83 レトロ横丁の思い出屋
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[>>26 グリタの言葉に唇を引く]
ええ。必要なの。
言い換えれば、かかずらっていられないほどのものは、忘れるようにできているのよ。
ねえ、あなた。
“忘れてしまったから、大切に思ってしまった”
そう、思ったことはない?
(28) 2012/02/03(金) 22:19:51[路地]
私立探偵 ゾウサクが接続メモを更新しました。(02/03 22:25)
[少女>>28の問いかけに、ゆるく眼鏡の奥の瞳を細める]
それは、また、随分と皮肉な見方だな。
――思い出せないから気になる、気になるから、気になる理由をつけたがる、という言い分もあるかもしれないが……
それでも、そこに抱く思いはどんなものであれ、本人にとっては真実だろう。
いま、大切だと思うのなら、其れでいいんじゃないか。
(29) 2012/02/03(金) 22:26:32[路地]
編集者 グリタは、翻訳家 モミジを見つけて手を上げて挨拶した。
2012/02/03(金) 22:31:01
[プレーチェに心当たりを聞かれれば>>25]
あるとしたら……、
それが自分にとって辛い思い出だからというぐらいだな。
忘れた方が幸せだとしても、覚えておかなきゃいけないことがある。
(30) 2012/02/03(金) 22:32:38[社→誰かいそうな場所]
[>>29 グリタの言葉に頷き]
そうね。それも正しいわ。きっと。
でも、いつも思い出は、美しいものだわ。
手に入れなおしたものに、またかかずらっていられなくなることは、ないのかしら?
そう思っただけ、よ。
(31) 2012/02/03(金) 22:35:07[路地]
『なぜ、人は思い出を欲しがるのだろうね』
[金物屋の主人を思い出す。
カチャカチャと音を立てる金属音は、仕舞うかばんの中から。]
こんばんは、かな?
今日は立ち話の気分なの?
それとも、噂話を拡散する手段かな?
[手を上げて応えるグリタに微笑みを向け。
邪魔をしないように話に耳を傾ける。]
(32) 2012/02/03(金) 22:36:01[金物屋→]
[グリタの肯定>>24に言葉を継いで]
大切なことでも
忘れてしまうことはあります。
思い出じゃなくても。
ささいな約束や友人の誕生日……。
きりがないですね。
(33) 2012/02/03(金) 22:38:29[社→誰かいそうな場所]
芸人 レンが接続メモを更新しました。(02/03 22:38)
[>>30 レンの言葉に唇だけ緩めて]
そうね。あなた、真面目ね。
強いわ。少なくとも、強くあろうとしているわ。
ねえ。レン。聞いても良い?
用意した対価。それではない、どうしても渡したくないあなたの大切なものって、何?
それとも、あなたの対価は、貴方の全部?
(34) 2012/02/03(金) 22:40:51[路地]
そういうこともあるかもしれない。
けれどそれでも思い出したいという人だけが、あえるのかもしれないな……
[少女>>31の指摘にありえることだと頷いて。
思うことを口に乗せる。
モミジ>>32がレンと同じことを言うのに小さく笑い]
……たまたま、ってやつかな。
(35) 2012/02/03(金) 22:41:53[路地]
[挨拶しながらモミジがやってくる様子をまじまじと見つめ]
これからまたどこかに行くかもしれないですけどね。
[噂がデマだと確信した]
(36) 2012/02/03(金) 22:42:28[社→誰かいそうな場所]
箱入り娘 プレーチェは、モミジを見つけてほほえんだ。
2012/02/03(金) 22:43:02
対価、か…
[先日、何かが引っかかっていたのは。
もしかしたら対価かもしれないと、三人の会話を聞きながらぼんやり思う。
遠くで夕焼け色の探偵の姿が見えたなら。
手招きをして呼び寄せたりもするだろう。
奇妙な噂。翻弄される日常。
それでも人の繋がりが出来ていくのも、思い出屋の功績だろうかと、ふと思う。]
そう? どこかってやっぱり焼き鳥屋?
[レンの答えにへらりと笑って。
まさか噂の検証をされているとも思わずに。]
(37) 2012/02/03(金) 22:51:24[金物屋→]
─ 数日後 ─
[その後、何故かテンマの消息を聞かなくなってしまったのだが、思い出屋に彼が会った、という噂は流れてこない。]
……どうしちまったんだろうな。
[小腹がすいて、何か総菜でも、とぶらぶらと歩いていると]
おや、お揃いで。
[見慣れた人々の姿。]
(38) 2012/02/03(金) 22:52:49[事務所→]
―― たばこ屋 ――
[思い出を求めるのを止めた日から、
焼き鳥屋へは顔を出さなくなった。
マニキュア云々の噂はまだ知らず…]
こんにちは。
セブンスターのソフト箱をふたつ。
[横丁へ立ち寄るのは、昔ながらの
たばこ屋>>0:33へと足を運ぶときだけ。]
…期間限定パッケージはやめてくださいよ。
(+11) 2012/02/03(金) 22:53:17[たばこ屋]
[プレーチェが尋ねる>>34のには、しばらくの間を持って答える]
俺と、あいつ自身かな。
一緒に過ごしてきた日々だけは
渡せない。
[カバンの中にはネタ帳面が2冊。
ひとつは対価として用意したレン自身のもの。
もうひとつは、昔の相棒が以前自慢げに見せてきた
中身が半分も使われてないもの]
(39) 2012/02/03(金) 22:53:45[社→誰かいそうな場所]
……
[微かな呼び声>>*0は、――聴き流す。]
JTがどう言おうが、
ソレは味が違うんで。
[店番をする老婆に言っても詮無い苦言。
街角に交わされる"取引き"は油断なく。]
(+12) 2012/02/03(金) 22:53:59[たばこ屋]
[備え付けられた灰皿の傍、儘に一服。
小窓の下に据え付けられている自販機は、
むしろ子供が買うにちょうどよい高さ。]
…逆バリアフリー…
[そういえば昔は、煙草も子供のお使いの
定番だったなあ等と追憶に浸りもし――]
(+13) 2012/02/03(金) 22:54:18[たばこ屋]
そういえば、探偵さんの煙草…
どれだったかな。
[ふと想い出すのは、
探偵事務所でちらりと目にした黄色い*箱*。]
(+14) 2012/02/03(金) 22:54:27[たばこ屋]
[探偵もやってきたのをみて、手を上げて挨拶をする。
少女の尋ねに答える芸人の声を聞きながら、未だに対価すら決められていないことを思い返し。
其れから皆と言葉を交わしはするものの、どこか上の空だった**]
(40) 2012/02/03(金) 22:56:59[路地]
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