87 風の音・刻の音・ワスレモノ
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[懐中時計をポケットに収めてから、近づいて来た女性>>14に視線を向け、軽く帽子に手を当てる]
コンニチハ。お嬢サン。
ワタシたちには、何も見えませんデシタヨ。
[彼女もきっと過去の光景を見たのだろうとの予想はつくが、職人はただ事実だけを告げる。
現に、職人には、今も池の傍に佇む妻の姿が見えているのだが、誰もそれに気付いた様子は無かった]
(26) 2012/05/04(金) 00:58:31[公園]
─ 風音荘 ─
[雷電が答えてくれたこと>>16に返す間などなかったけれど。]
…公園、行ってみよう。
六花さんたち、落ち合おうって約束して、くれたし。
他にもだれか、いるかもしれない。
…それ、に。
[他にも誰か、いなくなったかもしれない。
そう続く言葉は口にしないまま、和馬を見上げた。]
(27) 2012/05/04(金) 00:59:29[風音荘]
─ 駅前公園 ─
……時計が、誰かを探してる?
[ヂグの説明>>23に、瞬き一つ]
でも……一体、誰、を?
[時計が人を探す、という事には異常は感じなかった。
いや、異常とは思うのだが、それを気にしたら負け、という感覚もあったから]
(28) 2012/05/04(金) 01:02:41[駅前公園]
―風音荘―
……あ。
まー、そーなるよな……
[菊子はまたしてもへたり込んでしまっていた。二度目なのだから無理もない。
先程は雷電が慰めてくれていたが、その雷電が消えてしまった。
彼女の言う“声”>>24が何なのかも気になったが、とりあえずは]
あー、うん。
消えてねーから、心配しないで。
[存在を証明する為に、ポケットに突っ込んでいた手を出して。
伸ばされた手に触れた]
(29) 2012/05/04(金) 01:14:14[風音荘]
― 駅前公園 ―
[若者の当然といえば当然の問い>>28に、職人はゆっくり首を振る]
サア、どうもウサギさんに関係がアル気はするけれどネ。
[ズイハラは、時計もワスレモノを探しているのだろうかと言っていたが、多分そうではなさそうだと、職人は感じている。ヒトが狭間に消えるその先に、いつも光は飛んでいるようだったから]
(30) 2012/05/04(金) 01:14:27[公園]
……ん。
笹川サンにも一応、言っといた方がいいだろな。雷電サンのこと。
[元より自分の目的は合流だったから、菊子が行くと言うなら留まる理由はない。
途切れた言葉の続きは察したのかどうか、何も言わずに]
立てる?
[必要ならば触れた手で引っ張って、そのまま立たせようとする]
(31) 2012/05/04(金) 01:15:10[風音荘]
[妙な顔をしたのも、声が聞こえたからだろう。>>16
律儀にもまた謝られた>>18ので、今度はくすりと笑った。]
そうですね……
[会ったのは、省吾を入れて5人。菊子、チカノ、祐樹、和真。省吾の言う学生さんと備瀬さんとは面識の無い人だった、けれど。]
時計を直す為に、ワスレモノ、探しに行かなくちゃ。
早く…時計が、ウサギが力を取り戻せるように。
誰が消えてしまうのも 嫌だもの。
(32) 2012/05/04(金) 01:21:34[街中]
[肩を竦める省吾には、瞬いて破顔する。>>20]
何言ってるんですか。
こんなこと位で嫌ったりしません。
[樹に話しかけているのを、菊子に目撃されたことを思い出した。奇異に思われるのを恐れるなら、問うたことはないがこちらも同じだ。]
…あ。届いたんですね。
その、びせさん? …を、安心させられたなら良かったです。
(33) 2012/05/04(金) 01:22:22[街中]
[とはいえ、時間は余り無いらしい。>>25]
です、ね。
わたしはウサギの言通り、ワスレモノを探すつもり。
といっても手探りになってしまうけど。
……そうだ、省吾さん。
聞きたい事があったの。道々で考えていたんだけど――…
[口を開こうとしたところで、眩しさに頭上を見上げた。
金の光が漂い、頭上に漂う。耳に反響する声は、子供のものか。]
(34) 2012/05/04(金) 01:22:43[街中]
―――… ?
[あなたはだあれ? 問い掛けるも声にならない。
残念そうな、詰まらなそうな声を発し、光はやがて薄れ。見上げた先でぽうっと消えた。>>3]
何だろう、今の。
わたしじゃない、って、言ってた……
[問いを中途半端に切ったまま、今は何もない中空を見詰める。]
(35) 2012/05/04(金) 01:24:45[街中]
─ 駅前公園 ─
……兎に、関わりのある、誰か……。
そんなん探して、どうするつもりなんだか……。
[説明>>30に、緩く腕を組む。
眉間に皺を寄せる様子は、妙に真剣に──少し、真剣すぎるくらいに見えたかも知れない]
(36) 2012/05/04(金) 01:27:09[駅前公園]
─ 風音荘 ─
…よか、った。
[伸ばした手はちゃんと和馬に触れることができて>>29。
ぎゅ、と握るとほっとした声で小さく呟いてから。]
う、ん。
祐樹さん、貢さんと友達って言ってたし、ね。
[和馬>>31にこく、と頷いて。
彼の助けを借りながら、立ち上がり。]
ありがとう。
和馬がいてくれて、よかった。
[そういうと、公園へ向かおうと足を*動かした。*]
(37) 2012/05/04(金) 01:28:48[風音荘]
末っ子 キクコは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/04(金) 01:31:04
ああ。早く見つけないと。
[六花>>32に同じくと頷き、ほころんだ顔を眩しそうに見て目を細めた]
俺もそうするよ。
普通じゃない探し物だから手探りになるのはしょうがないんじゃないか。
聞きたい事?なんだろう。
[聞き返す途中で光が弾け、微かな声が聞こえた]
(38) 2012/05/04(金) 01:34:34[街中]
― 駅前公園・池の縁 ―
さてネエ。時計ノ考えるコトは、ワタシには、ワカラナイガ…
モシカスルト…
[妙に真剣に悩んでいる様子の若者に>>36、答える声はあくまで静かで]
(39) 2012/05/04(金) 01:39:51[公園]
オトモダチに、なりたいのカモしれないネ?
[にこにこと、冗談とも本気ともつかない口調で、そう言った**]
(40) 2012/05/04(金) 01:42:26[公園]
時間屋 ヂグが接続メモを更新しました。(05/04 01:42)
─ 駅前公園 ─
……いや、それがわかったらわかったで、凄い気がしますけど。
[静かな声が紡ぐ言葉>>39に、飛ばしたのは素の突っ込み]
もしかすると……なんです?
[途中で途切れた言葉には、不思議そうに瞬いて。
続けられたその先>>40に、は? と惚けた声を上げた]
(41) 2012/05/04(金) 01:45:38[駅前公園]
ヂグさんの、時計。
夢を見ながら、一緒に探し物をしてくれてるらしいんだけど……。
[途中で切れる問い>>35に、詳しく説明することは出来なかった。
公園の少女は直後に狭間に落ちてしまったのを思い出せば、六花の腕を掴もうとして。何事も無く光が消えてしまうと、慌てて離して両手をあげた]
(42) 2012/05/04(金) 01:46:17[街中]
……オトモダチ、って。
[間を置いて、零れたのは呆れたような、困惑したような、なんとも言い難い、声]
まあ……平和っちゃ、平和ですけど。
[言いながら、がじ、と頭を掻く。
表情に、フクザツなものが浮かんでいるのは、ありありと見て取れるか]
(43) 2012/05/04(金) 01:47:30[駅前公園]
―風音荘―
皆もう集まってんのかな。
[合流を約束したうちの誰かが消えている可能性には触れずに、助け起こした後の右手は再びポケットへ。
ついでに片耳に刺していたイヤホンを外して]
え、あー……うん。
[普段は見かけによらず男勝りというか、そういった印象の方が強かった。
滅多に見ない涙に戸惑ったのもそうだが、礼の言葉>>37にまた僅かに視線を泳がせ]
……どーも調子狂うなー。
[菊子にならって公園に向かいながら、小声でぼやいた]
(44) 2012/05/04(金) 01:52:30[風音荘]
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