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― 7月8日 ―
[ワカバの家の前。
ブロック塀に座って、学生鞄を横に放り投げ、両手をポケットに突っ込んで彼女を待つ。
彼女が玄関の扉を開けたら、片手を挙げて照れくさそうに微笑んで。]
よっ。
俺、生き返っちまったみてぇ。
……学校いくか?
[告白も。何もなかった*フリをして*]
ち こ く するー!
[がん、ばたん、と扉をあけて。
履きそこねた靴を取りに戻って]
行ってきまあ……
[叫びかけた声は、夢でも幻でもないらしい、その姿に遮られる]
……ああああ!
[びしり、指をさして。
上から下まで穴が開くほど見て]
足がある!
[町内に響くほどの声を上げて――**]
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