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[ギンスイにぶつかりそうになり、]
おっとっと、すまんすまん。
鶏のほうにもすまんな。
[(いや、絞める手間が省けていいのか?)なんても思いつつ]
ん、手がどうした?何もしてないからなんともないぞ。
何もしてないのに割れるから問題なんだが。
ドジっことかおっちょこちょいとかそれ以前の問題だ。
[慰められると]
ん、落ち込んでるように見えたか、すまん。
いやこれでもましなほうでな、昔なんかもっとえらいことになってそれは阿鼻叫喚な・・・。
[そういえば今見た限りはコップやら何やら、色々とあぶなかしげな物のもあったりもしたが、皿一枚以外は落ちてないなあ、とか思い]
・・・今のは戸をあんまりばたばたやってたせいで落ちただけとかそういう問題か?
[起きた時の事を思い出し、ひょっとしたらとちょっと前向きに考えてみるが、再チャレンジするにも怖いような、せめて自分で落とした皿の片付けくらいしたいような。悩む*]
[ムカイに言われたとおり、大広間の扉は開けたまま、水晶球に手を伸ばす]
……?
[真っ黒い水晶球は、光を反射するけれど、月明かりに透かしてみても中は見通せなかった]
黒い水晶球に入ったってことは……アンさんはここに居るってことだから……やっぱり、魔力が足りない?
あう……魔法使える人って言うと……ムカイ先輩?
[なんだか、思った以上に大変らしい>>36。
も一度、ぽむっておいた。
皿へ目を向けるのには、ふるふる横に首を振る。自分がやるつもりらしい]
…、?
[と。
丁度良いので、窺うように首を傾げてから、ゾウサクの帽子へ、その花へ手を伸ばし]
っ?
[突然聞こえた声。
しかし、多分、目の前のゾウサクには聞こえていないのだろう。
おそるおそる、もう一度指を伸ばし。
今度はしっかり手に取ると]
…、
[こくり。
頷くのは、ゾウサクへでなくて、花へ。
ごそごそ、ポシェットから取り出したるは、白い花のプリントされたシール。
ぺたり、ゾウサクのおでこに貼り付け。にこり]
[多分わけが分からないゾウサクに、何か問われればジェスチャー出来る範囲で答えるだろう。
とりあえず、皿を片付けて、材料があればオムレツを作ってから、大広間へ戻るつもり*]
なんだろう。これ……
[きらっとしたものが視界に入る、袖口から伸びる、きらきらとした銀色の糸]
んー……?
[明らかにブラウスとは違う白さ。ひっぱっても切れない。意外と丈夫だった]
どこかと……繋がってる?
[糸は、1〜2m先でふつりと見えなくなるけれど、先があるような*感じがした*]
美ニワトリ。
[>>20ゾウサクの言をニワトリを見ながら繰り返す。
ニワトリが光り輝いた気がした]
そうそう、ここですよここ。
この冷蔵庫がこの子らの保温器。
[発見された厨房に一歩遅れて脚を踏み入れる。
砕けた皿には]
あたしやりますよ。
箒はどこかなー。
あ! しまった……。
アンさんにアイロンの場所を借りてから、魔力貰うんだった。まさか水晶球に入っちゃうとは思わなかったなぁ。あうう。
箒っていうか箒だけどなんていうか、そう、魔女の箒…。
[児童書に出てきそうな形の箒に、徐に跨ってみたり。もちろん浮かんだりはしない。
>>41ギンスイがゾウサクに貼ったシールには]
お似合いですよ。
[いつかと同じように真顔で。
コンロに向かうギンスイを横目に、割れた皿を手早くかき集める]
[キクコに少し遅れて大広間に顔を出す。
厨房の扉も開けていてくれる筈だ。たぶん。]
お待たせ…ってアンさんいないのか?
[真っ黒の水晶玉を後ろから覗き込み、突付く。
青色に染まり伝わるヴィジョン。]
――…アンさん!?
[脳裏に一瞬だけ塔にいるアンが見えた。
反射的に引いた手を見る。水晶玉は黒々としたまま。]
さっきは卵しか見てなかったから気付かなかったのだけど、見たこともないようなラベルの何かが並んでいるのね……
[冷蔵庫の中やら、戸棚の中をゴソゴソ]
あ、スパム発見〜。
食べてもいいのかなこれ。
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