、人の夢を、記憶を、魂を喰らう。
それが問題だと言うのなら。
記憶を消した奴等を恨め。
ペケレ…
ほんとうに。プレーチェたちを…。
[伝えられたその事を
にわかには信じられなかった風で]
[しかし。
『食べられてくれないかしら』
その一言は、決定的にした]
どうして。
それが、必要だったのですか?
お腹が、すくからですか?
[うるさいと言うルリの声>>15。
どこか悲しげにそちらを見てから]
あ……。
[ふと視線を落として、黒い上着とぬいぐるみを拾い上げる。
そのまま白衣の男へと、言葉を投げかけた]
せんせい。
祈りは、誰かを救えますか?
あたしには、何もないから。
ただ、願うことしか出来ないから。
[獏の言葉を。一つ一つを頭の中で繰り返して。じっくりと繰り返して。]
君と俺は、相成れない存在なのかもしれないね。
…止む終えず記憶を消す。
そういう事だってあるんだよ、獏。
獏。君に。俺の夢を喰らうことはできるかい?
…俺がこちら側に来たことは。
本当に…本当に最大の誤算だよ。
俺は、盾になることが出来たのに…。
……ルリ。
君は…受け入れてしまうのか…。
食べたいのかね?
ルリと、私を。
[聞き返す声は平坦に]
私なら構いはしないさ。……思い出したから、ね。
私が誰かも、知り合いの顔も。
彼女の事も……
全てを、思い出した。
元々死のうとしていた事、だって。
私は、狂っていた。
[淡々と言葉を重ね、笑う。自嘲するように、寂しそうに、――愉しそうに]
>>+35
誰かがわからないままじゃダメですか。
[微かに微笑んで、上着を羽織る。
確信をもった手つきで、ぬいぐるみの背中をまさぐり始めた]
誰かがあたしのしあわせを祈ってくれた分、あたしも誰かの……
[カチリ、音が響いて、ノイズ混じりの機械音がメロディを奏で始める]
Ten little Injuns standing in a line.
最後の一人は……
幸せだったか、不幸せだったか?
[謎かけのよう。左の掌を天に向けて掲げ、目を細める。そしてまた、低くも高らかな笑い声を*響かせて*]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ