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あなたのナイフは、誰に向けられるのでしょう。
大事なものは、その腕に抱きしめて離さない方がいいと思いますよ?
[ヒューバートの傍らに居ない、小さな双子の少女の名は口にしないままのアドバイス*]
それにしても…
[この村の人間はいつのまに簡単に人を殺めるようになったのだろうと深く憂える]
もしかしたら…鏡の精度が落ちたのかしらね…
[ため息をつく]
[>>30薄い光を鋭く反射するメスに目を細めて、口元に乗せたのは、ほんのりとはしていても、確かな笑み]
なるほど、同じ結論。
[容疑者。
容疑者としてアーヴァインにあげられた人物]
あるいはこの結末こそがアーヴァインの仕組んだことだとしても……そう、その結論は、おそらく正しい。
[ペーパーナイフを手で弄び、言う]
[>>31アドバイスに、目尻にしわを寄せて]
ありがとう、ヴィンセント。
あなたがそれを本心で言ってくれいてるのならば……私はもう、あなたを疑わなくてよいのでしょうけれど。
[目を離せずに、けれど少しだけ、目元をゆがませた]
私にはもう、この世を判断する『基準』がない。
あなた、私を死ぬ気で説得しなさい。そう、言うつもりでしたが。
[くるりと指先で回したペーパーナイフを相手に向ける*]
あなた、私に殺される前に、ニーナの仇をとるつもりが、ありますか?
悲しいことに、ニーナが何を望んでいたのか、僕にはこれっぽっちもわからないしね。
[メスを取り出さぬままに薄く笑う]
この世界は色を失ってしまった。
僕が詩人だったら、そんなことを言っていたかもしれない。
ニーナの医師がWolFと同じで、あなたを殺すことであれば、私はあなたを殺しましょう。
あなたは、そう、思いますか。
[ペーパーナイフを構えたまま、ヴィンセントに問いかける]
ウェンディは、死にました。私の世界も色を失った。けれど……っ!
[ナイフを握りしめる。その手が震えた]
彼女が望まなくても。
私はこの『物語』を終わらせる。せめて……
[表情は、なにも映さない。ただ静かな声が、一瞬だけ揺らいだ。深く息をすって、吐く]
そうしなければ、私が『終われない』!
どのみち全員殺す。
あなたが言ったことです。容疑者全員排除する。
[ナイフを構えたまま、一歩、歩み寄る]
答えなさい。
ウェンディを殺したのは、あなたですか?
[振り絞るような声で、最後の問いを、する*]
[ウェンディが死んだ。
ヒューバートの言葉にわずかに目を見張る]
ああ、僕が殺したんだ。
[怒りか悲しみか、それとも別の何かなのか、目前の男の感情は測り知れなかった。
ナイフを持つヒューバートの手首を握り締めて、自分の頚動脈へ刃先を当てさせる]
そう言えれば、君はもしかしたら少しすくわれたのかもしれないね。
ウェンディがWolFにやられたのなら、今の君の様子から考えるにヒューバートはWolFではないね。
そして、ニーナもWolFではないということになる。
[緩んだ表情を見せてから、審判を待つかのように一度目を閉じた]
仇討ちの最短ルートは僕を飛ばすことだ。
ローズマリーとシャーロット、僕らが一人ずつやったらいいんじゃないかな。
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