人狼物語 執事国


189 あおいろ幻歌

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合唱部員 イマリ

[ウミの問いかけに答えたのは、正直な気持ち。

兎の話を聞いて。
早くしなきゃいけないって思うのに。

後少し、もう少し。
先延ばしにしたい、そんな自分が後ろめたくて、苦しくて。

涙を零した瞳は、>>2優しく触れられる温もりに数度、瞬き]


おじい、ちゃん。

[>>3思うようにしなさい。
その言葉に、色素の薄い黒目が揺らぎ、視界が滲んだ]

(59) 2016/07/23(土) 01:43:59[商店街の中ふらふら]

合唱部員 イマリ

[優しい声に、気遣いに。自分は一人じゃないことを教えられた。
いや、最初からアタシは、独りじゃなかった。
コエを繋ぐ人がいてくれた。
同時、胸を過るのはあの子のコエ。
かちり、かちり。
何時の間にか、アタシの中で形を成してきたナニかが、動きだしそうで]

…あのね。
アタシ、おじーちゃんに───

っ、おじーちゃん!!

[伝えなくちゃ。
そう思った瞬間、ウミの身体が、存在が希薄になっていって。
咄嗟、伸ばした手は宙を掴むだけで、引き留めることは出来なかった]

(60) 2016/07/23(土) 01:44:46[商店街]

合唱部員 イマリ

おじー、ちゃん。

[消えてしまった。目の前で。
呆然と見開く瞳は、けれど涙はこれ以上零さなかった。

時計の針を進めたくなかった、時間を止めたままにしていたかった。
だから待って欲しかった。探してほしくなかった。
でも、流れを隔て続ければ、歪みが起きるのは当たり前だ。

だから、これは自分の─もしかしたら、同調していた彼と二人で─起こるべくして起きた事。
その結論を導き出せば、自ずと足の向かう先は決まる。
この場を離れかけたその足は一旦止まり、ウミが居たその場所へと向き直り]

(61) 2016/07/23(土) 01:45:38[商店街]

留学生 パオリン

ねえ、あなた。
誰かが歌っている声が聴こえていますか?


[喉の渇きに耐えかねて買ったジュース─今時珍しいガラス瓶─を手にして道に面した民家の軒下にしゃがみ込んでいる。
視線の先には、首を傾げた丸い瞳の猫。]

……、あなた返事してくれませんね。あのうさぎはしゃべっていたのに。

[いや、そもそもうさぎが喋る事の方がおかしいので。]

(62) 2016/07/23(土) 01:47:13[街のどこか]

合唱部員 イマリ

…ごめんね。

アタシ、もう、逃げないから。



───ありがとう。

[いつでも会いにおいで、と微笑んでくれたその人に謝罪と感謝を紡いだ後。
歪みを正す為に、コエが繋がれたその人の元へと駆けだしていった**]

(63) 2016/07/23(土) 01:47:35[商店街]

合唱部員 イマリ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/23(土) 01:57:45

化粧師 ンガムラ

そうだな、なーんかここが現実じゃねえって、改めて判った気いするわ。

[今まで、そこんとこあんまり疑問に思わなかったのが不思議だけど、それは多分...]

え?

[ふいに、ゆらと水の中の朝顔が一斉に揺れた]

なん...え??

[突然しゅるしゅると、水の中から伸びてきた朝顔の蔓に、俺は腕を絡めとられて]

お......わあっ!?

[気付けば、海の中に、引き込まれていた]

(64) 2016/07/23(土) 10:27:10[海岸の方]

化粧師 ンガムラ

そらのあお うみのあお

[歌が聞こえる。

不思議に、溺れるような苦しさはない。

ただあおの中、朝顔が揺れて...]

(泣いてるのか?)

[ぽう、とあかるい光が顔を照らした。懐の中に隠した手紙が、金色に光っている**]

(65) 2016/07/23(土) 10:32:46[海岸の方]

若旦那 ゼンジ

 いや、現実じゃないのは最初からわかってたけど。

[距離を隔てても聞こえるコエの事があるから、そこの認識は最初からあって。
そう言えば、彼女はどうしているだろうか、と。
意識を逸らした瞬間、その異変は起きていた]

 ……て、ちょ、まっ……。

[しゅるりと伸びた朝顔の蔓が我邑を捕えて海へと引き込んでいく。
突然の事に呆気にとられたのは、数瞬]

(66) 2016/07/23(土) 12:47:43[海辺]

若旦那 ゼンジ

 えーと、近場に、誰かいませんかねっ!

[続けて張り上げるのは、普通の声。
引き上げるにしろ何にしろ、手が足りないのが現状だから、というのが主だけれど。

ここに呼ばれた者たちが集まった方がいい、と。
そんな気持ちも、少なからずあったから。*]

(67) 2016/07/23(土) 12:48:21[海辺]

化粧師 ンガムラ

[揺れるあおと朝顔の向こうで、うずくまるように泣いている娘がいる。]

 『探さないで』
 (どこにいるの)

 『見つけないで』
 (もういちどあいたい)

 『だって、見つけられたら』
 (あえたらきっと)

 『また離れなければいけないから』
 (ずっと いっしょに...)

[うん、わかるよ、俺にも判る。
でもきっと、そこにうずくまっていたら、だめなんだ]

(68) 2016/07/23(土) 13:33:24[海岸の方]

化粧師 ンガムラ

[懐に入れた手の中に、固い感触がころりと落ちた。俺はそれを引っ張り出して、やっぱりな、と笑う]

(金の、螺子かあ...)

[螺子の放つ光に気付いたのか、うずくまっていた娘の顔がすこし上がったように見えた]

そらのあお うみのあお

[ふたつのあおが混ざり合えば、いつか海も空もひとつに......なる?**]

(69) 2016/07/23(土) 13:41:07[海岸の方]

化粧師 ンガムラ、/*出掛ける準備に入った**

2016/07/23(土) 13:43:45

若旦那 ゼンジ

[呼びかけの後、水底へと目を凝らす。
ゆら、ゆらりと揺らめくいろの奥。
目に入ったのは、座り込む誰かの姿。

それは自分の目には、見知った誰かに重なって見えて]

 …………。

[いつか言われた、『ごめんね、捜さないで』という言葉。
それに違う言葉が重なり響く。

『許されるなら、捜しにきて』と]

 ………………。

[は、とひとつ、息を吐いて。
鎖で繋いだ小さな輪二つを握り締めた]

(70) 2016/07/23(土) 14:29:12[海辺]

若旦那 ゼンジ

 …………ばぁか。

[ぽつ、と零れ落ちたのは短い言葉。
それは、今はいない者と自分自身、両方にかかるもの]

 ほんとに、あれだよな。
 ……いっつも、計算と先読みばっかで。
 それに助けられてたのは、否定しねぇけど、さ。

[握り締めた手の中がひいやりする。
そこにあるものが、形を変えて行くような、そんな感触が伝わってくる]

(71) 2016/07/23(土) 14:29:17[海辺]

若旦那 ゼンジ

 ……一人で抱えて、考えすぎなんだよ、って。
 いっつも、言ってたろうが。

[それはいつの間にか、自分の気質になっていたのは笑い話……にはならないか。

そんな事を考えながら開いた手。
そこにあるのは、濃藍色の小さな鍵。*]

(72) 2016/07/23(土) 14:29:21[海辺]

村民便り(村建て人)




[──『鍵』と『螺子』が揃った後]
 
 
 

(#0) 2016/07/23(土) 14:57:58

村民便り(村建て人)

『やあやあ、どうやら無事に見つかったみたいだねー☆』

[近くで揺れる朝顔の茂みから、ぽぽーん、という感じで飛び出した兎は、しゅたっ! と着地しながらお気楽な口調でこう言った。
それと同時に海の水がざざっと円形に引いて、沈んでいたものたちが姿を見せる。

兎がひょい、と手を上に上げたなら、現れた『鍵』と『螺子』はふわっふわのその手の上へ。
それらが放つやわらかなあおい光に、兎はどこか満足げに目を細めた]

『……ああ。
 見つかったんだね、『自分がどうしたいか』の、最適解』

[ぽつ、と小さく呟いた後、兎はくるりとその場で一回転して、それから。
手にした『鍵』を空中に向けてつき出し、くるり、と回した。

かちり、と小さな音が響く]

(#1) 2016/07/23(土) 14:58:21

村民便り(村建て人)

『さがしたいもの、さがせないもの』

『むきあいたいもの、むきあいたくないもの』

『わすれたいもの、おもいだしたいもの』

『……『刻』は、ほしいものといらないものがたくさん交差して、編まれてる』

『絶対の正解なんて、どこにもないんだよね』

[歌うような言葉と共に、突き出されるのは『螺子』。
それが回るに合わせて、きりきり、きりり、と音がする]

『でも、それなら、自分がほんとに望むものに』

『手を伸ばして、先へと進む』

『それが、『世界』を生かす力にかわるんだ』

(#2) 2016/07/23(土) 14:58:52

村民便り(村建て人)

[きり、きりり]

[兎の手の中回る『螺子』]

[やがて、鳴り響くのは時計の鐘の音12回]

[直後、かしゃん、と何かが砕ける音が響きわたった]

[それは、世界を隔てる壁が砕ける音]

(#3) 2016/07/23(土) 14:59:11

村民便り(村建て人)

『さぁて、これにてぼくのお仕事しゅーりょー!』

『いやあ、完全に沈む前に間に合ってよかったね!』

『あとは、望む時に望む場所に帰れるはずだよ!
 ……うん、多分、ね!』

[最後の最後に不安な事を言い残し。
兎は手にした『鍵』と『螺子』を空へと投げ上げる。

投げ上げられたそれは光を放ち、その粒子が沈んでいたものに、『鍵』と『螺子』を抱えていたものたちに降り注ぐ。

光の粒子がちらちらと舞い落ちる中、くるり、踵を返した兎はてんてん、てんてん、跳ねて、消えた。**]

(#4) 2016/07/23(土) 14:59:36

合唱部員 イマリ

[逸る心そのままに、波音に向かって駆けていく。
その先が正しいという確証は無かったけれど、でも]



── 呼んでる。


[こっち。こっちだよ。
幼いコエが、誘導するように聞こえてくる。

あの子のコエ。
大好きだった、大好きな、大好きなのに記憶に封じ込めていた、あの子のコエが]

(73) 2016/07/23(土) 18:56:30[夢中で駆けている途中]

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生存者 (5)

若旦那 ゼンジ
80回 残6361pt
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39回 残7385pt
化粧師 ンガムラ
60回 残7114pt
留学生 パオリン
3回 残8917pt
学生 ハツネ
43回 残7589pt

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