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[道を歩いていると、二人の娘が話しているのが見えます]
あれは、萩原の所の娘と……余所者か。
[一瞬、眼光が鋭さを増します。そのまま脇を通り過ぎようとしました]
[少女の気後れを気にした様子もなくにこにこと]
学校の帰り? 今日も暑いわね。
ところで……、
[スッと橋の下を指差し]
あなた、猫は好き?
[指した先には、箱に入れられた白い子猫]
―神社への道―
[空を見上げながら歩くいつもの道。
神社に近づけば、こころなしか風が冷たくなった気がした。]
神様は……怒るのかな。
[雷は雷様が怒った証。
ここの神様も怒れば何かするのだろうか。]
雨雲は遠い…かな…。
つまんないな。
[小さく溜息をついた。]
……ああ。
[かけられた声に、表情を変えぬまま首を小さく縦に動かします]
何をしている?
[足を止めて覗き込むと、段ボールの中の白い塊が見えました]
[神社の階段を上れば人影が見える。
同じ日陰にいれば、自分にも影が落ちる。
いつもと同じように見る。]
――――――…。
[流行のフォークだったか。
興味がないからかよくは知らないが。
冷めた目でその姿を見上げた。]
甘い桃、素敵。
[しばしうっとりした表情]
……うん、捨て猫みたいなんだけど、
拾ってあげられないから困っちゃって……。
[ふと、鋭い視線を感じて振り返る。
少女は彼を『よしのさん』と呼んだ]
こんにちは。
ねぇ、あなた、猫は好き?
[少女にしたのと同じ問い掛けを青年に。
彼の問いには、それで答えになっただろうか]
[どこからか響いてくるフォークギターの音色。]
[写真屋の言葉には]
ああ、いえ…そこまでお手を
わずらわせるわけにはいきませんからっ
うちの可愛いコたちの写真を、いつもありがとうございます。
あとでお店まで取りにいかせてもらいますねぇ。
…写真屋さんも、これから集会場へ?
[しばらくストーンズの新しい曲を弾いていたがつかれてきて・・・
何の気なしにCMソングで流行ったどこまでもいこうをギターで弾いてみる。
と 階段下から見知った少女がこちらを見上げていた]
よぉ
[手をとめて 挨拶をした]
[空彦の注意が猫に移るとほっとしたように段ボールに寄ってしゃがみ込む。
手を伸ばしても、子猫に怯えるそぶりは無い。]
捨て猫だったら、連れて帰った方が良いんだけど……野良だったら、この子のお母さんが困るよね。
[母猫の姿を探すように辺りを見回した。]
別に好きでも嫌いでもない。
鶏や豚の方が好みだ。
段ポールに入っているなら、野良ということもあるまい。
[哀れな、と無表情のままつぶやきました]
………ナニ、してんの、それ。
[見上げたまま言った。
興味はないが。]
―――――…。
[それから視線を落として。
溜息をついた。]
[お母さんが、という少女に頷くも]
やっぱりそうだよね。困った。
[青年の現実的な意見に眉を下げる。
少女の隣にしゃがみ込み、子猫の額を指先で撫でて]
あなたに蛍川の御縁がありますように。
[小さく呟いた]
なんか、食べ物の好みみたいに聞こえる……。
[しゃがんだまま、ジト目で空彦を見上げた。]
じゃあ、ばあちゃんに聞いてみてうちの子にしようかな。
もし駄目っていわれても、集会場になら誰か貰ってくれる人が居るよね。
[そう言って、注意深く段ボールを持ち上げた。]
何もできぬなら、無闇に近づかぬ方が良い。それが互いの為だ。
[余所者に告げた後、萩原に向けられた一言には触れぬまま]
必要なら言え。
知り合いに声をかける程度のことはしてやる。
[少女が段ボールを持ち上げると、ホッとしたような表情で立ち上がる]
ありがとう。
あなたにも蛍川の御縁がありますように。
[少女に微笑みながら言って。
そして青年を振り返り]
あなたもありがとう。
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