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だから、違うって言ってるでしょう。
おネギはもっと色白でもち肌でふっくらしてて、手だってなんかグローブみたいだしあんなスリムなズボンをはけるような体型じゃないのよ。
[廊下で警官に質問される。
何度聞かれても、自分の中のネギヤは一人しかいない。最初は震えていた声も、だんだんと落ち着いて抑揚が無くなっていく]
だって。それに……
[爽やかな朝の気配に目を覚ます。
障子越しに差し込む日差しは柔らかく――
寝床でしばしの微睡みを楽しむ。
そういえば昨夜は、ネギヤの屋敷に泊めてもらったのだったか。
夕飯に振る舞われたガモンの料理も格別で――]
[ゆるりと首を振る]
昨日だってガモンさんが作ってくれた懐中時計……あ、貝料理よ? 食べ続けてておなかぽっこりだったし。すごくおいしかったの酒蒸し。あなたも一度彼のお店に行くといいわ。
ねえ、家を捜索したなら、ガモンさんはいなかった? 左目のところに傷がある……
[尋ねてみても、芳しい返事はない。
唇をとがらせて、ため息*]
[ 男は原稿を読み続ける。
気がつけば空が白ずんでいた。
なぜ、この茶封筒が自らの手元にあるのかわかる。
この茶封筒の中身は、自分が担当した作品の『続編』なのだから]
[ だが、体力の限界か、やがてソファにもたれかかるようにして眠りについた]
昨夜は酔っ払ってねえしなあ。
……夢遊病?
[見知らぬ和室。泊まっていた筈の雛菊の間でもなく、まして自分の家でもない。
とりあえず部屋を出てみる。しばらく廊下を歩くと、拍子抜けしたように立ち止まった]
何だ、やっぱネギっちの家じゃねえか。
えーっと、こっからだと台所は……あれ?
[廊下の端に、何かが落ちている]
あー、何だこれ、懐かしいなあ。
[呪狼]カードじゃねえか。
何だよネギっち、なくしたって言ってガキの頃大泣きしたくせに。いったい何年ここに落ちてたんだよ。
[見せてやろうと拾い上げる。それからまた歩き出し、ようやく台所に辿り着いた]
…………あれ?
[昨夜使った筈の冷蔵庫が、やけにごついものになっている。
ガスコンロも旧式。逆によく使い込んであった筈のフライパンは、新品みたいにピカピカだ]
ちょっとまってくださいよ、あの人がネギヤ先生じゃない?
作家デビューされたころから別人が入れ替わったって、そんなミステリーではあるまいし…
第一、幼稚園の園長先生や幼馴染の方までいらっしゃる人が入れ替わることなんて可能なんですか…?
[ 困惑しつつも、男は取り調べに応じていた]
[ 同じように取り調べを受ける、弁護士の女性にちらりと視線を送った。
最後に、ネギヤとあったのは、誰?
その回答を持っているのは――]
……………
……あの、この方、どちら様です?
[ネギヤとは似ても似つかぬ、にもかかわらず警察がネギヤ本人であると主張する、その人物の遺体を]
ネギヤさんですって? まさか。
ネギヤさんはもっとこう、大福のように白くて丸い方ですよ。でもこの方は色黒て硬そうで、まるでカリントウじゃないですか。
[ばかばかしい、とでもいうように首を振った。
そういえば、ガモンの姿が見えないがどこにいるのだろう。昨日の料理のことを話したいと思っていたのだけれど]
/*
とりあえず、とりゃ。
[弁護士 ヒナ > 若旦那 ゼンジ > サラリーマン ギンスイ > 編集者 グリタ > 老婆 ボタン > 信者 オトハ > 絹肌 モミジ > 時間屋 ヂグ > 元庭師 ウミ]
/*
それはできねえ!
ランダム! 気持ちはわかるがランダム!
[若旦那 ゼンジ][元庭師 ウミ][編集者 グリタ][編集者 グリタ]
板前さん?
……いえ、分かりません。
[ガモンについても尋ねられるが、首を横に振る]
あの……さっきお願いした通り、あたし、ネギヤくんに預かってもらっているものがあるんです。
書斎、見せてもらえますか?
[白い顔のまま依頼をし、書斎に向かう]
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