情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] 絞り込み / 発言欄へ
あ、いや、ええと?
[なにか地雷を踏んだらしい。
だが、当然のことを口にした以上の心当たりを思いつかない男は、目を白黒させるだけで]
あ、うん。
[頷く]
いってきまーす。
[退散を決め込んだ*]
……ったくもー、もっと言いようあるでしょうがっ。
あーもー、珍しくオシャレしようと思ってミュール買ったけどさぁ。
履き慣れないわ歩き難いわ靴擦れ起こすわ散々だわ。
挙句にサンダル呼ばわりとかなんなの。
そりゃあ私はお淑やかでも何でもないわよ。
家に引き篭って物語書いてるだけだし、ヒッキーもいいとこだわ。
お爺ちゃんがお婆ちゃんみたいになって欲しいって同じ名前つけてくれたけど、私生まれる前にお婆ちゃん死んじゃってるからどんな人だったか分かんないし。
同じ誕生日で同じ名前にしたからっておんなじようには育たないわよっ。
私は私だっつーの!
[零れ落ちる文句は段々と明後日の方向へ]
― いま ―
[最大ボリュームの追撃に、つんのめりそうになりながら]
さすがモミジさん。
[ぽり、と頭を掻いた後、とこらえきれずに笑う]
女子力っていうか、
女性らしい、とは思うけどね。書いている本とか。
[明後日の方向へと続いている文句は耳に届かないから、
安心してつぶやいた*]
[どうにかこうにか、アンと、それからケンの顔を見て理解する]
おかえりなさい、ですかね。
少しだけ、あなたたちより多く年を取ってしまいましたよ。
─ 2014年 夏祭り ─
え、ケン君それ二つとも一人で食べるの?
お腹壊さない?てか溶けちゃわない?
まぁでも待ち合わせじゃないなら良かったー。
アン探してたんだけど見つからなくてさ、ちょっと今動きたくなかったんだよ〜。
あの子携帯持ってないから連絡つけられないしさ〜。
はぐれた時用に待ち合わせ決めとけばよかったんだけど、決める前にいなくなっちゃってー。
ね、ケン君。この後暇だったらだけど、アン探すの手伝ってくんないかな〜。
お礼になんかおごるし、ほら、アンと合流できたらケン君両手に花だよ?
─ 2014年 夏祭り ─
と…え、いいの?
イチゴも食べたかったんじゃないの?
や、私も暑いし食べていいなら喜んでもらっちゃうけど。
…あー、うん。
折角冷たいのが溶けちゃうのは勿体無いね。
んじゃ遠慮なくもらっちゃう。
えへへ、ありがとねー。
しかしカキ氷のシロップってしっかり色ついちゃうよねー。
私ブルーハワイ好きなんだけどさ、あれってすっごい青になるじゃん、舌とかもろに。
その点イチゴはいいよね、唇赤になっても可愛いしー。
お化粧とか柄じゃないけど、口紅ひいてもらったりしたみたいじゃない?*
─ むかし 祠 ─
[鳴弦の響きの後、聞こえたのは何かが落ちるような音]
[視線巡らせた先にいたのは、一番最初に消えた少女と]
……あなた、は。
[知らぬ姿に、ぱちり、瞬く]
[戸惑う所に、アンが化粧師さん、とその人に呼びかけるのが聞こえた]
[それが微かな記憶を繋げて]
[祭りの時に訪れていた化粧師だと気づく]
[今世で握りつぶされ、散る花弁を視界に収め。
何かの終わりを察する。
祭りは、無くならないだろう。
花盗人も、いなくならないだろう。
しかし、そこに力が宿らなければ――。]
解った。この花と引き換えに。
帰る道を教えてあげる。
[彼女の本音。
くつり――。
紅く引いた紅で笑む唇。
青い星砂はサラサラと散りばめられて。]
さぁ、お帰りなさい。
戻ることを願われているのだから。
[やがて一筋の道が出来たのなら。
今世へ帰る、道しるべとなろう。]
―― 回想 はざまで 再会を望む時 ――
[青い小さな花を携えた姿は、誰かの姿を待つ。
同じ遣いを受けた、その姿を。]
戻ることを望まれているのならまた、
帰る場所に待つものも居なければ…
寂しいものじゃないのかね?
[さて、記憶が薄れていた「コエ」の持ち主は。
此方へ戻ってくるのか、それとも――*]
―― 2014年 8月 1日 ――
ちょっと! 栂村! これお釣り多いって!
[手渡された五百円玉二枚を返そうと、追いかけるがなかなか捕まえられず。]
くっそー、どうすんのよ、この小銭。
[口惜しそうにビール酒まんじゅうに齧り付く。
メイクが崩れたらあいつに直してもらおう。
そんなことを考えつつ――]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了