岡村さーん…てなにをさせるか!
…なんだのっぽ。
おっさんを村長にでもするつもりか。
残念だが私はまだ未成年だからな。投票権などない。
そいうことはおっさんどうしでやってもうらおうか。
[あまり状況を理解しない少女は、そう言ってゾウサクを見やった。]
おっさん…。
気の良いおっさんと思ったのに。
そんな物騒なモノで…私のテントに覗き穴を穿つつもりとは!
[叫んでイマリの背後に隠れた。]
役職ってのは、これね。
箱にはこれと一緒に薬っぽいのが入ってたけど、みんなの部屋にないの?
[珈琲に砂糖を足しつつ、ガイドを開いて役職説明と睨めっこ。徐々に眉間に縦線]
…。
ばっくんがゲーム詳しいし、それに従っておこう。今日は私の役職は秘密ってことで。
…ってそこ、出てくるなり人をロボコップ扱いしないでよ!
[塩の変わりに手に盛っていた砂糖を盛ったスプーンを投げつけ]
爆発してしまえ…
[イマリの背後から、ぼそりと悪態をゾウサクに投げつける。
ついでにイマリの襟元から背中にスプーンを忍ばせた。そして少女はいつの間にか手にしていたロープを、円を描くようにテントの周りにめぐらせ始めた。]
このロープの内側は私の部屋だ。
侵すべからず。…ただし!白線の上を歩く者を除く。
[マイルールを宣言してテントに潜り込んだ。**]
ゾウサクおじさんそんな趣味が。
うひぁ…!チーカーノーン。
あー、なんかどっと疲れた。
誰でもいいんじゃないですか。
これっていう情報もないし。ねぇ?
[腰掛けると珈琲を手にとり一口]
できれば、そのへんてこな生き物に投票したい。キモイから。
え?
こ、こういう感じ、かな?
[メモ用紙を2枚用意して、片方に「写真家」片方に「背高」と書いて、一枚ずつスカシカシパンの上に*乗せた*]